失敗。
2026年6月9日 16時59分こんにちは、村瀬です。
先日、この地方の梅雨入りが宣言されましたが、
それにふさわしく、曇り空の多い毎日が続いております。
暑くなりすぎないのはいいことですが、
気分までグレーにならないようにしていきたいものです。
ところが村瀬、
先週はぶつぶつを、
オフィシャルぶろぐ「今日のオレンジキッズ」の方に掲載するという、
とんでもないヤラカシをかましてしました。
「なんだこのしょーもない話は!
お前の作った弁当が砂漠化した話なんぞ、
公的機関に載せるんじゃない!」
という苦情が殺到してもおかしくないところですが、
どうやら苦笑いで静観していただいているようで、
今のところお咎(とが)めはございません。
予期せず不快な思いをしてしまった、
オフィシャルぶろぐのみをご覧いただいている皆様に、
心より謝罪を申し上げます。
申し訳ありませんでした。
と言っても、
そのような方がこのページを覗いているはずもありませんので、
全く意味のない謝罪となっているのでしょうが。
失敗は続きます。
提出した書類に誤字脱字が多く発見される、とか、
提出したと思っていた書類が手元で発見される、とか、
伝えるべき内容を伝えるべき人に伝え忘れる、とか、
毎日のようにやらかしては、
各方面にご迷惑をお掛けしておりました。
職場だけではなく、
プライベートにおいても、
レンタルしていたDVDの返却を忘れて延滞料金を払ったり、
相方に「ちくわ」を買って来るよう指示されたのに「カマボコ」を買ってきたり、
くしゃみした勢いでおでこを扉(とびら)に打ち付けて悶絶(もんぜつ)したり、
もう、散々でございました。
といわけで、心もすっかり梅雨空色になっているわけです。
さて、今年度は、
先日もぶつぶつしましたが、
村瀬は5年生の社会科を受け持っております。
現在、「低い土地のくらし」や「高い土地のくらし」について、
それぞれが探究(たんきゅう)し、まとめるという活動を行っております。
どのクラスも驚くほど集中して作業にあたっています。
限られた時間の中で、
「あれも知りたい」「これも知りたい」という思いをもち、
自分からグイグイと資料を探し、まとめている子どもの姿を見ていると、
心から感心してしまいます。
授業中友達としゃべり倒し、
毎日のように呆れられ、叱られまくっていた5年村瀬に、
現5年生の子どもたちの、
爪の垢(あか)を煎(せん)じて飲ませてやりたいくらいです。
今回は、タブレットのアプリを使ってまとめさせております。
その操作の的確さや技能を身に付ける速さにも、
驚嘆(きょうたん)させられます。
文字の編集や画像の加工など、実に巧(たく)みにまとめていきます。
「デジタルネイティブ」とは、よく言ったものだなあと、
感心ばかりしている、初老村瀬です。
そんな作業中、「村瀬、ちょっと」と少年から声がかかります。
「どうしたのだね?」
「なんか、文字が打てなくなっちゃった」
「そりゃあ、大変ですな」
「どうすれば戻る?」
「…分からぬ…」
明らかに落胆(らくたん)する少年。
すると、となりの席の少女が、
「私、戻せるよ」
といって、ちょいちょいちょいと操作をし、
すぐに問題を解決してくれました。
「おお、お見事ですな!」
と、村瀬が称賛すると、
「私、このボタン押しちゃって、
動かなくなったことあるから」
との返答がありました。
他のクラスです。
ぐるぐると作業を見回っていると、
とても質の高いまとめ方をしている少年がいました。
「ほお、
これはこれは、がんばっておられますな」
そう声を掛けると、
「だって前のとき、
うまくできなかったから、
気合い入れてやってる」
前回の単元でも同じような活動を取り入れたのですが、
少年はそのときの自分に納得がいかなかったようで、
調べる手順やまとめ方に工夫をしていたのでした。
そんな子どもたちを見ていると、
やはり「失敗」は、
次へのステップにつながる、
大切な「踏み台」になるんだなあ、
と、しみじみ感じます。
学校は「失敗」の宝庫です。
毎日のように、どこかでだれかが失敗します。
時には、恥ずかしくなったり、恐くなってしまったりする、
そんな気持ちも、分かります。
しかし、
これまでの自分を跳び越えていけるように、
「踏み台」となることを教え、
背中を押してあげることが、
私たち教員の大切な使命なのだと思います。
失敗を踏み越えた少年少女を見ていたら、
村瀬の心の色が少し明るくなりました。
さて、
近頃の失敗をどう生かしていこうかな。
とりあえず、落ち着いて、丁寧に生活しようか。
苦手だけど。
それでは、また。