【南小】「せともの祭」
2022年9月11日 05時04分昨日(9/10)の午後、3年ぶりに開催された「せともの祭」に行ってきました。「せともの祭」は、江戸時代に磁器の製法を九州で学び、瀬戸に伝えた磁祖加藤民吉翁の遺徳をたたえる産業祭です。今回は加藤民吉の生誕250年記念ということで、これも南小創立50周年とダブってしまいました。
3年前に他界した母の実家が瀬戸市だったので、幼い頃から親しみのあるお祭りです。一時期、足が遠ざかっていましたが、西小勤務時に同僚だった加藤先生が瀬戸市に転勤してから、毎年のように足を運ぶようになりました。陶芸に造詣が深い加藤先生の勤務校が、「せともの祭」に出店するからです。今回も、加藤先生が顧問を務める瀬戸市立水野小学校陶芸部は、瀬戸蔵前に店を構えていました。
瀬戸蔵前に行くと、驚いたことに岩田教育長がいらっしゃいました。岩田教育長も毎回、子どもたちの陶芸作品を購入されているそうです。偶然の出会いに感謝して、水野小のお店をバックに3人で写真を撮りました。
瀬戸市は焼き物(陶磁器)の里として名高く、「せともの(瀬戸物)」は、お皿や茶碗などを総称する言葉になっています。瀬戸市は音楽も盛んで、私もかつて瀬戸市文化センターで、第九やメサイヤを合唱したりオペラ「民吉」に出演したりしてきました。オペラ「民吉」は、愛知万博中に長久手会場での公演もありました。加藤民吉の生涯を学べば、「せともの祭」中に降る雨の意味が分かります。
日進市にも瀬戸市同様、誇るべき歴史や文化がたくさんあります。例えば、お月見泥棒や岩崎城です。自分が住んでいる市について多くを学び、更なる発展を目指していきたいですね。