東の方でぶつぶつぶつ・・・

幸運の印。

2024年4月25日 16時39分

こんにちは、村瀬です。

本日はきれいな青空が広がっております。

昨晩までの雨に濡れた、満開に近いツツジが、

目に眩(まぶ)しく映ります。

気温もそこまで高くなく、とてもさわやかな気候です。

 

さて、4月も下旬を迎えております。

村瀬、いえ、子どもたちが、待ちに待ったゴールデンウィークも、

手の届くところにきております。

考えてみれば、入学式からまだ3週間しか経過しておりません。

先日、学校の先生にとっての「師走」(しわす)は3月だ、

なんてぶつぶつしましたが、

4月も加えたいと思います。

ばたばたのじたばたのどたばたで日々が過ぎ去り、

昨日の記憶さえ定かではない状態です。

まあきっと、中身の濃い時間だったのでしょう。

 

この3週間で、村瀬は5歳くらい年を重ねたかのように、

身体の各所に不具合が生じています。

目、鼻、耳、のど、肩、腰、ふくらはぎ、シミなどなど、

不具合の総合商社と化しております。

ほどほどの疲労は深い睡眠につながるようですが、

いきすぎた疲労は眠りまで浅くしてしまうのか、

新聞配達員さんより早く目覚めることもしばしばです。

 

朝、職員室の前に立ち、

子どもたちにあいさつをしながら迎えるようにしているのですが、

まあ、あくびがとまらないことったら。

「村瀬、先程から9回もあくびしてますよ」

と、5年生の少年から指摘を受けました。

「これはこれは、失礼いたしましふぁ~~あ」

と、詫(わ)びながらあくびをする始末です。

 

そんな無礼者が、今朝も子どもたちにおはようを伝えていると、

1年生の少女が村瀬に近寄ってきて、

「村瀬、これあげる」

と、オレンジ色の折り紙を渡してくれました。

村「なんだい、これは?」

子「中に入ってるの」

村「何がだい?」

子「四つ葉のクローバー」

村「天使かよ!」

村瀬のくたびれた姿を見るに見かねてでしょうか、

幸運の印の代名詞を、プレゼントしてくれたのでした。

その優しさに、涙がちょちょぎれそうになります。

 

その1年生だけではなく、

時折摘(つ)んできたお花をくれる2年生の少女たちもいます。

肩を自分でほぐしていると、

「やってあげるよ」

といって、肩たたきをしてくれる4年生の少年もいます。

尋常じゃない強さなので、「肩たたき」というより、

「肩こわし」というほうがしっくりくるかもしれませんが。

村「どうして先生の靴底、両方ともやぶれたんだろ?」(過去ぶつぶつ参照)

子「それ、見るからに古そうじゃん」

子「歩き方が悪いんじゃない?」

子「日頃の行いでしょ」

と、朝から村瀬のしょーもない疑問に付き合ってくれる、

少年少女もいます。

そんな朝の何気ない優しさややり取りが、

村瀬の憩(いこ)いの時間となっております。

かまってもらえて、ありがたい限りです。

そこで元気をもらって、

どうにか立っている現在の村瀬です。

 

この三週間、新しい学年、新しい学級、新しい環境の中で、

「頑張って」過ごしている子どもたちも、

多くいるのではないかなと推測します。

村瀬以上に疲労が溜まっている子どももいることでしょう。

保護者の方の中にも、きっといるのではないかと思います。

明日を乗り越えれば、とりあえず3連休です。

その中で、ほっと一息つける時間が、

どこのご家庭にも生まれるといいな。

そんなことを、

四つ葉のクローバーを見ながら願っている村瀬なのです。

 

それでは、また。

試練。

2024年4月22日 19時07分

こんばんは、村瀬です。

本日は、授業公開にお越しいただき、誠にありがとうございました。

多くの保護者のみなさんに足を運んでいただき、

子どもたちはもちろん、我々教員も嬉しく思いました。

 

オフィシャルぶろぐ「本日のオレンジキッズ」でも、

授業公開について触れました。

先程書き終えて、ほっと一息つき、

なぜか担任以上に疲労感を前面に出して、

帰り支度を始めたときに、思い出しました。

今日、お越しいただいたとある保護者の方に、

「ぶつぶつ読んでますよ」

と、大変ありがたいお言葉をいただき、

「今日も書きますよ!」

と、思わず約束していたことを。

 

ということで、あわてて着座し、

再びまじめな仕事をしているふりをして、

パソコンに向き合っている次第です。

 

昨日のことです。

黄砂(こうさ)やら花粉やら鳥のフンやらで汚れきっていたので、

昼中、洗車に勤(いそ)しんでみました。

そして、ちゃんと、雨が降り始めました。

村瀬の洗車後の降水確率は余裕で70%を越えます。

まあ今回は、天気予報通りだったようですが。

 

夜になり、雨が強くなり、急に不安が高まります。

あれ、今日中に雨やむんじゃなかったっけ?

あわてて天気予報を確認すると、

午前9時まで傘マークになっているじゃないですか。

ということは、

授業公開が始まるまで、雨。

ということは、

雨の中、

保護者が来校。

ということは、

徒歩や自転車で来られる保護者のみなさんは、

ずぶ濡れ。

ということは、

駐車場のラインが引けず、

運動場が大混乱し、クラクションの嵐。

ということは、

ずぶ濡れの保護者のみなさんや、

クラクションお鳴らしまくる保護者のみなさんの、

怒りの矛先は、当然村瀬に。

傘を振り上げた人々に追い回される村瀬。

これは、まずい。

村瀬はあわてて、

まーがれっと(娘の通称)がコレクションしている、

てるてる坊主型ご当地キーホルダーをかき集め、

窓辺に飾ります。

「おお、お天道(てんと)様、

 どうか、雨をやませてくだせえ。

 すぐに、とは言いませぬ。

 明け方頃で大丈夫でございやす。

 7時前までには、どうにかおねげーします。

 叶えてくださるのであれば、

 我に試練を与えていただいても構いませぬ。

 でも、まあ、できる限り小さな試練で・・・」

夜中、そう祈りを捧げたのでした。

 

そして、その祈りは叶えられました。

なんと珍しいことでしょう。

これで村瀬に対する武力蜂起(ぶりょくほうき)はなくなりそうです。

朝、てるてる坊主たちに手を合わせ、

ルンルン気分で登校しました。

運動場も思ったよりは水溜まりが少ない状況です。

ルンルン気分でラインを引きます。

水溜まりにはまらないように、慎重に歩みを進めながら、

四本のラインを引き、臨時駐車場を完成させました。

その喜びを表現しようと、

万歳三唱(ばんざいさんしょう)しようとしたときに、

足元に違和感を感じました。

靴の中がびしょ濡れになっているではありませんか。

まてまて、あれほど慎重に歩いたんだぞ。

じゃーじだって汚れてない。

靴の表面だって乾いているじゃないか。

一体どうなってるんだ?

靴を脱ぎ、状況を確認して、分かりました。

靴底、破れてる!

それも、両足とも!

「お、お天道(てんと)様、

 こ、これが、与えられた試練なのですね。

 確かに、小さい試練・・・」

 

そんな試練を乗り越え、

駐車場に立ち続けていた村瀬です。

今年度も、皆さんがルールを守ってご来校いただき、

何一つ大きなトラブルもなく、駐車場は埋まっていきました。

自動車組だけでなく、

遠方より徒歩や自転車できていただいた方も、

ぶーぶー言うことなく、

実に爽やかな笑顔で挨拶をしながら来校し、

また、帰宅されていきました。

そのマナーの良さったら。

さすがです。

 

保護者のみなさん、

本日はご多忙の中お越しいただき、

また、子どもたちの手本となるような行動をとっていただき、

誠にありがとうございました。

 

そんな感謝を胸にして、

裸足に革靴という、

どこかのトレンディー俳優のような格好で、

今度こそ帰宅しようと思う、村瀬です。

 

お声を掛けて下さったお母様。

約束、守りましたよ。

どうです、今日もしょーもないでしょ?

 

それでは、また。

無礼者。

2024年4月17日 07時06分

おはようございます、村瀬です。

昨晩、村瀬の住む街では、激しい雷雨に見舞われておりました。

日進市はどうだったのでしょうか?

これが朝や帰りの登下校時でなくてよかったと、

部屋の窓から光る空を、夜遅くまで見上げていた村瀬でした。

 

そんなわけで今日は寝不足です。

そうなった理由は、何もカミナリ様のせいだけではありません。

昨日、自分がしでかした罪業のせいだと自覚しております。

 

ご承知のように、村瀬は毎日、何かしら、着実に、やらかします。

それはもう、抜群の安定感です。

ついさっきも、作成した文章を保存せずに消してやりました。

職員室でご一緒に滞在していたのなら、

「うはっ」とか「ぶへっ」とか「ぐふっ」とか、

村瀬から定期的に奇声が響くことが確認できます。

 

小さなものから大きなものまで、

日々飽きることなくやらかし続ける村瀬ですが、

昨日はホームラン級の失敗をしでかしてしまいました。

 

オフィシャルぶろぐ「本日のオレンジキッズ」でも紹介しましたが、

昨日は「交通少年団委嘱状伝達式」が行われました。

詳細はそちらに記した通り、来賓をお招きするなど、

東小学校にとって、とても大切な式典です。

交通少年団も立派な姿で役割を果たしましたし、

来賓の方々の言葉も、

子どもたちにとって分かりやすく、とても素敵な話でした。

そんなわけで、とても良い式になったのでした。

ただ一点を除いては。

そうです、村瀬の失敗です。

 

村瀬の役割は、司会進行です。

その時点で、やばい、と誰もが思うわけですが、

その期待にそってやらかしてしまったのです。

なんと、来賓で来ていただいた、

現PTA副会長(交通少年団育成会長代理)のT様のお名前を、

思い切り間違えてしまったのです。

 

こんな村瀬であっても、

名前を間違える無礼をはたらいてはいけないことは、

重々承知しております。

ましてご多忙の中お越しいただいた来賓の方の名前などは、

舌がちぎれても間違えてはいけない。

そう思ってはおります。

ですので、不精(ぶしょう)者の村瀬であっても、

役職や名前のところは読む練習をしております。

(よく教頭先生と一緒に練習します。)

T様のお名前も事前に何度も読み上げておりました。

なんなら式中も、

用意した式次第(しきしだい:進行表)に書いたお名前を、

指でなぞりながら読み上げたのです。

さらには書いたお名前は、

読み間違えのないに、ひらがなで書いておいたのです。

それなのに、思い切り、間違えたのです。

マイクを通して高らかと誤った名前を響かせた3秒後に気付き、

速やかに訂正はしましたが、

申し訳なさの極みです。

ひらがなさえ読めなくなってしまったのかと、

自分に対して恐怖さえ感じておりました。

 

式終了後、教頭先生により、

体育館から校長室へと案内されていく来賓の方々に駆け寄ります。

その気持ちは「田中正造」(6年社会科の歴史より)に近いものです。

「T様、T様、お待ち下さいませ!

 不肖村瀬、此度(こたび)はとんでもない無礼をはたらいてしまいました。

 誠に、誠に申し訳ありません。

 T様がお望みとあらば、

 今後式典の司会は全てY校務主任に任せ、

 村瀬は体育館のすみっこで体操座りしている所存であります!

 他にもいかなる処罰も受け入れる覚悟でございます!」

村瀬の涙ながらの訴えに、

T様は実にさわやかな笑顔でこう答えました。

「そんなこと気にしないで下さい。

 私も全然気にしてませんから。

 何なら、どう呼んでいただいても構いませんよ」

なんたる寛容(かんよう)さ!

まさに、本校が目指す姿そのもの!

その姿はまるで、天使。

はたまた、菩薩(ぼさつ)。

去りゆくT様は後光が差しているかのように眩(まぶ)しく映(うつ)り、

村瀬は思わず手を合わせていたのでした。

 

お言葉に甘えて、今後「菩薩様」とお呼びしようかしら。

いやいや、そんなことより、ミス、減らさなきゃ。

そのためには、どうしたらいいんだ?

なんてことを、ああだこうだ、と考えていたら、

寝不足で朝を迎えることとなった村瀬なのでした。

 

それでは、また。

ベストメンバー。

2024年4月11日 20時19分

こんばんは、村瀬です。

先程まで、離任されたY先生と一緒に仕事をしておりました。

学校が変わっても、東小学校のためにと、

村瀬のちんぷんかんぷんな質問の数々に対して、

Y先生らしく丁寧に答え、解決してくださいました。

ウサギ好きのY先生ですので、

そのお礼に「むぎちゃん」(うさぎさん)を貸してあげようと思いましたが、

日々むぎちゃんに愛情をたくさん注いでいるT先生に、

何をされるか分からないので、やめました。

Y先生、ありがとうございました。

 

オフィシャルぶろぐ「本日のオレンジキッズ」にも記したように、

本日は、「離任式」でした。

ご都合もあり、離任された先生方全員が参加することはかないませんでしたが、

8名の先生に来ていただきました。

 

東小を後にした先生方の功績はそれぞれに大きく、

空いてしまった穴の大きさにうなだれる近頃の村瀬です。

「A先生ならきっと分かるよな」

「B先生どうやってたっけ?」

「こりゃC先生しか知らないな」

という事態が頻発しております。

どの先生の替わりも、村瀬には到底務まるものではありません。

本日の離任式で、それぞれの先生方の話を聞きながら、

「いかないで! 帰ってきて!」

と、涙をこぼして叫んでしまいそうになりました。

 

しかし、そんな中で、思い出したことがあります。

 

随分前ですが、サッカー部の監督を務めていたことがあります。

不甲斐ない監督のために、

大変優秀なベテランコーチM先生が、

日々サポートしてくださっていました。

 

とある大会のときのことです。

予定していたメンバーが、様々な事情で欠席となってしまいました。

予定していたプランがだめになり、

ポンコツ監督は慌てふためきます。

「やべー、やべー。

 Aがいない、Bもいない、おまけにCもいない。

 これじゃどーしよーもねー。

 げーむおーばーだ」

そんな様子を見て、横で座っていたM先生が、

ぽんこつ監督に肩を組み、こう言ったのです。

「あれがいない、これがいないなんて、

 考えても仕方がない。

 今ここにいるメンバーが、

ベストメンバー」

その言葉を聞いて、

ポンコツ監督は目が覚める思いをしたのでした。

 

東小学校は、確かに大きな戦力を失いました。

でも、新しく東小学校にきてくれた先生方もたくさんいます。

そして、それらの先生方は、

まだ日は浅いですが、東小の子どもたちのためにと、

離任された先生方と同様に日々、奮闘してくださっています。

 

空いた穴は、埋まらないのかもしれません。

だけど、

新たな場所を耕し、新しい東小学校に変えていくことは可能でしょう。

今、ここにいる教職員が、

東小学校のベストメンバー。

そう信じて、子どもたちの成長のために手を取り合っていく。

それがきっと、離任された先生方への恩返しになるのではないかと思います。

 

子どもたちから感謝の拍手で見送られていく先生方をみながら、

そんなことを考えていた、元ポンコツ監督なのでした。

 

それでは、また。

入学式、プレイバック。

2024年4月7日 17時00分

こんにちは、村瀬です。

青空が眩しい日曜日です。

みなさん、平和にお過ごしでしょうか。

少しでも心休まる日になっていたら幸いです。

 

村瀬家では今朝、こんなやりとりが繰り広げられました。

父「皆の者喜べ、今日は父も休日であるぞ。

  本来は山のようにたまった残務整理をせねばならぬが、

  皆の者のためにこうして家にとどまっておるのだ。

  まいける(息子の通称)よ、

  そなたはどこへ行きたいのだ?」

息「父上、拙者は今から友人と出陣であります。

  これにてごめん!」

父「ほほう、そうであったか。

  では、まーがれっと(娘の通称)よ、

  そなたはどうじゃ?

  そうだ、桜でも見に行くか?

  駅前でふぇすてぃばるも開催されておるようじゃ。

  よし、そうしよう。

  それでは支度(したく)にかかれ」

娘「父上、落ち着きなさいませ。

  わたくしは母上と買い物でございまする。

  父上に構っている暇はのうございまする」

父「ほ、ほう、そうかそうか。

  して、そこに父の付き添いは・・・」

娘「当然、必要ございませぬ」

父「で、あるか・・・」

こうして、父親はひとり取り残され、

仕方ないので、ひとり散歩に出かけ、

ひとり桜を愛(め)でていたのでした。

今年の桜の美しさは、

なんだか滲(にじ)んでいましたとさ。

 

帰宅後も相変わらずひとりですので、

現在はこうしてぶつぶつしているのです。

ただ、このまま終わったら、

ただの村瀬家のかなしい日常を晒(さら)すだけになってしまいます。

ということで、ここからはちゃんと、学校のことをぶつぶつします。

入学式のプレイバックです。

 

オフィシャルページ「本日のオレンジキッズ」にも記しましたが、

とても落ち着いた素敵な雰囲気で、滞(とどこお)りなく式を終えました。

(司会者以外)

その後、学級別に親子記念写真を撮影したのですが、

例年、ここで苦慮することが多いのです。

厳粛な式の後です。

小学生成り立ての子どもたちにとっては、

集中力が切れて大騒ぎしたくなるのは当然のことなのです。

それをなだめすかせて、笑顔にさせて、レンズの方を向かせるのが、

私たち教員とプロカメラマンさんの腕の見せ所であります。

村瀬も子どもたちに近づき、声を掛けます。

「おお、みんなかっちょいい恰好をしているね。

 きみはネクタイか。

 おお、きみは蝶ネクタイ。

きみはポケットからハンカチーフを出しているのだね。

おしゃれだなあ。

先生もそんな服、ほしいなあ」

するとある少年が、

「いいよ。あげるよ」

と、言ってくれました。

なんと気前がいいこと!

すると横にいた少年が、

「オジサンには小さいから着れないよ」

と、言いました。

なんと的確な指摘!

これから一緒に過ごすことが楽しみになったのでした。

 

そんなやりとりもありながら、

考えていたよりもずいぶん早く整列が完了しました。

ここからは、カメラマンさんの戦いです。

なかなかレンズを見てくれない子や、

姿勢が整わない子、

緊張で笑顔を浮かべられない子たちに、

巧みに声を掛け、惹(ひ)きつけていきます。

「手はお膝の上がすてきだなあ。

 そうそう、上手上手。いいねえ。

 その姿勢のまま笑おうか。

 あ、ピースはしちゃだめよ。

 ピースはなしで、顔だけ笑顔ね」

子どもたちとカメラマンさんの手に汗握る攻防です。

なかなか笑顔がそろわない子どもたちに対して、

カメラマンは必殺の言葉を投げかけます。

「みんな、『1たす1』は分かるかなあ?」

カメラマンさん、それは無茶です。

今後算数科において学習することです。

村瀬は心の中でつぶやきました。

ところが、

「2だよ~」

と、多くの子どもたちが返したのです。

天才かよ!

村瀬は驚愕しました。

カメラマンさんは畳(たた)みかけます。

「じゃあみんな、もう1度いくよ。

 『1たす1』は?」

回答した瞬間、シャッターボタンを押せば、

にこやかな顔が並んだ記念写真になるに違いない。

プロの技に村瀬は唸ります。

そして、子どもたちは答えました。

「に~」

見事にみんなの口角は上がりました。

しかし、同時に、

顔の横で指を2本上げる子どもたち。

きれいな、「ピースサイン」がずらりと並びました。

カメラマンさんや見ていた教員陣は苦笑いを浮かべたのでした。

 

さて、明日からまた、

学校生活が続いていきます。

特に1年生は、

 

生活リズムをつかむことに苦労するかもしれません。

しかしそれは、当たり前のことです。

おそらく、これまでの生活とは大きく違うのでしょうから。

馴染(なじ)むのに時間がかかって当然なのです。

どうか焦(あせ)らず、

ご家庭と学校が一緒になって見守っていけたらと思います。

 

相変わらず村瀬の家族は帰ってきておりませんが、

村瀬も明日からの学校生活に備え、

今から座禅でも組んで精神を統一したいと思います。

 

それでは、また。

口を、開きます。

2024年4月6日 18時00分

ご無沙汰しております、または、はじめまして、村瀬です。

入学式、始業式が無事に終わり、607人のオレンジキッズたちと、

(たぶん)47人の教職員で船出となった、

令和6年度東小学校でございます。

本年度も何卒(なにとぞ)何卒、よろしくお願い申し上げます。

 

ご存じのように、子どもたちだけではなく、

10名以上の教職員が入れ替わる、新しい体制となっております。

A校長をはじめ、東小学校を熟知している先生方が去り、

きっと保護者のみなさんも心許(もと)ないことと思います。

もちろん、先輩方に甘え、依存しきっていた村瀬も、

生まれたての小鹿のように震えながら立っておりました。

が、しかし、

I校長をはじめ、今年度より赴任された先生方も、

東小の子どもたちのために力を尽くそうとする姿勢が、

この年度始めの一週間で随所に見られ、

大変心強く感じたのでした。

「よし、これでまた、甘えられるぞ!」

と、少しだけ震えが収まった村瀬です。

 

というわけで、早速交渉です。

村「あの、校長先生、少しご相談したいことが」

校「どうしましたか、村瀬? そんなふざけた顔をして」

村「あ、これは、生まれつきです。

  実は、本校のホームページのことなのですが」

校「ホームページですね。知っていますよ」

村「本校のホームページはですね、

  『本日のオレンジキッズ』

というページで学校の様子を日々更新しております」

校「ええ、知っていますよ。

  写真付きのページですね」

村「そうです。あれがいわゆる、

  学校を紹介するオフィシャルなページです。

  実はですね、本校、

もう一つ学校を紹介するページがございまして・・・」

校「ええ、知っていますよ。

  しょーもないページのことでしょ?

  たしか、『つぶつぶ』とかなんとか」

村「ええ、おっしゃる通り、

  しょーもないことがずらりと並び、

  時折『時間泥棒』と罵(ののし)られることもあるページです。

しかし校長、

『つぶつぶ』ではありません!『ぶつぶつ』です!」

校「あらやだ、失礼」

村「その『ぶつぶつ』をですね、

  今年度も、続けさせてもらってもよろしいでしょうか?」

校「ええ、いいですよ」

村「ほ、本当ですか?

  公的機関のホームページのくせに、

あまりにもどうでもよすぎる内容で、

  苦情が舞い込みご迷惑をお掛けすることになりうるかもしれませんが」

校「ええ、いいですよ。

  どうぞ『つぶつぶ』し続けちゃってください」

村「あ、ありがとうございます!

  されど校長、

『つぶつぶ』ではありません!『ぶつぶつ』です!」

校「あらやだ、失礼」

 

そんな感じで、

またしても心の広い校長先生に恵まれ、

今年度もこのしょーもないページの存続が決定した次第です。

数少ない読者のみなさん、

今年度も目標を決して高めることなく、

「週に一度の更新」

を目指して、つぶつぶ、いや、ぶつぶつしていきたいと思います。

オフィシャルページ『本日のオレンジキッズ』をご覧いただくついでに、

こちらを覗(のぞ)いていただければ幸いでございます。

もちろん、よほどの時間があるときに限ってですが。

 

ちなみに、

本来オフィシャルページは、

校長先生&校務主任が担当しておりますが、

お二方とも、赴任されたばかりで、超多忙の身でありますので、

しばらくの間、

村瀬が「二刀流」で運営していきたいと考えております。

というわけで、今年度もどうぞよろしくお願いします。

 

それでは、また。

口を、閉じます。

2024年3月25日 14時54分

こんにちは、村瀬です。

令和5年度最後の一週間が幕を開けました。

といっても、

学校は静かです。

ご承知の通り、先週の金曜日、無事に修了式を終えております。

本来なら、修了式の日に、

ぶつぶつを残しておこうと思っておりました。

と言いますか、ぶつぶつは残していたんです。

ただ、公開ボタンを押し忘れていたんです。

そのことに、今朝気付き、慌てて文章を一部修正し、

こうして公開した次第です。

修了式当日だと思い込んでご覧いただければ幸いです。

 

はじめに、

オレンジキッズ全員が無事に「修了証」を手にすることが出ました。

そのことを嬉しく思います。

ところで保護者の皆様、

3学期の「修了証」が通知表の裏側に載せられていること、

ご存じでしたか?

つまり、通知表をもらえた、ということが、

進級できる、ということにつながるわけであります。

中身はどうであれ、手にしたら次のステップへ進めます。

ちなみに6年生の通知表の裏側は、

1~5年生と違い、修了証は載せられておりません。

6年生の場合は、修了証の代わりに、

「卒業証書」が渡されるわけです。

もし卒業生の兄弟姉妹がいらっしゃるなら、

見比べてみてください。

以上、どうでもいい豆知識でした。

何はともあれ、

みなさん、進級おめでとうございます。

 

さて次に、

お詫びさせていただきます。

学校最終日という節目に、

保護者の皆様には多大なるご迷惑をお掛けしてしまいました。

行事予定表に下校時刻を誤記してしまいました。

他でもない、村瀬が主犯です。

この場を借りて、心より謝罪申し上げます。

誠に申し訳ありませんでした。

苦情が殺到するに違いないと、

コドモンで事の次第を伝えた後、

村瀬はコールセンターで働く方々のように、

電話の前で待機をしておりました。

「申し訳ございません」「すみません」「ごめんなさい」

「そーりー(英語)」「どぅいぶーちー(中国語)」「こーとー(タイ語)」

など、謝罪の言葉を各種取り揃え、

神妙な顔で受話器に手をかけておりました。

が、数件、迎えに行くという旨(むね)の連絡があっただけで、

村瀬に怒号を浴びせるような方は誰一人おられませんでした。

きっと、昼からのスケジュールに支障が生じたご家庭もあったでしょう。

それでもしっかりと、アンガ―をマネージメントしていただき、

暴動を起こさずにすませていただきました。

 

繰り返しますが、本当にごめんなさい。

来年度の修了式の下校時刻は決して間違えません。

すでに訂正したスケジュールを組み込ませていただきました。

いや、修了式の日以外の予定も、

絶対、いや、決して、いや、極力、いや、できる限り間違えません。

間違えたら、ちゃんと謝ります。

心配なので、先に謝っておきます。ごめんなさい。

 

そして最後になりましたが、

感謝を伝えさせていただきます。

これが今回、一番ぶつぶつしたかったことです。

 

子どもたちだけでなく、保護者の皆様には、

上にぶつぶつしたように、

最後の最後までご迷惑をお掛けし続ける村瀬に対しても、

機織池(はたおりいけ)よりもずっと広い心で、

接していただきました。

こんな村瀬が、

ヨレヨレながらも、どうにかこうして今日を迎えられたのは、

困った人を見て見ぬふりをしない、

失敗をおおらかに受け止めてくれる、

そんな子どもたちや保護者の皆様が創り出している、

東小の「あたたかさ」があったからに他なりません。

そういえば、校長先生は修了式の式辞において、

「寛容」の心の尊さを子どもたちに伝えておりました。

(詳細はお子様に尋ねてみてください。)

皆様を見習い、

「寛容」の心を育むことができるよう、

村瀬も精進していく所存でございます。

 

保護者の皆様。

今年度も東小の教育活動全体を、

常々強力にサポートしていただき、

職員一同、心より感謝申し上げます。

ありがとうございました。

 

また、ご家庭以外にも、

地域の皆様、

市役所の皆様、

関係諸機関の皆様、

数え上げればきりがありませんが、

子どもたちのため、日々ご尽力いただきました全ての方々に対しても、

同様に御礼申し上げます。

ありがとうございました。

 

それに加えて、

ご多忙の中にもかかわらず、ヒマなふりをして、

誰に対しても何の影響も与えないことで有名なこのぶつぶつを、

定期的にご覧くださっていた、

希有(けう)な存在である、そこの御方。

どういうわけだか時折届くエールのおかげで、

「週に一度は更新」

という、ごくごく低いハードルを、

どうにかまたぎ続けることができました。

腰を180度曲げつつ、御礼を伝えます。

ありがとうございました。

 

というわけで、

以上をもちまして、

今年度のぶつぶつはこれにて終了でございます。

来年度、このページかあるのかどうか、

それは、村瀬にも分かりません。

とりあえず、

4月からも皆様が笑顔でいられる日々が続くことを願い、

口を閉じたいと思います。

 

それでは、また。

5年生のおかげで。

2024年3月21日 15時04分

こんにちは、村瀬です。

本日も穏やかな気候です。

3学期も残すところ、修了式だけとなりました。

今日は各クラス、

わーわーきゃーきゃー騒いだり、

せっせせっせと大掃除に励んだりと、

「学級」として活動している時間が多くあったように感じます。

 

靴箱の掃除を頑張っていた1年生と、

村「えらいねえ、がんばるねえ」

子「村瀬の顔も洗ってあげようか?」

なんて会話を繰り広げていたとき、

不意にぶつぶつし忘れていたことを思い出しました。

それは、5年生の活躍です。

 

卒業式の前日の話です。

5年生は、6年生に気持ちよく巣立ってもらうために、

式の準備を手伝ってくれました。

毎年のことなのですが、

通常は、5・6時間目を使うところ、

式前日が月曜日ということもあり、

5時間目(+昼放課の時間)だけで仕上げる、

という状況になっておりました。

短い時間で果たして完了するだろうか、

という村瀬の心配は杞憂に終わります。

それどころか、時間が余ってしまう、という状況が生まれました。

なにも、手を抜いたから、というわけではありません。

清掃活動や飾りの準備、椅子や机の設置などに、

5年生が集中し、団結して、手際良く終わらせたからに他なりません。

その仕事ぶりに、迷いなく「あっぱれ」を差し上げたいと思います。

 

村瀬は体育館を担当していたのですが、

多岐に渡る仕事を次々にこなし、

「村瀬、他に仕事ありませんか?」

「村瀬、それ運んであげましょうか?」

「村瀬、邪魔だからどいてくれませんか?」

など、自分から貪欲に役割を探す姿がたくさん見られ、

感心しました。

そして、

「ああ、この子たちが最高学年になるなら、大丈夫だな」

と、安心もしました。

 

椅子を丁寧に並べていた子どもたちは、

チームを組みながら、

「この列、シビれない」

と、謎の言葉を発しつつ、きれいに整列させていました。

訊(き)くと、

「ワタクシのシビれたとき、

 それは椅子がばっちりと並んだときザマス」

との返答でした。

なんだかよく分かりませんが、

確かにばっちりきれいに椅子が並んでおりました。

あまりの見事さに、

「シビれる」という言葉を、

今後村瀬も積極的に使用していこうと決意したのでした。

 

そんなことはさておき、

今年の6年生と同じように、

5年生も、

「誰かのために」活動する、

そのことの尊さや大切さを理解しているように感じました。

 

5年生のみなさん。

おかげで、素晴らしい卒業式になりましたよ。

これからどうぞ、

自分たちらしく、

東小学校を支えていってほしいなと、期待しています。

どうもありがとう。

 

それでは、また。

いってらっしゃい。

2024年3月19日 21時05分

こんばんは、村瀬です。

今朝、途切れ途切れではありましたが、

太陽を囲うように、虹が見られました。

ご覧になられましたでしょうか?

6年生の担任、T先生も見たと、嬉しそうに話しておりました。

 

そんな吉兆のような光景が日進市に広がっていた本日、

卒業式が挙行されました。

113名の卒業生が、

実に立派な姿で、

無事に巣立っていきました。

掛け値無しで、実に素晴らしい式になったのだと感じます。

 

卒業生の保護者の皆様、

職員一同、心かよりお祝いを申し上げます。

今日に到るまで、

各ご家庭で様々なドラマがあったことと思います。

それは決して、

楽しく、幸せな物語ばかりではなかったことでしょう。

苦しみや悲しみに滲む時間もあったのではないでしょうか。

ひょっとすると、今現在も不安を抱えている日々なのかもそれません。

 

しかしどうか今日ばかりは、

お子様がこうして、

無事に生きて、

門出を迎えられた。

そのことを手放しで喜んでいただけたらと願います。

それは、

実に当たり前のようで、

実はとても幸運なこと。

そう感じてやみません。

 

本日は誠におめでとうございました。

 

卒業生のみなさん。

式中のみなさんは、

とても素敵な姿でしたよ。

さすが、ですね。

 

いよいよ、新しいステージです。

この先、

笑顔満開の晴れ渡る日々が続いていく、

というわけには、なかなかいかないものです。

立ち止まったり、涙がこぼれたり、

まるで雨降りのような日々が、

時には訪れることでしょう。

だけど、そんな日々も、

大切なのだということを、

伝えておきたいと思います。

もちろん、雨降りの中では、

そう考える余裕もなく、

悲しみや痛みを強く感じるだけかもしれません。

だけど、

その悲しみや痛みを乗り越えたときには、

「たくましさ」が生まれます。

その悲しみや痛みを通して知る、

「優しさ」もあります。

みなさんの心が育つのは、

きっとそんな雨降りの日なのだと思うのです。

やがて雨がやんだとき、

きっとみなさんの心の中は、

「虹」を見たときと同じように、

希望で満ちあふれることでしょう。

だから、

晴れの日も雨降りの日も、

堂々と、胸を張り、

自分らしく、

歩みを進めてくださいね。

笑っては泣いて、怒っては落ち込んで、

たくさん心を動かして、

どうかあわてず、

大人になってくださいね。

 

卒業、おめでとう。

 

それでは、いってらっしゃい。

 

おっと。

なんだか村瀬らしくなく、

まじめなぶつぶつになってしまいました。

では最後に、村瀬らしく、

どうでもいい話を一つ。

 

村瀬は今日の卒業式で、

とんでもないミスをしでかしてしまいました。

さて、どんなミスでしょう?

答え合わせは、次、あなたと会ったときに・・・

一日芸能人体験。

2024年3月14日 17時14分

こんばんは、村瀬です。

今日は一日穏やかな気候で、

しばらく足を止めてしまったほど、

とてもきれいな夕景が広がっていました。

 

今週も相変わらず、ばたばたまっただ中の村瀬です。

しかし、そんな中、

「村瀬、毎日見てるんだけどさ、

 最近、ぶつぶつ全然してないじゃん。

 どういうつもりなの?」

と、朝、子どもに問い詰められました。

「あ、いや、一応ですね、

 週に1度の更新は、どうにか守っているのですが・・・」

「でもさ、村瀬誰よりもヒマなんでしょ?

 ぶつぶつでもそう言ってるじゃん」

「あ、いや、まあ、確かにですね、

 他の先生方に比べたらそうかもしれませんが、

 話を少し盛ってしまっているというか、何というか・・・」

「言い訳してないで、ちゃんとぶつぶつしなさいよ!」

「は、はい・・・すみません」

ということで、反省しながらぶつぶつしている村瀬です。

 

さて、6年生が巣立つ日まで、

あと「3日」となってしまいました。

今日はそんな6年生に、「卒業アルバム」が配付されました。

子どもたちは嬉しそうに思い出に浸っていました。

アルバムの最後の方には、

「寄せ書き」が残せる白紙のページが用意されています。

今日の休み時間は、

先生たちにメッセージをもらいに言ってもよい、

という許可が特別に出されていました。

大放課、チャイムが鳴ると同時に、職員室に6年生が駆け付けました。

「おいみんな、村瀬がいるぞ」

「鼻ほじって、ヒマそうだぞ」

「村瀬、サイン書いて下さい」

「ぼくも」「わたしも」「おいどんも」「アタイも」

と、あれよあれよと人だかりができました。

「しかたないなあ」

と、ニヤニヤしながら職員室前の廊下に出て、応じました。

すると、どんどん列が出来上がります。

芸能人やスポーツ選手は、毎日こんな生活かあ。

大変だなあ、とますますニヤニヤします。

「村瀬、何にやにやしてるの?」

「いやあ、アイドルみたいだなあって」

「え? 違うよ」

「あ、すいません・・・」

叱られながら、子どもたちの要望に応じ続けました。

貴重な体験ができて、よかったです。

 

ところで、本日は、

村瀬の授業ラストデーでもありました。

今年度は、畑違いの理科を教えていたのですが、

どちらかというと、教わる機会の方が多かったように思います。

とても楽しかった気持ちと、

申し訳なかったという気持ちで、いっぱいです。

被害者である6年生の子どもたちなのですが、

どの学級でも、

一人一人のメッセージが書かれた素敵なプレゼントを渡してくれました。

教師冥利(みょうり)に尽(つ)きる贈り物です。

涙がちょちょぎれるほど、嬉しかったです。

 

さすが6年生です。

「社交辞令」というテクニックを身に付けているのでしょうか、

「楽しかった」「理科が好きになった」など、

好意的な文面がずらりと並んでいました。

お世辞だと分かっていても、

涙がちょちょぎれるほど、嬉しかったです。

そんなメッセージの中、

一段と目をひかれるものが一通ありました。

他の子どもたちが、恐らくいやいやながらも、

「村瀬先生」

と、敬称をつけて書いているのですが、

一人だけ、

「理科は苦手だったけど、村瀬のおかげで好きになりました」

と、甘過ぎる言葉を、見事な呼び捨てで塩気を加え、

絶妙なメッセージに仕上げてくれたのでした。

 

6年生のみなさん、一年間ありがとう。

一緒に勉強できて、村瀬はとても幸せな一年でした。

残り僅かの日々ですが、最後まで笑顔で過ごせるよう、

村瀬も全力でサポートしますね。

一緒に素敵な卒業式にしましょう。

 

それでは、また。

まぶしい、オレンジ。

2024年3月5日 19時05分

こんばんは、村瀬です。

本日は下り坂の天気となっております。

先日、意を決して、

冷たい水に心を折られそうになりながら、

久々に洗車をした日から、

連日雨が降っているのは、気のせいでしょうか。

 

さて、本日はどんよりとした色に世界が包まれておりましたが、

そのおかげで逆に光っている場所が、

東小学校に2カ所ありました。

それは、「正門」と「指令台」です。

東小の学校カラーである、

「オレンジ」色にまぶしく輝いております。

 

一昨日の日曜日、学校の現状を日々気に掛け、

ご尽力いただいているボランティアのみなさんが、

サビが目立ち始めた校門や指令台を、

ペンキで塗り直してくださったのです。

それにとどまらず、

運動場へと続く階段の端々(はしばし)が欠けていることも気に掛け、

コンクリートを使ってきれいに修繕していただきました。

その仕事は、まさに「職人技」。

業者に発注すれば、諭吉さんが大勢旅立つであろう作業を、

わずかお茶1本と、子どもたちのために、という想いだけで、

休みを返上してバリバリ働いてくださいました。

活動の様子は、校長ぶろぐ「本日のオレンジキッズ」を、

ぜひご覧ください。

 

善意の塊である大人たちと一緒に、

オレンジキッズも参加していたようです。

そんな姿を見れば、当然その子も、

人のために尽力する尊さを、

きっと大切にすることでしょう。

正門や指令台だけでなく、

子どもの心も、きれいにしてくださいました。

机上で学ぶことより、ずっと素晴らしい学習なのだと思います。

 

村瀬自身は家庭の事情で参加できず、申し訳ありませんでしたが、

ボランティアのみなさんに、心から感謝します。

本当にありがとうございました。

 

それでは、また。

活字中毒。

2024年3月1日 15時31分

こんにちは、村瀬です。

前回ぶつぶつしたように、

現在、ばたばた感(いい意味で)が漂っている東小学校です。

 

子どもたちだけでなく、我々教員もばたばたしています。

12月を「師走(しわす)」と呼ぶのは、

「医師」がばたばた走り回る時節から付けられたとのことです、

「教師」からすると、

3月を「師走」と呼びたいところでございます。

 

こんな村瀬でさえ、

気が付けば、週末という感覚を受けています。

自業自得と言われたらそれまでですが、

次々に回答を求められる書類たちに溺(おぼ)れているこの頃です。

ここ数日は、

かっこよく言えば「校正」、

もっとかっこつければ「推敲(すいこう)」

のような作業に明け暮れています。

あまりにも文字を読み込み過ぎて、

本来とは違う意味で、

「活字中毒(かつじちゅうどく)」

を患(わずら)ってしまっている村瀬です。

新聞を読むと、身体が震えてしまいます。

 

職員室の東の隅で、時折絶叫しそうになります。

ただ、実行してしまうと、ますます居場所を失ってしまうので、

そんなときは、外に向かいます。

二日前も校舎を抜け出して、友達に会いにいきました。

いつもの空き地(正門横)に行くと、

友達はいませんでした。

でもどこかから、「メーーー」という声が聞こえます。

この声は、「なづき」ちゃん(ヤギ)!

村瀬は耳を立てて、友達の行方を追います。

「なづき」ちゃんは、南門のそばにいました。

前回会ったときと同じように、しっぽを振りながら村瀬に近づき、

前回会ったときと同じように、頭突きをかましてくれました。

これが愛情表現なのか憎悪(ぞうお)の体現なのか、

相変わらず不明ですが、元気そうな姿が見られてよかったです。

 

しばらく遊んでいると、ただならぬ強い気配を感じました。

そちらに目を向けると、一人の少年が立っていました。

「きみは、金次郎くん!」

(二宮)金次郎くんが、薪(たきぎ)を担(かつ)ぎながら読書しています。

金「ムラセヨ、コンナトコロデナニヲシテイルノダ」

村瀬の心に金次郎くんの声が響きます。

村「何って、なづきちゃんと遊んでるんだよ」

金「ソンナコトヲシテイルバアイデハナイノデハナイカ?」

村「うん・・・。だけどもう、字を見るのがいやなんだもの」

金「オタンチン! ワタシヲミロ!」

村「うん」

金「ワタシハナニヲシテオル?」

村「読書。薪を担ぎながらの、『ながら読書』だね。

 危ないからやめたほうがいいよ」

金「オタンチン! ワタシハウゴカナイカラアンゼンダ!

 ソンナコトヨリ、オマエハモジトムキアウサギョウヲハジメテ、

 ドレクライノジカンヲスゴシタ?」

村「・・・3時間」

金「オタンチン! マダソノテイドデニゲダシタノカ!

 ワタシハモウナンジュウネンモホンヲヨミツヅケテオルゾ!

 アメノヒモカゼノヒモ、ネンガラネンジュウ、

 モジトムキアッテオルノダゾ!

 オカゲデカラダハカチカチニナッテオル!」

村「でもずっと同じページじゃん」

金「オタンチン! コノページガスキナンダカラヨイダロウ!

 トニカク、スコシハワタシヲミナライ、

 シゴトニハゲムノダ!」

村「・・・分かったよ。

でもさ、金次郎くんはさ、

 たまには運動した方がいいよ。

 顔色、悪いよ」

金「オタンチン!」

 

そんなこんなで、今日も職員室の片隅で、

シブシブ文字と向き合っている村瀬なのです。

とはいうものの、こうしてぶつぶつしながら、

相変わらず逃げ回り未来の自分に負債を残す村瀬なのです。

ちなみに、そんなやりとりの光景が、

2月27日の「本日のオレンジキッズの写真なのです。

 

それでは、また。

ばたばた感。

2024年2月29日 12時41分

こんにちは、村瀬です。

今日で2月も終わりですね。

「閏年」(うるうどし)ということで、

4年ぶりの29日を迎えています。

さて、朝の職員室前の話。

子「先生今年はなんで29日まであるの?」

村「今年は閏年だからだよ」

子「閏年って何?」

村「4年に1度くるものだよ。だいたい」

子「それで?」

村「閏年の年には夏のオリンピックが開催されるんだよ。だいたい」

子「それで?」

村「それでって・・・」

子「もうおしまい?」

村「・・・うん」

子「村瀬、何にも知らないね」

村「・・・う、うん。ごめん」

閏年のせいで、朝から傷つけられた村瀬です。

 

ところで、

6年生の各教室に掲げられた、

「卒業まであと何日カレンダー」が、

「13日」を示しております。

「いよいよ」

という感じが日に日に強くなっている東小です。

 

来週末には「6年生を送る会」が予定されています。

久しぶりに、

全校が顔を合わせての開催ということで、

現在各学年が力を入れて準備しております。

6年生は、卒業式に向けての練習が、

本格化しています。

村瀬も参加させていただいておりますが、

6年生らしく、みんなが集中して練習する様子が見られます。

引き締まった態度や表情に、

「いよいよ」感は増すばかりです。

 

そんなわけで、学校は全体的に、

わーわーぎゃーぎゃー、どたばたじたばた、しております。

でもこの「ばたばた」感、

幸せなことなんだよな、と子どもたちを見て思っている村瀬です。

 

先ほども触れましたが、今年は閏年です。

前回の閏年は、4年前、2020年のことでした。

みなさん、覚えていらっしゃるでしょうか。

4年前のこの時期、何が起きていたか。

 

4年前の2月27日、

夕方、当時の首相から、

「3月2日より、学校の休校を要請する」

との発表がされました。

例のういるす拡大のためです。

村瀬はそれを、車の中で聞いたのですが、

驚きの内容に唖然(あぜん)とし、車を停車したことを覚えています。

当時、村瀬は6年生の担任を務めておりました。

その日、学校をあとにする直前まで、

卒業式をどのような形にするか、

長い時間を掛けて会議で検討していました。

結論が出て、明日から式までのスケジュールを決め、

一緒に学年を組んでいた先生と、「明日から頑張ろーぜ」と、

鼓舞(こぶ)し合った直後の発表でした。

 

3月2日から休校と言っても、

3月1日は日曜、2月29日は土曜だったので、

子どもたちと会えるのは発表があった翌日の1日のみです。

まさに非常事態です。

卒業式はなんとか行う方向で、という話になっていたので、

28日は、一日中、卒業式の練習を行うという、

通常ありえないスケジュールを組み、子どもたちと過ごしました。

おそらく、東小学校もそうではなかったのかと推測します。

ばたばたしたまま、その日は終わり、

翌週からは、静かな、実に静かな学校となってしまいました。

6年生を送る会もなく、お別れ試合やお別れコンサートもなく、

「卒業式まで何日カレンダー」も止まったままです。

名残(なごり)惜(お)しい切なさよりも、

空(むな)しさが強い3月の日々でした。

 

あの日々を経験した当時の卒業生たちや担任陣からすると、

この「ばたばた」感は、実に羨(うらや)ましく感じるのだと思います。

 

あれからもう4年。いえ、まだ4年なのでしょうか。

多くの場所でかつての日常を取り戻すことができています。

子どもたちも忙(せわ)しない日常ですが、

この雰囲気が幸せなことだと感じながら学校生活をおくってほしいな。

6年生の合唱を聴きながら、そんなことを考えていた、

村瀬なのでした。

 

それでは、また。

ちょっと一息。

2024年2月20日 13時24分

こんにちは、村瀬です。

今週は天候がぐずつく様子です。

昨日は暴風雨、

今朝は富士山の8合目を思わせるかのような、

深い霧が街を包んでおりました。

現在は5月のようなあたたかい気温。

一体、明日はどんな天候が待ち受けているのでしょうか。

 

ところで村瀬自身も、

荒波のようなスケジュールをかいくぐっている日々です。

先週は毎日ちょっといい格好をする時間があり、

今週はどこかしこに電話をかけまくり、

加えて、膨大な書類の波に溺れかけて、いや、溺れているところです。

当然、疲労の色も濃くなっております。

 

先週の話。

スーツに着替えているときのこと。

ズボンの「ベルト通し」にベルトがうまく通らず、イライラ。

なんでこんなことまでうまくいかない、

と、ぷりぷりしながら手元を見ると、

ベルトではなく、ネクタイ。

更衣室の片隅で唖然(あぜん)とする村瀬でした。

 

昨日の話。

パソコンに向かっているときのこと。

頭が全然回らず、イライラ。

こんなときは、糖分摂取だ。

机上に忍ばせた丸い形のチョコレートを取り出します。

包み紙を取り外し、ゴミ箱にポイ。

すると、「カラカラカン」という音が。

不思議に思い、ゴミ箱を見ると、

包み紙ではなく、チョコレート。

職員室の片隅で呆然(ぼうぜん)とする村瀬でした。

 

以上、疲労濃度が垣間(かいま)見える出来事でした。

 

ここのところ、

朝、職員室の前に立ち、

子どもたちをあいさつしながら出迎えることもままならない状況でした。

久しぶりに今日立っていると、

「ご無沙汰(ぶさた)だね」

と、子どもから言われてしまいました。

村「ええ、ご無沙汰しておりました。

 お元気でしたか?」

子「うん。

 村瀬、なんでいなかったの?

 さぼってたの?」

子どもに問われたので、

村「とんでもございませんよ!

 村瀬、朝から電話したり、謝罪したり、

「補欠」を組んだり(過去ぶつぶつ参照)、謝罪したり、

 印刷したり、印刷失敗したり、謝罪したり、

 書類を提出したり、提出先間違えたり、謝罪したり、

 いろいろ、大変だったんですよ。

 うそだと思うなら、

ほら、あの、ブラインド越しから日々の村瀬を見てごらんなさいよ。

 頭を下げている村瀬がきっといますから!」

と、村瀬が熱い反論をし終わるころには、

子どもの姿はありませんでした。

しかし、学校に来ていながら、

子どもたちに「ご無沙汰」と言われる状況では、

教員として本末転倒ではないか。

そう反省させられた村瀬です。

 

しかし、だからといって書類が消え去るわけではありません。

本日も白目をむきながらパソコンと向き合っていたわけですが、

どうにもこうにも効率がありません。

そこで、休憩がてら、久しぶりに友達に会いに行くことにしました。

 

正門を出ると、正面に梅林(ばいりん)が広がっていました。

多くの木々がきれいに咲き誇っていました。

行き帰り、毎日通る場所なのに、その状況に気付いていませんでした。

校門を出て右手の広場につきました。

村「さつきさーん(ひつじさん)、ご無沙汰してました」

声を掛けると、小屋から出てきます。

が、いつものさつきさんとは、どこか違います。

村「さつきさん、少し見ないうちに、

 どうされたんですか、そんなに痩(や)せちゃって。

 もふもふ感0じゃないですか・・・。

 それに、おひげまではやされて・・・。

 何かあったんですか? そんなにやさぐれちゃうなんて。

 よくみたら、角(つの)まではえてるじゃないですか!!

 さつきさん、ぼくでよければ、相談にのりますよ」

さつきさんは答えます。

「めーーーー」

村「さつきさん、声まで変わってるじゃないですか!

 前までもう少し低く、

『め~~~~』って感じだったじゃないですか!」

「めーーーー」

村「違いますよ。「め~~~~」ですよ」

「めーーーー」

そんな不毛なやり取りをしている途中に、思い出しました。

 

先週のことです。

2年生の保護者の方から連絡がありました。

電話を受けた先生が不思議そうな顔をしています。

「羊好きの先生に代わってほしいそうです」

職員室にいた先生たちが、一斉に村瀬を見ます。

否定しようのない事実でしたので、

村瀬は恐る恐る電話に出ました。

その内容は、

さつきさんの空き地に、

『こゆき』(白っぽい)

『なづき』(茶色っぽい)という2頭のヤギがくるから、

よろしくね、

というものでした。

 

村「は! あなたが、こゆきさんなのですね!

 これはこれは、失礼しました。

 申し遅れましたが、私、村瀬と申します。

 以後、お見知りおきを」

こ「めーーーー」

村「高めのステキなお声ですね」

こ「めーーーー」

人懐(なつ)こいのか、村瀬を「いいもの」と認識したのか、

こゆきさんは村瀬にすりすり近寄ってきてくれました。

村瀬が頭をなでなでしていると、

頭上から「メーーーー」と、こゆきさんより高い鳴き声が聞こえてきました。

もう一頭、斜面の上にヤギさんが座っていました。

村「おーー、その茶色のステキな模様、

あなたは、なづきさんですね!

初めまして、私、村瀬と申します。

お二方とも、なんと愛らしいのでしょう」

そう言いながら、斜面を登り、挨拶にうかがいます。

すると、すごい勢いで、なづきさんは村瀬に寄ってきて、

村瀬の太ももに頭突きをかましてくれました。

村「痛っ!

 なづきさん、そんなに歓迎してくれるんですか!

 もし角がはえていたら、ヤバイ歓迎の仕方ですけど!」

その後も、ぐいぐい太ももを頭で押してきます。

村「あれ、これ、ひょっとして、

 村瀬を斜面から落とそうとしてます?

 でも、しっぽ、思い切り振ってますね。

 わんちゃんなら大喜びの仕草ですが、

 あなた方ヤギさんには、どんな意味が?」

少しだけ身の危険を感じたので、

村瀬はその場から離れたのでした。

 

それにしても、こゆきさんとなづきさんと触れ合ったり、

梅の花を見たりしていたら、

なんだか落ち着いた気分になりました。

やはり、ゆとり、大事ですね。

 

村瀬と同じ、いや、それ以上にご多忙な方は、

保護者のみなさんの中にきっと大勢いることでしょう。

いえ、大人だけでなく、子どもたちの中にもいるように思います。

その忙しさの合間をどうにか見つけ、

自然に触れたり、非生産的な時間を過ごしたりして、

少しでも一息つく時間をつくってほしいなあ。

なづきさんからの頭突きを受けたながら、

そんなことを考えていた村瀬なのでした。

 

ちなみにさつきさんは、

南門のそばでむしゃむしゃ草を食べておられました。

 

それでは、また。

スウィートな気持ち。

2024年2月15日 19時17分

こんばんは、村瀬です。

気が付けば、学校が闇に包まれております。

現在職員室には、

教頭先生、3年のI先生、4年のF先生、6年のT先生、そして村瀬が、

取り残されております。

男子校の様相を呈(てい)しています。

 

さて、

今週の村瀬は、よれよれジャージではなく、

毎日ちょっといい格好をする日々が続いています。

何もバレンタインデーがあったから、というわけではなく、

出張や行事が重なったからでございます。

 

ちなみに、

昨日、お風呂に入っているときに、

「あ、今日はバレンタインデーだった」

と、ふいに思い出し、

風呂上り、相方に、

「今日は何の日か知ってる?」

と、尋ねたところ、

「大安(たいあん)」

と、暦(こよみ)で返すという高度な返答を受けました。

娘まーがれっと(通称)にも同じように尋ねたところ、

「〇○ちゃんの誕生日」

と、父が知らない友人の情報を教えてもらえました。

スウィート(甘い)ではなく、ビター(苦い)な気持ちにさせられた、

村瀬なのでした。

 

そんなことはさておき、

本日は校長ぶろぐ「本日のオレンジキッズ」に記されている通り、

「入学説明会」が行われました。

「いーやーだーいーやーだ、

 たくさん人がいるところでしゃべりたくないー」

と、駄々をこねてみたのですが、

「普段さぼってるんだから、

 こんなときくらい働きなさい」

と、校長先生から叱咤激励を受け、

説明する任務を仰(おお)せつかったのでした。

 

始まる前は緊張と不安で半ベソ状態でしたが、

村瀬のつたなく、カミカミの説明であっても、

怒号を飛ばすことなく、

(少なくとも表面上は)みなさん静々(しずしず)と、

おおらかに聞いてくださいました。

また、説明会後に行った「お迎え下校」の当番決めの際も、

子どもたちのため、みんなで協力し合い、

その役目を引き受けていただきました。

加えて、当番決めのサポートとして、

地区委員のみなさんやPTAの方々が大活躍してくださいました。

 

ところで、

説明会の準備には、6年生の子どもたちが、

片付けには、4年生の子どもたちが、力を発揮してくれました。

誰かが困っていたらすっと手を差し伸べる子どもが多い理由の答えは、

会場にいらっしゃった「大人」たちの姿にあるのだろうと、

改めて思いました。

説明会でもお伝えした通り、

子どもたちの健やかな成長には、

学校だけの力だけでは不十分です。

保護者のみなさんや地域の支えがあってこそ、

成長が強く促(うなが)されるものだと感じます。

 

来年からオレンジキッズになる子どもたちもしあわせなんだなあ、と、

チョコレートよりスウィートな気持ちにさせてもらえた、

村瀬なのでした。

 

それでは、また。