今日も読書日和

 【図書室より】~今日も読書日和~ 武田校長先生オススメ本紹介!!

2021年10月28日 12時10分

こんにちは、今回は武田校長先生のオススメ本を紹介します!

武田校長先生は、宮部作品をほとんど読破されているそうです。

その中でも、西中の図書室にある本の中でのオススメを選んでいただきました。

ぜひ、借りてみてくださいね。

 

「三島変調百物語シリーズ」

〈あらすじ〉

江戸で人気の袋物屋・三島屋で行われている〈変わり百物語〉。
「語って語り捨て、聞いて聞き捨て」をルールに黒白の間と名付けられた座敷を訪れた客が、
聞き手だけに胸にしまってきた怖い話や不思議な話を語っていく連作短編集。

〈オススメポイント〉

こちらの作品、怖さだけではない面白さがあります。時代物が苦手な人にもおすすめしたいシリーズです。

 

「ステップ・ファザー・ステップ」

〈あらすじ〉
ある日の仕事中、男は突然の落雷に遭った。目を覚ますと中学生の双子に彼は看病されていた。

彼が泥棒だと見抜いた双子は、通報しないための条件として、自分たちの父親のふりをしろと言う。やむなく男はその条件をのみ、彼らの父親を演じることになるが……。

〈オススメポイント〉

はじめはお互いの利害の一致のために、親子のふりをしている主人公ですが、だんだん双子を本当の子どものように感じてきて・・・。双子と主人公とのやりとりがとってもおもしろい作品です。

「荒神」

〈あらすじ〉

時は元禄の半ば、東北小藩の山村が、一夜にして壊滅状態する。
隣り合う二藩の反目、奇異な病を巡る騒動など不穏さ渦巻くこの地に、その"化け物"は現れた。
藩主側近・弾正と妹・朱音、朱音を慕う村人と用心棒・宗栄、山里の少年・蓑吉、小姓・直弥、謎の絵師・圓秀……
山のふもとに生きる北の人びとは、突如訪れた"災い"に何を思い、いかに立ち向かうのか。
そして化け物の正体とは一体何なのか——!?
その豊潤な物語世界は現代日本を生きる私達に大きな勇気と希望をもたらす。
著者渾身の超大型時代エンターテインメント!

 

〈オススメポイント〉

ごめんなさい。未読です。武田校長先生に作品の魅力を聞いてみてください。

読んだら、感想をよろしくお願いします。

 

「杉浦三郎シリーズ」

〈あらすじ・おすすめポイント〉

結婚条件として義父の命で今多コンツェルンの広報室に勤めることになった杉村三郎。事故死した同社の運転手・梶田の娘姉妹から亡き父のことを本に書きたいと相談を受け、彼の人生をたどり始めるが、その前には意外な情景が広がっていくことに──。

「誰か somebody」から始まり、「名もなき毒」「ペテロの葬列」「希望荘」「昨日がなければ明日もない」に続いていきます。特におすすめとして「名もなき毒」「ペテロの葬列」をあげていただきました。

天才的な探偵が華麗に事件を解決していく物語ではないけれど、普通の主人公「杉浦」が事件解決に奮闘し、また日常へ帰っていく、そんなストーリーをお楽しみください。

どの作品から読んでも面白いと思います。

 

いかがでしょうか??気になる作品はありましたか?

長編を読み慣れていない人には「ステップ・ファザー・ステップ」から

時代物が好きな人は、「三島屋シリーズ

長編に挑戦したい人は「荒神」を、推理小説が好きな人には「杉浦三郎シリーズ」をオススメします。

紹介しきれませんでしたが、冒険・RPGなどが好きな人は「ブレイブストーリー」

読みやすいものだと「ぼんくら」がオススメだそうです。

ぜひ図書室で借りてくださいね。