二十歳の集い。
2026年1月14日 12時16分こんにちは、村瀬です。
3連休はいかがお過ごしでしたでしょうか。
積雪も見られるなど、天気は荒れ模様で、
身を縮めて生活していた村瀬です。
おかげで肩こりと腰痛を悪化させてしまいました。
ところで、この3連休の中日(なかび)に、
日進市では「二十歳の集い」が開催されました。
市内のいたる所で、
美しい振り袖(そで)や袴(はかま)、
新調されたスーツなどに身を包んだ、
素敵でまぶしい人々が見られたことでしょう。
その集いに、村瀬、招待していただきました。
年度によって違うようですが、
通常は中学3年時の担任陣のみを招待するところ、
実行委員の皆さんが、
小学校6年時の担任にも声を掛けてくれたのです。
式は前後半に分けられており、
日進中、東中は前半、
西中、北中は後半となっておりました。
当時村瀬は、おとなりのA小学校に勤務しておりましたので、
前半に参加させていただきました。
ちなみに、本校校務主任のY先生は、
当時、西中にて、3年生の学年主任を務めており、
後半の部に来賓として招かれておりました。
式のしおりには、
Y先生の心温まる祝辞も掲載されておりました。
村瀬が会場である市民会館に足を踏み入れると、
わーきゃーわーきゃーにぎやかな雰囲気でした。
式が始まる前、
何人かの卒業生が、声を掛けてくれました。
「村瀬、私誰だか分かる?」
と、振り袖姿の卒業生3人組に質問されました。
そう尋(たず)ねられるだろうと予想していた村瀬は、
来場前、
卒業アルバムを熟読して予習をするという行動をとっておりました。
はっはっは、
想定の範囲を出られぬとは、まだまだよのう、
と内心にやりとしていました。
が、実際顔を見て、
その変貌(へんぼう)ぶりにびっくり。
誰一人、答えられませんでした。
「化粧したら、ずるいよ」
と、こぼす村瀬でした。
それでも、その後、
11人中、7人の名前を言い当てたのですから、
まずまずの成績だったのではないでしょうか。
特に男子は、全員正解しました。
いざ式が始まると、
瞬時に厳(おごそ)かな雰囲気となり、
誰もが二十歳にふさわしい立派な態度で臨む姿に変わりました。
ああ、立派に成長しているんだなあと、
思わず胸が熱くなりました。
式中、二十歳を祝して、
様々な起業からお祝いの品が贈られていることが紹介されると、
一斉に紙袋を漁(あさ)り、中身を確認して喜ぶ姿が見られました。
ああ、変わってないんだなあと、
思わず口元が緩(ゆる)みました。
式後、実行委員の皆さんが考えたイベントが行われ、
数多くの恩師からメッセージが送られました。
村瀬も、一緒に学年を組んでいた先生とビデオレターを準備して、
お祝いの言葉とともに、
「いつかの我々を支えるために、
ちゃんと年金を支払いましょう」
という、極めて社会科教員にふさわしく、
かつ、極めて打算的なメッセージを送らせていただきました。
各方面からヤジが飛ぶかと思いましたが、
笑い声が響いたのでよかったです。
大変な盛り上がりを見せた恩師からのメッセージでしたが、
来賓の方からの祝辞を含め、
「今日を迎えることができて」
という言葉が何度か二十歳のみなさんに伝えられました。
その続きは、
「幸せなこと」「喜ばしいこと」
という前向きな言葉が入るのですが、
村瀬も全面的に賛同します。
彼らが生きてきた20年近い歳月は、
決して平坦な道ではなかったでしょう。
彼らには、中学3年という大きな節目において、
コロナ禍に巻き込まれてしまった歴史があります。
学校生活に限らず、
誰にも山があり、谷もあったはずです。
本人だけでなく、
家族をはじめ、その周りにも変化はあるものです。
それらを乗り越えて、
この会に参加できている、
それは「当たり前」のことではなく、
大げさかもしれませんが、
「奇跡」と呼んでも差し支えないのかもしれません。
はるか昔、
村瀬も同じように主役として「成人式」に参加しました。
その際に、
一緒に参加できなかった友人がいました。
若くして、逝去(せいきょ)したためです。
また、直接担任をしていたわけではありませんが、
関わった学年の教え子の中にも、
二十歳を待たずして、旅立った子もいました。
さらには、我が子や教え子が、
二十歳の節目を迎えたときを
ともに祝福することが叶わなかった方もいます。
「今日を迎えること」ができたことを祝う言葉が響く度、
それらの方々の顔が浮かびました。
思ったような道のりを歩んで来られなかったとしても、
現在進行形で苦しみを抱えていたとしても、
今日、ここにいられるということは、
本人にとっても、
それを見届けられた周りの人々も、
実に幸せなことなんだなと改めて感じます。
最後になりましたが、
二十歳を迎えられたみなさん、
おめでとうございます。
この先もきっと、
いろいろなことが待ち受けているでしょうが、
あなたが、ただ、そこにいる、
それだけで、誰かを幸せにしているものです。
どうか、行けるところまで、
その歩みを進めてほしいなと願います。
もちろん、時折、のんびりしながらね。
先生たちは、
ずっとあなたを、
応援していますよ。
それでは、また。