校長ブログR4

【南小】エイプリルフール

2023年4月1日 18時16分

 3/25のブログ「おかげさま」を、教員生活最後のブログとする予定でした。

 昨日、定年退職した身ですが、今日はエイプリルフールなので、ブログをあげることをお許しください。

 3月に入ってから、本当に多くの皆様に退職を祝っていただきました。ありがたいことです。30日(木)には、「ヘアドネーション」(12/1ブログ参照)に協力した5名とご家族の方々が、活動報告を兼ねて来校しました。市内の美容院で28日にカットした髪を、翌日、大阪市にある団体に届けたそうです。5人はまるで別人のような雰囲気でしたが、その表情は達成感に満ち溢れていました(3/30中日新聞「なごや東版」掲載)。

 31日(金)、校長室に入ると驚くほど大きな一対の花飾りが置かれていました。かつての教え子(日進中卒)たちが、用意してくれたのです。あまりの美しさに感激していた先生方と、花飾りの前で記念撮影をしました。また、令和4年度最後の活動をしていた花ボランティアの皆様とも、花壇の前で記念撮影をしました。

 午後2時から開催された、日進市小中学校の退職教職員辞令伝達式に参加した後、校長室に戻って荷物の整理等をしていると、花飾りを用意してくれたメンバーが続々と集まってきました。最も感動した場面は、日進中伝統の「エッサッサ」(現:魂)と応援歌「日中健児」の披露でした。

 「エッサッサ」の指揮と和太鼓は当時の担当者が行っており、格好も当時のままでした。魂のこもった指揮者の口上や、全身全霊をかけた演技から、これまでの労いや今後の活躍へのエールを感じ取ることができました。応援歌「日中健児」の披露には、当時の体操服姿の女子も入って一緒に歌いました。中学校を卒業してから20年以上経っても、皆、日中愛は深く、日中健児魂をもち続けています。

 こんな素晴らしい教え子たちに囲まれて最終日を締めくくることができ、本当に幸せな教員人生でした。少し大袈裟かもしれませんが、イチロー氏の言葉を借りるなら「教員人生、後悔などあろうはずがありません」的な心境です。これで一区切りつきましたが、まだまだ休むことなく、次の仕事にも全力で取り組みたいと考えています。

 児童生徒・保護者・地域・関係諸機関等々、これまで関わってきた全ての皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。令和5年度の南小学校も、よろしくお願いします。

【南小】おかげさま

2023年3月25日 14時22分

 昨日、児童下校後に体育館で「校長先生を送る会」が開かれました。漫才・コント・動画・音楽など、大変盛りだくさんの内容で、南小教職員の凄まじいパワーに圧倒されっぱなしでした。“教師が元気なら子どもも元気”、この強大なパワーが南っ子たちに反映しているんだと改めて感じました。

 最後に、体育館内に設置された特設リング内で、スポットライトを浴びながら引退のテンカウントゴングを聴きました。素晴らしい演出で38年間の教員人生に華を添えてくれた、世界一素敵な南小教職員陣に感謝です。

 今日の午前中は、体育館でバスケットボール部の「卒業ゲーム」が行われました。和気藹々とした雰囲気の中で、部員・教員・保護者が一緒になってゲームを楽しみました。部員と顧問団によるセレモニーでは、卒業した部員が後輩たちにメッセージを託したりプレゼントの贈呈等が行われたりしました。

 たくさんの保護者の皆様に来ていただき、参加者全員が心温まる時間となりました。けが人も出なかったことも良かったです。「働き方改革」の下で、小学校の部活動は廃止が主流です。日進市の小学校部活も、近い将来、なくなるかもしれません。だからこそ、今日のような時間を大切にしたいと思います。

 保護者・地域の皆様には、本校の教育活動に多大なご理解・ご協力をいただき、本当にありがとうございました。皆様方の力強いご支援があったればこその50周年でした。

 南小学校に赴任して突っ走ってきた三年間、ご迷惑をお掛けしたことも多々あったかと思います。皆様のご恩は一生忘れません。今後とも南小学校を、よろしくお願いいたします。

【南小】修了式、最後の学活

2023年3月24日 11時48分

 本日、修了式をZOOMで行い、1~5年生の代表児童に修了証を授与しました。

 校長式辞概要は次の通りです。

「いよいよ今日で3学期、そして、令和4年度が終わります。

 1学期・2学期の終わりは『終業式』ですが、今日は『修了式』と言います。修了式の『修了』という言葉には、『その学年にふさわしい学力・体力と心を身に付けました』という意味があります。後で担任の先生から通知表と一緒に修了証がもらえるので楽しみにしていてくださいね。

 『感謝の3学期』、思い残すことがないよう、感謝の気持ちを言葉や行動に表すことができましたか?先日の『6年生を送る会』は、どの学年の出し物も素晴らしかったです。6年生への感謝の気持ちが満ち溢れ、皆さんの思いがひしひしと伝わってきました。

 また、『校長先生の卒業式』もありがとうございました。校長先生がまったく気が付かないところで準備が進んでいたことにびっくりしました。透き通るような青空の下、1年生から6年生までの全南っ子で歌った校歌は、本当に素晴らしかったです。感動しました。今、皆さんが書いてくれた千通以上の手紙を読み進めてますが、『本当に良く校長先生を観てくれていたんだなぁ』と感心しています。改めて、やっぱり南小学校は世界一素敵な学校だと実感しました。

 皆さんにとって、『あいさつ・笑顔・50周年』の一年間はどうだったでしょうか。

 満足できる一年になった人は、春休み中に新たな目標を立てて新しい学年に臨んでください。『もう少し、頑張れば良かったなぁ』と、悔やんでいる人は、次の学年で努力する点をはっきりとさせてください。

 4月から1年生は2年生になり、新しく入ってくる1年生のお兄さん・お姉さんとなります。他の学年も、今までより役割が大きくなり、特に5年生は、最上級生として学校のリーダーになります。南っ子の皆さん、これからも南小学校がずっと世界一であり続けることができるよう、よろしくお願いします。元気があれば何でもできる!

 明日から春休みです。

 春休みは2週間くらいしかありませんが、交通安全や健康に気を付け、有意義な日々を過ごしてください。校長先生はこの3月で教師を辞め、南小学校を去りますが、大好きな南っ子たちと過ごした3年間は大切な宝物です。南っ子の皆さん、本当にありがとうございました。

 最後に皆さんの、輝かしい未来を祈って『1・2・3、ダ~』をやりたいと思います。立ってください。

 行くぞ~! 1・2・3、ダ~!」

 式後に、令和5年度前期児童会役員の任命と表彰(男子バスケットボール交流会、全国小学生「未来」をつくるコンクール作文部門)を行いました。そして、堀田生徒指導主任が「春休みの過ごし方」について、次のような話をしました。

・は・・・ハッとしたときには、もう遅い

・る・・・るんるん気分は、ほどほどに

・や・・・やめよう、危険なあそび

・す・・・すすんで、勉強・お手伝い

・み・・・みんな元気に始業式

 最後の学級活動で南っ子たちは一人一人、担任から通知表(修了証)を受け取り、真剣な表情で話を聞いていました。そして、全体に向けての担任のラストメッセージを聞きながら一年間を振り返り、学級の仲間たちとの最後の時間を過ごしました。

【南小】5年生の活躍

2023年3月23日 11時18分

 昨日から明日まで、6年生不在の分団登校ですが、5年生が中心となって班をまとめ、安全に気を付けながら登校しています。毎朝恒例の「校長先生、今日も絶好調です!」も、6年有志から5年有志に引き継がれました。頼もしい限りです。

 5年生は担任教師陣の影響もあり、野球好きが多く、昨日のWBC優勝で学年全体が大いに盛り上がっていました。昨日はスポーツ、本日は文化芸術ということで、1時限目に一年間の集大成として、5年合唱発表会が体育館で開かれました。指揮は担任、ピアノ伴奏は児童が担当していました。

 コロナ禍の影響で、原則、合唱中はマスクが外せず、あまり大きな声も出せないため、「心で歌う」ことを目標に1月から練習してきました。本番が近付くにつれ、どの学級も団結力が高まり、それが歌声にも表れてきました。

 修了式前日というタイミングでの合唱には、子どもたちの様々な思いが込められていました。学級への愛情、担任や仲間への感謝の気持ち、学級が解散することへの寂しさ、最高学年としての決意・・・、それらの思いを歌声から感じ取ることができました。

 発表会後には、5年担任団(+学年関係教員)から歌とダンスのプレゼントがありました。また、先生方全員から温かいメッセージが送られました。こんな素敵な先生達と過ごすことができた5年生は、本当に幸せだと感じました。

 今年度のボランティアの総決算として、PTAが3月26日(日)に「剪定・除草・ツル取り・収集ボランティア」を企画しました。9:00~11:30、13:30~15:30が活動時間ですが、時間内であれば途中参加・途中離脱OKです。雨天の場合は中止となります。詳しい内容は配付物でご確認ください。

【南小】卒業式こぼれ話

2023年3月22日 09時39分

 これまでの卒業式は、市からの記念品といえば英和辞典、PTAからの記念品といえば「証書入れ」が定番でした。しかし現実的には、記念品としての英和辞典がほとんど使用されていないため、今年度から市からの記念品が「証書入れ」になり、PTA記念品は学校裁量となりました。

 そこで、南っ子たちが喜ぶであろう記念品を広く検討した結果、「レオなんタンブラー」に決定しました。実際、「レオなんタンブラー」は大好評で、卒業生たちは本当に嬉しそうでした。私も退職記念に私費で購入(880円)しました。

 また、サプライズという形でフェアウェルドリンク(fearwell:さようなら、別れの)が用意されました。ヤクルト日進工場で生産されたオレンジジュースを、市が提供してくださったのです。「卒業おめでとう」シールが貼られた卒業記念仕様のジュースを手に、卒業生全員が児童会長の音頭で乾杯をしました。体育館内に、素敵な笑顔が広がりました。市の取り計らいに感謝します。

 卒業式前日の日曜日、念のため学校に行ってみると、6年担任団を中心に数名の先生がいました。先生たちは、学級の児童一人一人にメッセージを書いたり卒業記念動画をつくったりしていたのです。思いを込めて一生懸命打ち込んでいる様子を見て、私も胸が熱くなりました。

 教員の多忙化解消、「働き方改革」が声高に叫ばれている今、このような状況は決して推奨されることではありません。しかし、子どもたちのことを思って嬉しそうに作業している先生方から、教師として大切な“心”を感じました。確かに合理的に効率よく仕事をすることは大切です。しかし我々教育者は、常に子どもを最優先に思う気持ちを、最も大切にすべきだと考えています。

 卒業式後に校内に設置された看板や50周年記念花壇と一緒に、記念撮影をする卒業生・保護者の姿がありました。周辺が整備された50周年記念花壇は、広大な庭園の中心的な存在になっています。花壇は季節によって表情を変え、最近はチューリップの花が美しさを増してきました。

 花ボランティア代表の村瀬さんが、庭園にふさわしいベンチを寄贈してくださいました。天気の良い日に、このベンチに座って花壇・庭園を眺めていると最高の気分になります。リラックスしたいときなど、是非、このベンチに座って眼前に広がる美しい花を眺めてみてください。

 卒業式を支えてくださった、家庭・地域・関係諸機関等の全ての方々に心より感謝します。ありがとうございました。これからもよろしくお願いします。

【南小】第50回卒業証書授与式

2023年3月20日 15時33分

 本日、春を感じさせる暖かな陽気の下、令和4年度南小学校第50回卒業証書授与式を挙行しました。

 校長式辞概要は、次の通りです。

「卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。皆さんの気持ちのこもった返事から、小学校生活の充実ぶりと輝かしい未来への希望を感じることができました。

 さて、卒業生の皆さんは6年前、期待に胸を膨らませ、大きなランドセルを背負って南小学校の校門をくぐったことでしょう。この6年間は皆さんにとってどんな日々だったでしょうか。コロナ禍の苦難を乗り越え、ことごとくピンチをチャンスに変えてきた皆さんは、6年前とは見違えるほど成長できたことと思います。

  今年度の南小学校は、『あいさつ・笑顔・50周年』を合言葉に、世界一素敵な小学校を目指してきました。皆さんは、最高学年として挨拶・笑顔の率先垂範ができたと思います。毎朝のように有志が自主的に昇降口前に立って挨拶運動を行っていましたね。『校長先生、今日も絶好調です!』という言葉から元気をたくさんもらいました。

 様々な周年記念行事での活躍も、目を見張るものがありました。運動会での魂がこもった選手宣誓や応援歌には、心が震えました。また、集団演技『335人のシンクロ!』は5・6年生全員の心がまさにシンクロしているようで、運動場が感動の渦に包まれました。

 修学旅行では、渋滞や混雑といった困難を持ち前の元気さやポジティブさで見事に克服しました。まさに『元気があれば何でもできる』学年です。夕焼けを背にした平等院鳳凰堂は、言葉にできないほど美しかったですね。

 3年ぶりに舞台発表となった学習発表会では、修学旅行での出来事や学んだことを替え歌やダンスで楽しく表現しました。各クラスが心を一つにした合唱はすばらしく、まさに『天使の歌声』でした。

 広大な運動場に人文字で『レオなん』を描いた航空写真、南小学校を卒業した音楽家や人気芸人『しずる』が市民会館のステージに立った芸術鑑賞会、自動運転バス『にっしんアルマ』乗車体験といった行事も忘れられない思い出となりましたね。

 部活動関係では、日進市小学校球技大会が3年ぶりに開催され、6年生主体のチームが躍動しました。バスケットボール部は1ゴール差で決勝リーグ進出を逃し、サッカー部は得失点差で優勝を逃しました。この悔しさは今後の人生の大きな糧になると思います。 

 バスケットボール部男子交流会では、最後まであきらめないプレイで、劇的な逆転勝利を収めました。金管バンド部は、球技大会壮行会や市民会館でのバンドフェスティバルでコロナ禍に負けない見事な演奏を披露しました。

 その他、登下校や委員会活動等でもリーダーとして活躍し、創造力豊かなアイデアで先輩から受け継いだ伝統に新たなページを刻みました。

 このような皆さんの姿勢が、家庭や地域との連携・協働を促し、50周年の南小学校は『地域とともにある学校』『地域から愛される学校』として、間違いなく世界一素敵な小学校になっていると思います。この南小学校で過ごした日々を誇りとして、これからも失敗を恐れず、いろいろなことにチャレンジしてください。

 たとえピンチに陥っても、校訓『明るく・正しく・たくましく』の精神と『レオなん』のような元気な挨拶と笑顔があれば、必ず乗り越えられると思います。そして、様々な経験から多くのことを学び、世の中に貢献できる人になってほしいです。

 保護者の皆様、本日は誠におめでとうございます。お子様が立派に成長されたことを、心からお慶び申し上げます。私ども職員一同、精一杯努めてまいりましたが、至らぬ点も多々あったかと存じます。6年間の長きにわたるご理解・ご協力・ご支援に対し、心より御礼申し上げます。また、壇上のお二方をはじめ、地域の皆様方の力強いご支援があったればこそ、子どもたちの健やかな成長があると感謝申し上げます。

 この南小学校創立50周年という節目の、記念すべき年が私の教員ラストイヤーに重なりました。さらに、私が新任として赴任した学校にお見えになった岩田憲二先生が、今、ここに教育長としてお見えになっています。この奇跡的な巡り合わせの年に、皆さんと一緒に卒業できることが本当に嬉しいです。皆さんからのサプライズ企画『校長先生の卒業式』でいただいた卒業証書と千通以上の手紙は一生の宝物です。

  南小学校に赴任して3年間、私自身も大切なことをたくさん学ばせていただき、大好きな南っ子たちとともに成長することができました。本当にありがとうございました。

 今日のこの良き日に、南小学校を巣立つ155名の未来が、幸多きものになることを祈念し、式辞といたします。」

※正門に設置した看板横の花飾りは、花ボランティア代表の村瀬さんの作品です。

【南小】最後の卒練、卒業式準備

2023年3月17日 15時23分

 本日の1時限目、最後の卒業式練習のあと、6年担任教師陣による「6年生を送る会」がサプライズで行われました。息ぴったりのダンスや歌、心のこもった「呼び掛け」・はなむけの言葉など、小学校生活最後のビッグプレゼントとなりました。

 面白いときは腹を抱えて笑い、真面目な話には真剣に耳を傾ける。この一年間での大きな成長が、この会を鑑賞する態度に表れていました。教師陣のダンスに合わせて踊ったり、学年主任の津田先生と一緒に号泣したり・・・、昨日の児童によるサプライズ企画同様、6年南っ子たちと担任教師陣の強い絆を感じることができました。

 こんな素敵な先生達と過ごすことができた6年南っ子たちは、本当に幸せだと思いました。6年南っ子たちも担任教師陣も最高です。 ブラボ~!

 月曜日の卒業式に向けて、5・6時限目に5年生が準備を行いました。体育館の椅子並べ、6年生教室等の飾り付け、祝電掲示板作成などなど、自分たちの持ち場で一生懸命に作業していました。5年生は残念ながら卒業式に参加できませんが、今日の頑張りと思いは確実に6年生に伝わると思います。

 また、折戸区自主防災会の皆さんが中心となって、5年生と一緒に運動場に駐車場のラインを引いてくださいました。当日は卒業式に参加される保護者の車の誘導もしてくださいます。いつも学校行事等でお世話になり、感謝の念に堪えません。

【南小】卒練後のサプライズ企画

2023年3月16日 14時11分

 本日の1時限目、卒業式の合唱練習後、6年生が担任教師陣に向けてサプライズ企画を行いました。寸劇や動画鑑賞等、笑いあり涙ありの内容で、6年南っ子たちの担任教師陣への深い愛情と信頼関係が伝わってきました。

 特に6年南っ子たちが制作した動画は驚くほど質が高く、こういったところでもICT教育の成果が出ていると感じました。最後の各担任からの涙ながらの話に、私も涙腺が緩んでしまいました。卒業式まであと4日、雰囲気はどんどん高まっています。

 また、6年南っ子有志が、「資源回収の仕方 知ってるかな?」という動画を制作しました。昨夕から、南小学校HPメニューの「教材動画集」に入っています。より多くの保護者・地域の皆様にご視聴いただき、南小学校の資源回収にご協力していただけると嬉しいです。よろしくお願いします。

 卒業式・修了式を間近に控えて、レクリエーションを行う学級が増えてきました。先日は6年4組が第2音楽室で、学級内「こんなことできちゃうよ大会」を開いていました。最後に、担任の関先生が素晴らしい踊りを披露しました。今日の4時限目には3年5組の「お祭りパーティー」に招待されました。どのお店も趣向を凝らしており、これまで学んできたことが随所に生かされていました。

【南小】6年生を送る会、校長特別講義

2023年3月15日 16時10分

 本日の5・6時限目、5年生が企画した「6年生を送る会」が体育館で開催されました。今回も、密を避けるため一学年ずつ順番に6年生の前で出し物を披露する形をとりました。

 どの学年の出し物も、6年生への感謝の気持ちが満ち溢れた心温まる内容でした。アイディアやクオリティーも素晴らしく、踊りのうまさに感心したりユニークな演出に腹を抱えて笑ったりしました。もちろん、送る会ならではの、しんみりする場面もたくさんありました。6年生は温かく包み込むような眼差しで見入っており、体育館中が和やかな空気に覆われていました。

 1~5年生の出し物の後、5年生から思い出スライドの上映がありました。6年生は入学以降の懐かしい写真に見入り、何度も歓声を上げていました。5年生が全学年を代表して感謝のプレゼントを披露した後、6年生からお礼の言葉と合唱の発表がありました。5・6年生で歌う最後の校歌を聴いて、6年生の思いが確実に在校生に引き継がれていることを感じました。

 6年担任陣の計らいで、6年全学級で社会科特別講義を行わせてもらえることになりました。今日は、1時限目に1組、2時限目に2組、3時限目に4組で講義を行いました(3組は明日の2時限目)。子どもたちとのやりとりや熱い視線が本当に心地よかったです。45分という短い時間では伝えきれないことが山ほどありましたが、日本の未来を担う南っ子たちにとって、この講義が「本質を見極める目」や「正しく判断する力」を身に付けるきっかけになってくれたら幸いです。

【南小】校長卒業式、マスク着用のルール

2023年3月14日 12時55分

 今朝、運動場にて全校児童が参加するサプライズ企画「校長先生の卒業式」が行われました。私に気が付かれないところで、これだけの準備がなされていたことにびっくりしました。

 6年南っ子たちの粋な計らいに感動し、こんな素晴らしい学校で定年退職を迎えられる喜びがこみ上げてきました。同時に、毎日、南っ子たちの元気な笑顔に触れることができなくなる寂しさもこみ上げてきました。

 心のこもった卒業証書千枚以上の手紙集は一生の宝物です。

 この日のために、全校児童が校歌を1番から3番まで歌えるように練習してきたそうです。今年度、1年から6年までの全南っ子が集まって斉唱する最初で最後の校歌が、爽やかな春の青空に響き渡っていました

 また、今朝、日進中学校から4名の先生方が来校し、1時限目の6年生の様子を観てくださいました。突然の授業参観状態に、6年南っ子たちは緊張しながらもどこか嬉しそうでした。

 政府発表により、昨日(3/13)から、マスク着用のルールが変わり、「着用は個人の判断に委ねることが基本」となりました。このルール変更は、学校においては4月1日から適用されることになっています。ただし例外として、それより前に実施される卒業式においては、「卒業式の教育的意義を考慮し、児童生徒等はマスクを着用せず出席することを基本とする」としています。

 南小学校では、「自分の命(身)は自分で守る」という観点から、これまでも体調に応じてマスクの着脱を自己判断に委ねていました。4月1日からのルール変更により、南っ子たちが一段とマスクを外しやすくなることが期待できます。

 3月20日の卒業式におけるマスク着用のルールは、文部科学省の通知文を基にして、日進市の校長会で話し合いました。決定事項は既に6年生保護者にコドモンで連絡してあります。                                                 

 南っ子は、声を出さない「入退場、式辞・祝辞、卒業証書授与等の場面」では、マスクを外すことが基本です。マスクのない素顔で、堂々と入退場する光景を期待しています。声を出す「返事、呼びかけ、合唱等の場面」では、マスクを着けることを奨めています。保護者の皆様には、原則マスク着用にご協力をお願いします。

【南小】備えあれば・・・

2023年3月13日 11時13分

 3月11日(土)の午前、竹の山小学校体育館で男子バスケットボール部交流会(新人戦)が開催されました。先週の女子に続く開催でしたが、参加校は南小と竹の山小だけでした。4・5年生からなる男子チームも女子同様、素晴らしいチームワークを見せていました。試合には惜しくも負けてしまいましたが、準優勝という結果にふさわしい戦い振りだったと思います。

 2月20日(月)のブログで、サッカー交流戦の予選リーグについて記載しました。優勝が期待されたサッカー部でしたが、残念ながらグラウンドコンディションの関係で決勝リーグは中止となってしまいました。サッカー部・バスケットボール部ともに次年度の秋に開催される、唯一の公式戦(日進市小学校球技大会)で頂点目指して頑張ってほしいと思います。

 さて、12年前の3月11日、東日本大震災引き起こす大地震と大津波が発生しました。その日、地震が起きた午後2時46分、私は当時勤務していた赤池小学校の職員室にいました。ゆったりとしたわずかな横揺れが結構長い時間続き、船に乗っているような変な感じがしました。テレビをつけると「東北地方で大きな地震が起こりました」というニュース速報が出ていました。それまでに日本で起こった地震の中で一番大きな超巨大地震ということでしたが、その後の予想を遙かに超える巨大な津波が被害を更に大きくしました。

 宮城県石巻市の大川小学校では、海から川を約5キロもさかのぼってきた大津波に、避難する途中の子どもたちが呑み込まれました。全校児童108人中74人が犠牲になったほか、教師も13人中10人が犠牲になりました。日本全体では東北地方を中心に死者・行方不明・震災関連死は計約2万2千人に上ります。さらに、福島県にある原子力発電所からの放射能漏れの影響等もあり、今でも家に戻ることができない人がたくさんいます。

 東日本大震災の記憶は、決して風化させてはいけません。この地域は、いつ大地震が起こってもおかしくないと言われています。ご家庭でも、災害が起きたときの避難方法「命の大切さ」「助け合うことの大切さ」などについて、話題にしていただければと思います。

【南小】卒業式予行練習

2023年3月10日 14時45分

 10日後に本番を控えた今日、卒業証書授与式の予行練習を行いました。本番に参加できない5年生にとっては、卒業式の雰囲気を味わう貴重な機会です。

 予行練習が始まる前、5・6年の学年主任が予行練習の意義等について、5年生に話しました。また、呼びかけの前には、6年生代表として児童会長が5年生に、最高学年としての役割を引き継ぐ思いなどを伝えました。本番さながらの気持ちが込められた返事・呼びかけ・合唱等から、5年生は何かを感じ取ることができたと思います。

 本日の午前中、暖かな春の日差しの下、2年生が「まちたんけんパートⅡ」を実施しました。各クラスの中で行きたい施設毎に五つのグループをつくり、それぞれの施設(日進市スポーツセンター槌屋・日進市民会館近畿日本ツーリスト・サンドラッグくりんここ・郵便局ホンダ・ドコモ)を見学しました。

 3/7(火)のH3ロケット打ち上げは失敗しましたが、第10回こども宇宙プロジェクト(9/27ブログ参照)は順調に進んでいます。先日、南小学校をはじめ日本全国で撮影した約2万枚の写真で作った壮大なモザイクアート作品が完成しました。作品はアメリカ・フロリダ州でロケットに載せられて、6/1(予定)に国際宇宙ステーションへ旅立ちます!楽しみですね。

【南小】教育委員会褒賞

2023年3月9日 14時17分

 2/28のブログに記載したように、槇原琉人君(5年)の所属するチームがラグビーの全国大会(第15回大樹生命ヒーローズカップ決勝大会)で優勝したため、日進市教育委員会褒賞を受けることとなりました。

 そして、本日の「にこにこタイム」に校長室で表彰状授与式が行われ、日進市教育長の岩田憲二様から直接表彰状を受け取りました。槇原君の夢は大きく、「日本代表に入ってワールドカップ等、世界の舞台で活躍する」ことです。可能性は無限大∞、夢の実現に向けて努力あるのみですね。応援しています。

 さて、卒業式に向けて学校全体がどんどん美しくなっています。

 昨日・一昨日の業者による剪定作業で、地域の方々が伐採・剪定した箇所も一段と奇麗に整えられました。正門周辺から南校舎の間が、巨大な庭園のようになっており、歩いていると本当に心地よいです。

 今週は美化委員会が企画した「50周年ピカピカ南小大作戦」で、それぞれの清掃箇所の重点目標が達成できるように頑張っています。広報委員会・保健委員会が制作した芸術的な掲示作品も、卒業式への気運を高めています。

 歴代PTA会長有志の皆様からいただいた南小創立50周年お祝い金で購入したプレートが届き、早速、花壇看板・レクチャー台・校訓額に貼り付けました。感謝の気持ちを忘れず、永遠に思いを引き継いでいきたいと考えています。

【南小】卒業式に「向かってけ」

2023年3月8日 11時19分

 2/17のブログに、「松本先生が全ての卒業証書を書き終えました」と記載しました。しかし、その後、6年担任団のチェックに数枚が引っ掛かり、今朝、松本先生が再び来校してくださいました。松本先生の「大好きな南小学校に来る口実ができて嬉しい」というお言葉に、申し訳ない気持ちが一段と募りました。

 最終学歴の卒業証書は何度も活用されますが、小学校の卒業証書は受け取ったら二度と目に触れない可能性もあります。そんな卒業証書にも、松本先生や6年担任団は決して妥協しません。たとえ活用されなくても、小学校の卒業証書は、人生で一回しかもらえないからです。

 卒業式は最も大切な学校行事と言われています。先述したように、卒業証書一つあげても、実に多くの人たちの労力と愛情が注ぎ込まれています。6年生には、是非、いろいろな人たちの卒業式に懸ける思いも感じながら、練習に向き合ってほしいと思います。

 先日、日進中学校1年生(南小卒)が来校し、「向かってけ」の話で盛り上がりました。彼は、毎日昼の放送で流れている「向かってけ」が大好きになったそうです。担任からボーカルが私だということを聞き、その真偽を確かめに来たのです。

 昨日の卒業式後には、来校した日中卒業生から運動場いっぱいに「向かってけ」という文字が描かれていることを聞きました。日中では毎年、卒業式の前日に教職員が力を合わせて「卒業生へのはなむけのメッセージ」を描きます。詳しくは、日中HP「日中健児のつぶやき(R4)」の「祝卒業! 番外編」をご覧ください。

 日中で学級担任をしていたとき、同僚と教員バンド「マサキンタンズ」を結成して、「3年生を送る会」でオリジナル曲を披露していました。その中で最も生徒の心に突き刺さったのが「向かってけ」で、しばらくの間“3送会”の定番になっていました。日中を出てから18年も経ちますが、未だに日中健児たちに影響を与えている事実に胸が熱くなりました。

※右下の写真は、代表児童の卒業式練習の様子です。

【南小】進化する図書館

2023年3月7日 14時27分

 本日、日進市内の全中学校で卒業式が行われました。卒業生の門出を祝うような素晴らしい好天となり、嬉しく思いました。今回もコロナ禍のため、残念ながら式に参加することができませんでしたが、心は日進中学校体育館にありました。南小OB・OGもたくさんいる日中卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。

 本日の午後、大図書館・コアラ図書館で業者によるシステム調整作業が行われました。すでに、二つの図書館の蔵書には全てICタグが取り付けられており、新システムへの移行が着々と進んでいます。新システムが導入されると、自動貸出機で日進市立図書館と同じ貸出処理ができたり学校の図書館から市立図書館の蔵書を確認できたりします。また、電子書籍を学習用タブレット端末で読むこともできます。

 つまり、新システムの導入により、学校図書館と市立図書館の連携が深まり、南っ子たちの学びの可能性が広がります。

 昨日の午前中、コアラ図書館で図書ボランティアの会合が行われていました。昨年度、日進市生涯学習課が始めた地域学校協働事業を活用して、南小学校に様々な地域ボランティアが立ち上がりました(R3.7/26ブログ参照)。中でも、図書ボランティアと花ボランティアは定期的に活動日を設定し、活動内容もどんどん充実してきています。

 図書ボランティアの活動は、現在、朝の読み聞かせ、図書館の飾り付け、推薦本の紹介が中心ですが、その他、図書委員に読み聞かせの指導等もしています。会合の後、図書ボの皆様から寄せ書きをいただきました。

 「本が好きなので、本に関わる時間ができたのと、子どもたちの様子(学校生活)を感じ取る機会があり、楽しかったです」「子どもたちの笑顔に触れられて、一緒に本を楽しむこともできて、子育ての楽しみが増えました」「本選びから読み聞かせまで、子どもたちのことを考えながら楽しいひとときを過ごすことができました」などの言葉から、まさに“できる時に・できる人が・できる事を”楽しんでやっていることが伝わってきました。感謝感激です。 

 ボランティア活動に興味のある方は、南小学校ホームページのメニュー「学校からのおたより」内にある図書ボランティア・花ボランティア募集のチラシをご覧ください。または、教頭にお問い合わせください。

※下の3枚の写真は、本日の業者による剪定と木や枝葉の回収の様子です。土日のボランティア作業で出た分も回収してくれました。