17日に行われた3・4年の運動会では、初めに3・4年生合同で、緑・水・黄・赤・ピンク・オレンジ色の旗を両手に持ち、YOASOBIの「夜に駆ける」の曲に合わせて旗を振って踊りました。素早い旗の動き、それに伴ってなびく音、そして鮮やかな色合い、体育の授業や休み時間を使って覚えてきた動きを見事に表現できていました。とてもきれいでした。
その後、3年生が一直線に並んでボールを手でついてとなりの子に渡していく「力を合わせてトン・トン・トン」。4年生がボールを股に挟んで運んだり、網をかいくぐったり、輪投げをしたりするなど、いくつかの障害を乗り越えてつないだ「ドキドキ!?障害物リレー」。とても見応えのある競争遊技でした。
25日に行われた2・5年の運動会では、ともに3クラスであることを生かして赤・白・青組に分かれ、応援歌「ゴーゴーゴー」で気合いを入れて競技をしました。2年生がおしり探偵の曲に合わせて踊った後かごにめがけて投げる「玉入れの謎ププッと解決!!」、大きな玉をシートで運んだり、転がしたりしてつないだ「О-1グランプリ」、そして徒競走。大きな声援を受けて白熱した競技となり、非常に盛り上がりました。
最後は、2・5年生合同で沖縄のエイサー踊りを再現した「ダイナミック琉球」。曲に合わせて「イーヤー、サーサー」の掛け声とともに、小太鼓をトン、トトンとたたき、左右前後に舞う運動場に広がった壮大な踊りで、まるで沖縄にいるような錯覚を起こしました。
30日は、1・6年合同で、見ていて心がほっこりする運動会でした。1年生は1、3組が赤、2、4組が白に分かれ、6年生はクラスを分断して赤白に分かれて対抗戦を行いました。開会式前の突然の赤白の円陣には、びっくりしました。グランド中央を必死に駆け抜けていく1年生の徒競走。対照的にスピード感のある6年生の対抗リレー。6年の成長を感じる競走でした。その後に行われた障害物走では、6年生が1年生を助け、1年生は6年生と一緒にボールを運んだり、網やフープをくぐったりして、とても微笑ましい姿を見ることができました。また、1年生の玉入れでは、曲に合わせて踊った後、玉入れに移る際に6年生も一緒に「エイエイ、オー」と掛け声をして、競技と応援が一体となって盛り上がりました。
そして、締めくくりは6年生が、静と動の美しさ、ウェーブの柔らかさを上手に表現した「絆~KAGUYAMA~2021」。1年生は、6年生の演技を食い入るように見ていましたが、それ以上に驚いたのが校舎前や校舎のベランダ(普段は外に出られないのですが)で他学年の子どもたちも見ていたということでした。それだけ「見てみたい」と思わせる魅力が6年生にあったという証だと思いました。従来のように互いに組むことはできなかったけれども、個人の技と、それを非接触的に融合した素晴らしい演技でした。
それぞれの場面で、道具の準備・片付け、1年生の誘導、アナウンスなど、裏方として献身的に活動していた6年生に拍手を送りたいと思います。
保護者の皆様には、9月開催ができず3つに細分化して実施することになり、お迷惑をおかけすることになってしまいました。また、朝早くからお越しいただき、子どもたちに温かい声援を送っていただきました。心から御礼申し上げます。コロナ感染防止という観点から多少の規制をとらせていただきましたが、ほとんどの方は最前列でご覧いただけたのではないでしょうか。少しでも満足いただけたのであれば幸いに存じます。ご協力ありがとうございました。