なしっこだより

11月26日 能楽鑑賞・名古屋城(6年生)

2024年11月26日 14時26分

 本日、6年生は名古屋城近くにある名古屋能楽堂で能と狂言の鑑賞をしました。演目は、狂言「附子」と能「羽衣」でした。この2つの演目は、一昔前の中学校の音楽の教科書に載っていました。6年生にとって狂言や能の世界を全て理解することは難しいと思いますが、あの能楽堂の舞台を生で観る機会は滅多にありません。空気を感じ、演者の所作を観て「日本の伝統文化」を感じてもらえていれば幸いです。私は、中学生に能を教えるとき「織田信長や豊臣秀吉が大好きだった」「昔の娯楽、今に例えるとYou Tubeかな…」と言うと、子どもたちは「信じられない」という声がよくあがっていました。このゆっくりな動作が眠くない時代は、今と違って移動は全て歩き、速くても馬だから「人間が感じる速さが今と違う」と話すと皆、妙に納得してくれていたのを思い出します。今はYou Tubeを倍速で観るのが普通になってきていると聞きます。人間はどこまでスピード感を求めていくのでしょうか…

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