今回の修学旅行は「混雑」というテーマかと思うくらい、至る所でそれを感じました。
いきなり奈良へ向かう道中、高速道路工事の影響で渋滞。そのため、休憩所の関ドライブインに予定より約40分遅れで到着。昼食会場のなら和み館の利用時間のこともあり、やきもきする事態にもなりました。
あまり時間も短縮できないまま、東大寺へ。大仏殿内のお土産売り場に子どもたちが殺到して時間を費やし、さらに鹿せんべいを手に持って鹿に囲まれ、予定していたチェックポイントを訪れることもなく、南大門手前の広場にあわてて集合することになってしまいました。
京都に移動し、清水寺見学。駐車場は修学旅行のバスでいっぱいでした。お土産屋が並ぶ清水坂も人だらけで、通る道を考えて歩かないとぶつかってしまうほどでした。
結局20分遅れくらいで旅館となる洛南会館に着きました。
2日目、スタートはとても順調で、運転手さんのナイスドライブがあり、団体として1番乗りができました。そして、鹿苑寺(金閣)の開門を目にすることができました。当然、ナイスポジションで写真撮影ができました。空の青色がとても鮮明で、日光に当たり輝く金箔がより豪華さを引き立て、素晴らしい金閣でした。
駐車場に戻る頃には、観光バスで埋め尽くされており、次から次へと修学旅行生が金閣へ向かっており、ここでも混雑が見られました。
その後、北野天満宮に移動し、神殿に入って全員でご祈祷をしてもらいました。自分の学業への努力+α、足りない分を神様に助けてくださいとお願いしました。少し時間をとり、お守りを買ったりおみくじをひいたりして過ごしました。
次からはクラス分散となり、1組は二条城、2組は伏見稲荷、3組は平安神宮を見学しました。私は1組と同行したので、二条城の二の丸御殿の有名な障壁画や欄間などを鑑賞しました。また、庭園を歩きながら、御殿の廊下の『うぐいす張り』の様子を下から観察をしました。
三木半旅館に集合し昼食を済ませた後、最後の見学地、三十三間堂で自分の顔に似た仏像を探しました。仏像なので許されますが、コロナ禍では考えられないほど密状態に並んでおり、一瞬違和感がありました。仏像もそうでしたが、修学旅行あるいはツアーの見学者が多く混雑していました。何度も来てはいますが、こんなに人が多かった三十三間堂は初めてでした。
京都市内やそれぞれの見学地で混雑をしており、学校の到着時刻が40分ほど遅れてしまいました。しかし、病院にかかるほどの体調不良やけが、また発熱等による保護者のお迎えもなく、無事に旅行を終えられ、本当に良かったと思います。