防災体験
2024年9月4日 14時34分本日5時間目に3・6年生を対象に防災体験を行いました。
3年生は煙道テントを使い、実際の煙の中はどのような状況なのか、そこで危機回避をするためにはどのような行動ができるのかを学びました。
私も体験したことがありますが、一寸先も見えない状況で、前なのか後ろなのかもわからず、なんとか壁づたいで脱出した覚えがあります。
3年生の子どもたちの中には、怖いと思った人も多かったのではないかと思います。
待っている間は、消防士の方に質問をして、学びを深めました。
6年生は、体育館で救命救急の胸骨圧迫の体験や救助方法を学びました。
みんな初めての経験でどのくらいの力とスピードで押せば良いのか試行錯誤しながら体験していました。
私も毎年講習を行い、中学校では授業でも教えていましたが、実際に倒れている人に胸骨圧迫を行うにはそれなりの勇気が必要です。
私は胸骨圧迫を実際に行うような経験をしたことがないですが、実際ならば助けたい思いと、不安のようななんとも言えない裏腹な気持ちの中で、救助するかもしれません。
しかし、それでも強い勇気と助けたい気持ちをもって行うことが大切です。
今日の体験で、人を助ける勇気を少しでも身につけてくれたのならば幸いです。
いつ起こるかわからない災害ですが、今後も安全教育は徹底して行っていきたいと思います。
文責 教務主任