東の方でぶつぶつぶつ・・・

さりげなく。

2023年7月12日 16時46分

こんにちは、本日も、村瀬、アゲイン、です。

またしても、スコールのような雨。

もう、

ケッペンの気候区分で言えば、

亜熱帯や熱帯気候帯に属しているかのような、

気候ですね。

あ、すみません、

社会科の教員として、

思わず知識をひけらかしてしまいました。

 

そんなことはさておき、

雨が降り始めてすぐ、

校長先生が職員室に飛び込んできて、

「廊下! 窓!」

と、叫びました。

この雨脚で窓が開いていたら、

室内大惨事決定です。

校長先生の声を聞き、

教頭先生、B先生、音楽専科のS先生、

そして村瀬が職員室を飛び出します。

 

全員、老体にムチを打ち、

明日の筋肉痛を顧(かえり)みず、ダッシュです。

村瀬は北館に向かったのですが、

そこで素敵な光景を目にします。

3年生か4年生の保護者の方が、

窓を閉めてくださっていたのです。

お礼の言葉を伝える間もなく、

姿を消してしまいました。

 

突風により、

1年生のアサガオの鉢植えがいくつも倒されてしまいました。

雨が収まったら、直しにいこう、と考えていたのですが、

一つ一つ鉢を起こしながら帰って行く保護者の方々が、

職員室の窓越しに見られました。

こちらもお礼を言う間もなく、

通り過ぎていきました。

 

さりげない思いやりを目にして、

ほっこりとあたたかい気持ちになれました。

さりげなく人に優しくできる子が東小に多いのは、

きっと同じように、

さりげない思いやりをもった保護者の方が多いからだろうな、

と、強く感じました。

一方で、

どうでもいい知識をひけらかした自分を、

恥じ入るばかりです。

 

窓を閉めてくださったお母さん。

鉢を直してくれたお父さん、お母さん。

その行為に、心から敬意を表すると共に、深く感謝します。

本当にありがとうございました。

 

それでは、また。