【赤池小】4年生、福祉実践教室、福祉は身近なことであって自分のこと
2021年10月16日 09時04分昨日、10/15(金)に日進市社会福祉協議会の皆様により、4年生を対象に福祉実践教室が行われました。「視覚障害ガイドヘルプ」、「車いす」、「手話」、「点字」、「盲導犬」の5つの講座に分かれて行われました。
福祉実践教室テキストの1番始めには「思いだしてごらん」という次の文章があります。
思いだしてごらん、きみがけがした時のことを。みんなが楽しそうに、ボールあそびをしていても、きみはひとりはなれて、さみしくしていた。
あしにけがした時のこと、思いだしてごらん。動かすといたくて、ゆっくり歩いた、そんなきみを、おんぶしてくれたのはだれ?「元気だせよ」って、はげましてくれたのはだれ?
思いだしてごらん、きみがびょうきした時のことを。みんながワイワイ、外であそんでいるのに、きみひとり、うちでねていた。
おなかをこわした時のこと、思いだしてごらん。くすりをのんで、じっとねていた。そんなきみを、おみまいに来てくれたのはだれ?「早くよくなってね」って、はげましてくれたのはだれ?
ぼくたちのまわりには、からだの不自由なひとたちがいる、知っているかい?うまく歩けない人、手がよく動かない人、目の不自由な人、耳のきこえない人、からだがよわくて、ねてばかりいる人、知っているだろう。そんな人をみかけたら、きみがけがした時のこと、びょうきした時のこと、思いだしてごらん、あの時のきもち、思いだしてごらん。
そうすればわかるだろう。きみもそのひとも、あんまりちがわないってこと。おんなじ人間だってこと。みんな助け合って生きてゆくんだってことが、わかるだろう。
今回の実践教室をきっかけに、福祉が身近なことであって自分のことなんだと考える機会になってほしいです。