【南小】野外活動(5年)
2021年10月6日 11時33分10月4日(月)~5日(火)に豊田市の「旭高原自然の家」で実施された野外活動(キャンプ)は大成功に終わりました。何より、天気や環境に恵まれたことが大きかったです。二日とも最高の秋晴れで、施設内はほぼ貸し切り状態でした。
野外活動の華であるキャンプファイヤーは、この上ない盛り上がりを見せました。全員が心を一つにしてゲームやダンスを楽しんでいる様子は、コロナ禍で蓄積していた鬱憤を思い切り発散しているようにも思えました。各クラスのスタンツはどれも素晴らしく、アイデアと質の高さに感心しました。締めのダンス「エビカニクス」では、学年全体の一体感や計り知れないパワーを感じました。
我々引率教員チームも「劇団山田」を結成して、ドラえもんコント「たすけて!」を披露しました。山田先生の監督の下、事前に体育館で何度も練習し、衣装まで準備する手の込みようでした。「教師は役者たれ」を体現する迫真の演技に、子どもたちはすぐに引き込まれていました。コントの最後に全員で、星野源バージョンの「ドラえもん」を、子どもたちが昨年度のスポーツフェスティバルで踊った振り付けで踊りました。
キャンプファイヤーのトリを飾ったトーチトワリングは、練習の成果が遺憾なく発揮された素晴らしい演技でした。その様子は、昨日、5年生保護者に動画配信しました。キャンプファイヤーの楽しさとトーチトワリングの幻想的な光の軌道は、永遠に子どもたちの心に刻み込まれたことでしょう。
その他、天体観測・「ネイチャービンゴ」等の活動も、野外活動のよい思い出になったのではないかと思います。現地と学校をZOOMで繋いだ試みも成功し、4年生や職員室とコミュニケーションを取ることができました。コロナ禍の影響で飯ごう炊さんは行いませんでしたが、みんなで食べる朝食や夕食は大変美味しかったです。ただ、学校での給食同様、全員同じ方向をむいて無言で食べている様子には残念な思いがしました。
5年担任陣を中心に、コロナ禍における野外活動の形を考え、子どもたちが感動を味わえるよう準備段階から一生懸命サポートしてきました。5年生の南っ子たちは二日間、本当に良く頑張りました。テーマ「人に優しく、自然に優しく」が達成できた素晴らしい野外活動になったと思います。
9月末に緊急事態宣言が解除されたとはいえ、このご時世何が起きるか分からないため、当日まで行けるかどうか不安でした。その不安が杞憂に終わり、本当にホッとしています。しかも、大きな怪我や病気がない最高の形で終えることができました。
保護者や施設の皆様等、野外活動を支えてくださった全ての方々に感謝の気持ちでいっぱいです。ご理解・ご協力・ご支援、ありがとうございました。今後は、野外活動での学びを実際の生活に活かすことができるよう、事後指導にも力を入れたいと考えています。