【南小】第49回卒業証書授与式
2022年3月18日 15時01分本日、令和3年度南小学校第49回卒業証書授与式を挙行しました。式中は思いのこもった返事・呼びかけ・合唱等に心を揺さぶられ、式後の学級活動や歓送等にも感動しました。保護者の皆様には、六年間の長きにわたるご理解・ご協力・ご支援に対し、心より感謝いたします。
校長式辞概要は、次の通りです。
「コロナ禍は未だ先が見えず、今年度も常に感染予防を意識して生活しなければなりませんでした。しかし、このような状況の中でもピンチをチャンスに変えながら充実した学校生活を送ることができた皆さんは、本当にたくましく、素晴らしいと思います。
東京オリンピック・パラリンピックが一年延期になったことにより、今年度は夏の東京冬の北京と二つのオリンピック・パラリンピックが開催されました。どちらも日本人選手が大活躍して、多くのドラマに触れたり感動を味わったりすることができました。これも6年生の忘れられない思い出の一つとなりましたね。
オリンピックイヤーにちなみ、『最後まで 頑張る君に 金メダル』をテーマとした運動会で、皆さんは準備から後片付けまで、南小学校を引っ張る最高学年としての責任を、しっかり果たすことができました。本番で皆さんが演じた表現運動『阿吽之息』は、まさに金メダル級の出来栄えでした。感動をありがとう!
修学旅行では、どの見学地でも東京オリンピックに合わせて奇麗にした建物の全貌を、目に焼き付けることができました。金閣寺の輝きや清水の舞台から観た景色は、予想以上の美しさでしたね。二日間とも、最高学年らしいけじめのある行動が見られ、昨年度の野外活動と比べて大きな成長を感じました。
学習発表会のコロナ禍版として、各家庭への動画配信を行った『みなみっ子ムービー』は南小学校初の試みでした。詩『生きる』の朗読と合唱の練習を通して学級の絆を深め、その成果を動画の中で発揮することができました。
各学期末に実施した自主的な奉仕活動も素晴らしいと思いました。南小をよりよい学校にするために、自分たちでできることを考えて取り組んだ『挨拶運動』や『給食用白衣の修繕』、『学校内外の清掃活動』などに、最高学年としての頼もしさも感じました。
その他、委員会活動や分団登下校等の様々な活動で、南小学校のリーダーとして下級生の手本となり、先輩から受け継いだ伝統に新たなページを刻みました。
次年度、南小学校は創立50周年を迎えます。それに向けて、児童会役員が中心となってマスコットキャラクターの募集・選考に取り組みました。234点もの応募作品から選ばれたのは『レオなん』でした。『レオ』とはラテン語でライオンを意味し『なん』は本校の略称である“にちなんしょう”の南を意味します。『レオなん』は、元気な挨拶ができる南っ子をイメージしたライオンで、後期児童会のスローガン『挨拶で 笑顔の花咲く 南っ子』を象徴しています。
皆さんは無限の可能性をもっています。これからも失敗を恐れず、いろいろなことにチャレンジしてください。たとえピンチに陥っても、『レオなん』のような元気な挨拶と笑顔を忘れていなければ、必ず乗り越えらると思います。そして、様々な経験から多くのことを学び、世の中に貢献できる人になってください。
南小学校は皆さんの母校です。南小学校で過ごした日々を心の糧にして『明るく・正しく・たくましく』羽ばたいてください。南小学校は、いつまでも皆さんを応援しています。卒業生152名の皆さんの、今後のますますの活躍をお祈りし、式辞といたします。」