「ごんぎつね」の学習
2023年11月14日 12時44分4年生の教室を覗くと、国語の「ごんぎつね」の学習をしていました。「ごんぎつね」の物語はかなり昔から教科書に載っているので、ご存じの方も多いと思いますが、今日の授業はちょっと変わった視点で兵十の思いを想像させていました。「6場面のその後について考えよう」という目当てで、「この物語が口づたえに伝えられてきたのは、兵十がごんとの出来事を誰かに話したから。兵十はどんな思いでごんのことを話したのか?」という問いを考えました。「兵十はごんがいたずらぎつねではなくて、いいやつだったとみんなに知らせたかった」「ごんをうってしまったつぐないをしたかった」など、それぞれが考えた兵十の思いをノートに書いていました。
物語を読んだ後、「あの場面、主人公はこんな思いだったんじゃない」「この後、こうなったんじゃない」など、思いや続きを想像できるのは、それだけ深く物語を味わえたからだと思います。「ごんぎつね」の物語は、深く味わうことができる児童が増える名作だと思います。