フッ化物洗口(3年)
2024年7月12日 08時51分本日、朝の時間に3年生が「フッ化物洗口」を行いました。(今週は3年生ウィークになってしまいました。)
この活動は、保健所や学校歯科医、教育委員会等の関係機関に支援していただき、3年生が取り組んでおります。
生えかけの歯の表面は、エナメル質の結晶に不安定な成分が混ざっており、虫歯になりやす状態です。「フッ化物」は、この不安定な部分に入り込み、結晶構造を丈夫にして、むし歯菌に対する抵抗力を強くします。また、むし歯になりかけたところから溶け出すカルシウムを再び歯に戻す作用(再石灰化)も、フッ化物にはあります。さらに、フッ化物自身がむし歯菌に対して抗菌力を持っているので、むし歯菌の活動を抑制します。
方法は簡単で、フッ化物洗口液を1分間ブクブクうがいし、洗口後は30分水等をできるだけ飲まないようにするだけです。
洗口液の味を子どもたちに聞いたところ「・・・」と顔をしかめっ面にする反応でした。「良薬口に苦し」というところでしょうか。
いうまでもないことですが、歯の健康は心身全体の健康につながります。子どもの頃から口内環境にも気を配る習慣を身に付けられるように、学校も努力していきます。ご家庭でもどうぞご協力くださいませ。
文責:教務主任