明日は建国記念の日
2025年2月10日 13時47分2月11日は何の日か皆さんご存知ですよね。1年の中で祝日っていくつかありますが、春分の日とか、元日とか憲法記念日とか、名前から何となく由来がわかる日も多くありますが、2月11日がなぜ「建国記念の日」なのかは、詳しく言えるでしょうか。
学校の授業では詳しく習うことではないので、馴染みが薄いかもしれません・・・。社会科の授業では、1889年の2月11日に、大日本帝国憲法が公布された日として、その日付だけは習います。由来を要約すると、『日本書紀』の記述にある、初代神武天皇の即位がいつだったかについて、現代とは異なる暦が用いられていたので、西暦何年の何月何日かわからなかったようです。そこで、明治時代に太陽暦が採用された時に西暦換算をしたら、紀元前660年の2月11日に当たると算出されたことから、その日を「紀元節」としてお祝いしていました。その祝日は、戦後の占領下で廃止されましたが、昭和41年に政令でこの日を「建国記念『の』日」として定め、この祝日が設けられたそうです。
何にしても貴重な休日です。体調が万全ではない生徒の皆さんは、体調を整えるチャンスなので、しっかり体を休めて明後日からまた学校生活を頑張りましょう!
文責:校長