【避難訓練】自分の命は、自分で守る!~巨大地震想定編~
2025年4月22日 09時11分4月22日(火)11:55~ 各教室→運動場へ
年度初めに避難経路確認を確認し、地震発生時に冷静に判断行動し、「自分の命は、自分で守る」ことができるように、避難訓練を実施しました!
訓練に先立ち、緊急時に安全で迅速な行動をとるためには、適切な状況判断が必要であることを学び、「シェイクアウト訓練」を実践しました!事前指導では、避難する際に大切なキーワード「お・は・し・も」、つまり「押さない」「走らない」「しゃべらない」「戻らない」の鉄則と避難経路を、クラス全員で再確認しました!
そして、11:55。地震発生!直ちに1次避難の開始です!
「訓練!訓練!防災訓練!只今、大きな地震が発生しました。机の下に入り、安全を確保しなさい!」(2回繰り返し)
【1次避難の様子】
机の下に避難するだけでは効果がありません!自分の前と後ろにある机の脚を両手でしっかりと掴み、自分の頭の上にしっかりと机が来て、大きな揺れでズレていかないようにします!多くの生徒が実践できていました!
2回目の緊急放送です!「地震の揺れが収まりました。先生の指示に従って、グランドに避難しなさい!」(2回繰り返し)
【2次避難の様子】
地震災害からの避難のため、多くの生徒が厚みのある教科書で落下物から頭を保護し、校内では迅速に歩いて、校舎から外に出て安全が確保できたら駆け足で、予め決められたクラスに場所へ整列します!
職員による人員点呼。その間生徒たちは、一言もしゃべらずに静かに待機することができました。
最後に校長講評として、以下の話をしました(要約)。
「皆さんは、今日の降水確率が80%としたら、どんな傘を持って出かけますか?①小さな折りたたみの傘 ②柄の長い大きな傘 ③イチかバチかに賭けて、持って行かない(①:1割弱が挙手 ②:多くの生徒が挙手 ③:5名ほど挙手」) この先、30年の間に80%の確率で、南海トラフ巨大地震が発生するといわれています。今、多くの皆さんが降水確率80%なら大きな傘を持っていくという、まず雨は降るだろう、つまり、まず巨大地震は発生するだろうというつもりで、今後も訓練に真剣に取り組んでください。我々60名足らずの職員で、755名の命すべてを守ることは難しいです。また、いつも指示を出してくれる先生方が、あなたたちの近くにいるとは限りません。『自分の命は、自分で守る!』ことができるように、日頃から意識を高めて生活するようにしましょう!今日の避難訓練は、大変よくできました!」
【文責】大きな地震が起きないことを願いつつ、いろいろなケースを想定した訓練を何回も行い、「自分の命は、自分で守る!」ことのできる生徒の育成に、全力を注ぐ校長より