1日目は、昼食後、ウォークラリーを行いました。森林の中をグループに分かれて行動し、与えられた課題を協力しながらクリアして中間点(休憩場所:元気村)で飴をもらってひと遊びしました。来たときと違うルートで、自然の家に向かって出発しました。いくつかのグループが来たルートに戻って進み、引き返すというハプニングはありましたが、迷子による大捜索もなく、皆無事に自然の家に戻ってきました。
夕食は、メインがエビフライで、バイキング形式で個々が盛り付け、食堂で食べました。
その後、お楽しみのキャンプファイヤー。暗くなった道を歩いていき、いこいの広場に集合しました。火の神と使いが登場し、「協力」「感謝」「平等」「行動力」「努力」「絆」「心」の7つの火を中央のいげたに点火し、1つの炎として燃え上がりました。そして、ファイヤーがスタートしました。火を囲みながら、歌い、笑い、踊り、語り合い、本当に盛り上がったキャンプファイヤーとなりました。終わりは、静まった中、夜空を眺めながら少しだけ星のお話があり、小さな炎で照らされたファイヤーロードを歩いて帰りました。
2日目。朝のつどいを体育館で行い、昨日のウォークラリーの表彰がありました。その中で、200gの石を見つけるという課題でピタリ賞の班があり、表彰されました。手の感覚だけでよく探し当てたなあと感心しました。
朝食バイキングの後、使用した場所の清掃、そして部屋の復元と、「使用する前以上にきれいにする」という心がけで協力し合って行いました。
午前は、焼き杉(ペン立て・壁掛け)、メタルフォークの創作活動を会場を分けて行いました。ガスバーナーで表面を焼いて焦がしたり、ピーラーで枝の皮を削ったりして、それぞれ手を加えて加工していきました。自分だけの作品が出来上がり、野外活動の良いお土産品となりました。
2日間、子どもたちは5分前行動を心がけて時間を守り、人のために行動し、集団行動の大切さを感じ取ることができたと思います。また、楽しむときはみんなで盛り上がって夢中になり、仲間との絆を深めることができました。
この野外活動で見せた姿を、日頃の学校生活でも持続して、心の温かい5年生であり続けてほしいと願っています。