【南小】忘れてはならない日
2022年8月9日 09時47分
今から77年前の昭和20年8月9日、アメリカ軍の爆撃機が長崎市に原子爆弾(原爆)を投下しました。6日の広島市に次いで2発目の投下です。
人類史上、核兵器(原子爆弾等)が実戦で使用されたのは、世界でもこの2都市だけです。広島に落とされたのはウラン原爆、長崎に落とされたのはプルトニウム原爆で、どちらもたった一発で街を焼き尽くし、多くの市民を殺傷しました。今でも後遺症で苦しんでいる方々がいて、2発の原爆による死亡者数は50万人を超えています。
現在、世界には、約1万3千発の核兵器があると言われています。原子爆弾を始めとする核兵器の廃絶に向けて世界をリードしていくことが、世界で唯一の被爆国である日本に課せられた使命だと思います。
先日、4時間30分以上にわたる長編ドキュメンタリー映画「東京裁判」を観てきました。改めて、戦争と平和について大いに考えさせられました。かつての悲劇を繰り返さないために、私たちは何をするべきなのでしょう。
8月15日には終戦記念日を迎えます。この機会に是非、戦争と平和について、ご家庭でも話題にしてほしいと思います。