モンゴルのお祝いの儀式から始まり、写真パネルや道具、模型などを使って、モンゴルの国、遊牧民の生活や住まいについて説明がありました。

　物語に出てくる馬頭琴の演奏、

モンゴルの民族衣装の代表児童の試着、

輪になって全員でのモンゴルの踊り、

「スーホの白い馬」の歌など、十分にモンゴル文化を体験しました。

　ちなみに、物語「スーホの白い馬」のあらすじは、簡単に表すと以下の通りです。

　モンゴルの草原に貧しい羊飼いの少年スーホとおばあさんが暮らしていました。ある日、弱った白い子馬を拾い、ハルハと名付け、大切に育てました。スーホはまるで兄弟のように仲良く暮らし、やがてハルハは立派な白馬になりました。町の競馬大会に参加し、１位となったハルハは王様に取られてスーホは離れ離れになってしまいました。悲しんでいると、背にたくさんの矢を付けたハルハが現れ、スーホの手の中で力尽きて死んでしまいます。夢の中で「ハルハのなきがらを使って、琴をつくりなさい」と言われ、馬頭琴を作ったというお話です。