劇団「風の子」の劇団員さんによる、4年生を対象としたワークショップを行いました。これは、12月6日・7日の芸術鑑賞会に向けての取り組みで、芸術鑑賞会当日は4年生の児童も出演者となって劇に参加します。4年生が出演者に選ばれたのは、劇のタイトルが「ギャング・エイジ」で、この年頃の子どもの特性から考えられた物語だからだそうです。

　ワークショップは、まずはじゃんけんをして勝った人が斬る真似をし、負けた人が斬られた演技をするといった遊びから始まりました。次に劇団員の方の「ゴリラ」や「カマキリ」の役のお手本を見た後、「ダンゴムシ」の役に何人かの児童が挑戦しました。

　その後、当日の流れをDVDで確認し、実際の演技練習を行いました。歌に合わせての動きを劇団の方が説明すると、子どもたちはノリノリで体を動かしていました。劇団員の方からは、「とてもノリが良くて、覚えるのが早いですね」と褒めてもらいました。また、5、6人のグループで自分たちの思いを叫ぶという場面もありました。「宿題をなくせ」「ゲームセンターを作れ」など、自分たちで考えた言葉を元気よく叫びました。

　今日、ワークショップに来てくださった劇団員の一人は、偶然にも東小学校の卒業生でした。ちょうど、100周年記念の年に6年生だったそうです。久しぶりの東小学校を懐かしんでいました。

　劇団「風の子」の皆様、本日は貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました。そして、本番もよろしくお願いします。

文責：校長