東の方でぶつぶつぶつ・・・

大掃除デー。

2023年12月21日 15時17分

再びこんにちは、村瀬です。

本日は村瀬、授業がございません。

そんなときこそ、たまった数々の仕事を処理するべきです。

分かってはいるのに、

「まあ、冬休みに入ってからやればいいかあ」

なんて思い、運動場できゃっきゃきゃっきゃと走り回る子どもたちを、

ぼーっと見てしまう村瀬です。

冬休みに入ったら入ったで、

「まあ、年明けにやればいいかあ」

と、思考がシフトチェンジし、

新年に入ったら入ったで、

「まあ、3学期始まったらすぐにやればいいかあ」

に、変わっていき、

最終的にはパニックになる、

というのは目に見えているのですが。

それでもふらふら校舎を徘徊(はいかい)しながら、

「いいなあ、楽しそうだなあ」と指をくわえて眺めてしまう村瀬です。

 

さて、東小学校は、本日、

「大掃除デー」

となっております。

清掃活動の時間がいつもより長めに設定されています。

また、学級活動の時間を使って、

すでに大掃除に取り組んでいる学級も多くあるようです。

家庭から持ってきた雑巾が真っ黒になるまで拭(ふ)き掃除に励んだり、

ほこりに負けずにせっせせっせと掃(は)き掃除に励んだりと、

少しでもきれいにしておこうと清掃している子どもたちの姿は、

とてもまぶしく、素敵に映ります。

きっとその場所だけでなく、

その子の心もきれいになっていくのだろうなと感じます。

 

村瀬も担任だった頃は、

学期末には必ず、授業時間を使って大掃除をさせていました。

自分で使った物や場所はもちろん、

自分が気になった場所は、

見て見ぬふりをせず、きれいにするのだ、と指示していました。

不思議なもので、

ほとんどの子どもは、初めは面倒くさがっていたとしても、

いざ掃除が始まると、それはそれは熱心に取り組んでいました。

終わる時間が近づくと、

「もっとやらせろ」という子どもの方が多かったことを思い出します。

 

本校の北館で4年生を担任していたときのことです。

いつも通り大掃除をしていると、

「先生、中庭もきれいにしておきたい」

という声が上がりました。

喜んで許可をすると、

少年少女たちがスコップやクワを手にして、

草を抜いたり、花壇(かだん)や畑を耕したりしてくれました。

いやあ、感心感心、と見ていると、

とある少年から、

「先生、温泉を掘り当てました!」

との報告が入りました。

「何をふぁんたじーなことを言っておるのだ」

と、少年と共に中庭へ向かうと、

あたり一面水浸しになっています。

「おお、なんと、真(まこと)の話だったのか!

 中庭を囲って温泉施設を整え、

お客を呼び寄せて料金を徴収すれば、

 このボロボロの北館をリニューアルできるぞ!

 まずはトイレ、トイレの改修工事じゃい!」

村瀬の言葉に少年たちは湧き立ちます。

しかし、その場にいた少女たちが、

「村瀬、何言ってんの。

 これ、水だよ」

と、冷静に言葉を落としました。

触ると、確かに冷たい水です。

止めどなくあふれ出続けています。

しばらくして、判明しました。

土の中を通っていた水道管に、

少年が降り下げたクワがヒットし、穴が開いたということが。

 

その結果、北館は、それ以降、断水してしまいました。

少年と村瀬は二人で青ざめましたが、

良いことをしようとした結果で起きたことなので、

お咎(とが)めを受けることはなく、

その後、市役所の人々と業者の人々がすぐさま駆けつけ、

対応してくださった結果、翌日には復旧できたのでした。

 

そんな素敵な思い出を噛みしめながら、

掃除に励む素敵な少年少女たちを見守っていた村瀬なのです。

それじゃあ、村瀬も掃除しよっかなあ。

まあ、冬休み入ってからやればいいかあ。

 

それでは、また。