まずは、サッカー選手でありながら、会社員でもある現在の立場についてお話しくださいました。男子サッカー界と女子サッカー界との違い、サッカー選手だけでは生活していけない経済的苦しさなど、環境の差があること。中学生の頃、学校のサッカー部に入部できず、クラブチームを探して所属したこと。これまでサッカーをする上で感じた男女の格差とその思いを伝えていただきました。

また、現在お勤めの職場において、「働きたい」と意欲のある高齢者の方や障害をもった方を雇用して、ＳＤＧｓの考えに則って働きがいのある場を提供していることや、カンボジアで深刻なごみ問題の解消に向けて苦しい中をあきらめずに頑張ってきたことなど、会社をあげてＳＤＧｓに取り組む姿を紹介していただきました。

　講話の中で、ご自身の経験から、

　『応援してくれる人や環境に感謝をして、好きなこと・熱中できることを本気でやり続ける』

『何事にも挑戦して、好きなことを見つける』

という言葉を、将来のある子どもたちに贈ってくださいました。

　途中、代表の子どもたちとリフティングをして交流をする場面もあり、楽しい時間を過ごしました。

　世の中に広まり始めたＳＤＧｓをさまざまな角度から学び、理解を深めることができました。