【令和5年度】校長ブログ

いざというときどこまで落ち着いた大人でいられますか

2023年4月27日 08時37分

今朝児童が登校して間もなく、突然校内に火災報知器のサイレンが鳴り響きました。火災報知器が作動した箇所を確認したところ、誤報であることが分かりました。すぐに誤報であることを知らせる放送を入れ、混乱はなかったわけですが。

皆さんはこのようなことが起きたら、どう思われますか。

① 誤報である、誤報であろう、と思ってしまい、あまりあせらない。

② どうしよう、どうしたらいいだろう、とあせるばかりで何もできない。

③ 何が起きているのか、どうなっているのか、何か自分にできることはないか、と考える。

それぞれ置かれた立場で思いはそれぞれとは思います。万一のとき、どのような行動をとるのか、考えて置く必要は大いにあるな、と改めて考えさせられました。

最近、耳にしていませんが、緊急地震速報もいつ何時、どのような状況下で出されるか想定できません。起きてしまう災害はなかなか防ぎようがないのが現実です。でも大人も子どもも命を守り、被害を少なくするための意識は大切です。あせっている大人が周りにいたら、子どもが落ち着いて行動できるはずがありません。いざというときに落ち着いた行動のとれる、子どもたちを守ることのできる大人でありたいものですね。