陰ながらの支えで。
2025年5月9日 15時15分こんにちは、村瀬です。
ゴールデンウィーク、終わってしまいましたね。
しかしながら、まだ頭の中は連休モードの村瀬です。
連休明け、いきなり出張がありました。
それも3本立て!
昭和の映画館でもなかなか見られない豪華ラインナップです。
そこに出向いて驚きました。
集(つど)われた各校の先生方や市役所の皆さんは、
すでにすっかり仕事モードではありませんか。
その切替の速さに、猛省した村瀬です。
それなのに、
まだちゃんと仕事が滞っている村瀬です。
危うく、ぶつぶつ週一更新記録が途絶えてしまうところでした。
さて、連休はいかがお過ごしでしたでしょうか。
子1「和歌山県へパンダに会いに行った」
村瀬「もうすぐお別れですもんね」
子2「千葉に行ったよ」
村瀬「ひょっとして、ねずみの国へ行かれたんですか?」
子3「大阪で遊んできた」
村瀬「ひょっとして、『みゃくみゃく』に会ったんですか?」
子どもたちと話していると、
結構アクティブに活動していたご家庭も少なくないようですね。
遠出しなくても、
公園に出掛けたり、バーベキューを楽しんだり、
外食をしたり、イベントに参加したりと、
素敵な時間を過ごせたご家庭も多いようです。
一方で、
そんなよい思い出を支えるために、
連休中も働いていた方もたくさんいるのではないでしょうか。
陰ながら社会を力強く支えてくださっていたみなさんに、
素直に頭が下がります。
出掛けられなくて寂しい思いをした子どももいるかもしれませんが、
「うちのとーちゃん、かーちゃん(、じーちゃん、ばーちゃん)は、
みんなが楽しめるように頑張ってくれてたんだぞ。
すごいだろ!」
と、どうか胸を張り、誇(ほこ)りに思ってほしいなと願います。
連休明けの子どもたちですが、
オフィシャルぶろぐ「本日のオレンジキッズ」でも記したように、
元気な顔がたくさん見られ、ほっとしました。
しかし、当然ですが、全員というわけではありません。
年度当初から踏ん張り続け、ふっと気が休まったところ、
疲れがどっと出た子もいるでしょう。
学校に足が向かない気持ちになってしまうのも仕方のないことです。
特に1年生はなおのことかもしれません。
我が娘まーがれっと(通称)もそうでした。
連休明け、毎朝のように泣き、
ぐずぐずしながら分団場所に向かっていく姿がありました。
時には、学校に行けなかったこともあります。
そんな姿を見ると、
教師村瀬は「まあ、そんな時期もあるよね」
と、冷静に捉えられる一方、
親村瀬は「このままで、大丈夫かな」
と、不安や焦りを抱えるという、
矛盾した気持ちがいつも同居していたように記憶しています。
そんな不安的な気持ちが芽生えやすい時期ですが、
村瀬は嬉しい気分になることも多々あります。
それは、子どもたちのやさしさに出会ったときです。
今日も、どうにかこうにか学校に顔を出してくれた、
切ない顔をした低学年の少女に、
高学年の少女が「大丈夫だよ」と声を掛け、
手をつないで昇降口に連れて行ってくれました。
東小では、そんな思いやりあふれる行動を、
この時期は本当によく目にすることができます。
特に、「先輩たち」のやさしさには、
社会を支えてくださっている方々へと同様に、
素直に頭が下がります。
そんな陰ながらの支えのおかげで、
少しずつ気持ちが落ち着き、
学校に足が向いてく子も大勢いるのです。
まーがれっともそんな感じで、
いつの間にか何事もなかったかのように、
学校生活を送っており、今ではすっかり笑い話です。
保護者のみなさんの中にも、
不安や焦りを抱えている方もいらっしゃると思いますが、
きっと大丈夫です。
ご家庭だけではなく、
みんなで一緒に手をつなぎながら歩んでいきましょう。
さてさて、最後に村瀬の連休中の思い出を、
少しだけ披露しておきます。
前回ぶつぶつした通り、
村瀬は誰からも相手にされず、
「北の国」で繰り広げられるドラマを、
DVD(3巻以外)で視聴しまくる日々を送りました。
そのドラマに感銘(かんめい)を受け、
「あ~あ~あああああ~」
と、テーマソングを風呂場に響かせたり、
通り掛かった野良猫を、
「るーるるるるるる」
と、呼び寄せようとしたり、
まいけるとまーがれっとのことを、
「じゅ~ん、ほたる~」、
と、口をとがらせながら呼んだり、
受験生になってしまったまいけるに向かって、
「や~るな~らい~まし~かねぇ~」
と、歌いかけたりしました。
昭和世代でない人や視聴したことのない人には、
さっぱり意味の分からない行動ですね。
まいけるとまーがれっとも、このドラマをまるで知らないので、
ただただうっとーしがられた父村瀬なのでした。
次の連休には、
南の島の診療所で繰り広げられるドラマを見よっと。
それでは、また。