5月24日(木) 1年生を迎える会(児童会主催)・租税教室(6年)
2023年5月25日 13時23分本校では、なしっこ班(縦割り班)が毎年結成されています。これは、本校の大きな特徴の一つで、一年間この班で清掃や児童会の行事に参加することになります。1年生から6年生まで異学年で結成するため、上級生が下級生に優しく接したり、リードしたりする姿が先輩から脈々と受け継がれています。
今日は、そんな「なしっこ班」の始動の日となりました。まずは、全校の半分の人数で「1年生を迎える会」を体育館で行い、半分は教室で自己紹介をして名簿を作成し、掃除の役割分担を考えました。
「1年生を迎える会」は、児童会主催でゲームを2つ行いました。ここからは写真を交えて紹介します。
まずは、児童会からゲームの説明を受けました。
「爆弾ゲーム」 校歌が流れている間、なしっこ班でボールを回しました。
校歌が止まった時に、ボールを持っていた人は…罰ゲームでなく、「幸運の持ち主です」と児童会役員が紹介し、みんなで拍手をしました。
次は「王様ジャンケンゲーム」舞台上の役員とジャンケンです。勝ったらそのまま、負けとあいこは後ろに回って座ります。15回じゃんけんをして班員が残れるかが勝負です。
今日は、この「1年生を迎える会」が楽しみだったのか、登校時の児童の足取りはとても軽かったように思いました。やはり、楽しみがあることは大切だと実感しました。
2時間目からは、6年生の租税教室のために、昭和区税務署より、武山先生がいらしてくださりました。武山先生は、もう10年以上毎年梨の木小学校にいらしてくださっています。教室に行くと、大盛り上がりで、難しい「税」の話をとても分かりやすく、楽しく教えてくださりました。あまりにも手を挙げるので、すごい!!と思っていたら、発言の後に良いことがあったようです。子どもたちはゲンキンです。
どんなところに税金が使われていると思いますか? 警察・消防・図書館・市役所… と答えたら、なんと鉛筆をいただいたようです。なので、子どもたちは必死になって発言しようとしていました。
子ども一人につき、教育費として税金がどれだけ使われていると思いますか?
子どもたちは、はじめ数万円と答えていましたが…答えは…90万! 小学校を卒業するまでに540万円かかっていると知り、子どもたちは驚いていました。
税金はどのように集められているというお話から、どれが公平な税の集め方なのか考える場面がありました。そして、みんなはどんな税を考えられるか?という質問に子どもたちはそれぞれ思い思いのことを発表しました。「リア充税… ニート税… ゲーム税… 課金税…」いろいろなアイデアが…
最後は、税金を正しく使うためにも、きちんと選挙に行って自分たちの代表を選ぶことが大切であることも触れられました。とても大切なことをたくさん学んだ租税教室でした。