業前体育 5年生
2024年4月26日 09時05分本日の業前は5年生が徒競走の練習をしていました.
そこでは、驚きの光景が見られました。
並び順を子どもたちが確認しながら、子どもたちが指示を出し、そして指示を受けて子どもたちみんなが協力して走順通りに並んでいました。
教員は、その間指示を出さず、我慢してじっと見守っています。
子どもたちが受け身ではなく、自分たちで課題に取り組み、そしてその課題を解決していく姿に赤池小学校の基本理念が伝わってきました。
並び方が確認出来たら、いつでもすぐに並べるように、教員が一度全体をばらけさせ、またすぐに並ぶ練習をしました。
その時も、全員が何をやるべきか、全体を見渡しながら、問題に気付いた子どもが各々に声掛けをしながら並んでいました。
みんながそれぞれに出される指示を自分事として捉え、行動する姿に集団の質の高さと意識の高さを感じました。
きっと、時間をかけて自分で考える習慣を身につけてきたのでしょう。
大変すばらしい光景でした。
その後教員の指示でスタート位置の確認とゴール後の動きを確認して業前は終了しました。
生活の中で起きる様々な課題を自分事として捉え、解決しようと行動する習慣は、これからの社会で生きていく子どもたちにとって大変大切なことです。
「人任せ」、「言われたことをやる」だけでは、これからの厳しい社会を乗り越えていく力は育ちません。
今日の子どもたちの様子を見て、明るい未来が見えたように思えました。
文責 教務主任