胸、熱く。
2023年11月8日 19時08分こんばんは、村瀬です。
今日、「立冬」(りっとう)って、ご存じでしたか?
冬の入口に立っているそうです。
そんな日に、村瀬は汗だらだらで、日焼けまでしました。
新しい形の、冬の到来ですね。
さて、いよいよ、運動会が明日となりました。
今日は最終練習日ということで、
熱を帯びた声が、運動場に響き渡っていました。
それにしても、短期間の内に、
よくぞここまで仕上げたものだと、
胸が熱くなる演目がたくさんあります。
乞(こ)うご期待! です。
胸が熱くなる、といえば、
他にもそれを感じられた場面がありました。
最後の練習に向けて、
どんぐり学級のT先生が早朝から運動場でラインを引いていました。
その姿に気づいた、同じくどんぐり学級のY先生と、
あすなろ学級のT先生が運動場に向かい、手伝い始めました。
さらにその姿を見た2年のM先生や1年のI先生が、
さらにスーパーサブのK先生や校長先生が、
運動場に集い、それぞれ準備を始めました。
その流れはおさまらず、その後も次々に先生たちがやってきて、
あっという間に、スタンバイ完了となったのでした。
子どもたちのために、また、頑張っている先生のために、
自分も協力しようという姿勢に、
手前みそながら、素晴らしい集団だなあと感涙していた村瀬です。
「いやあ、感心、感心」
と、高みの見物をしていると、
「村瀬もちゃんと働け!」
との声が飛んできそうな雰囲気だったので、
慌てて、テントを張るお手伝いをしているフリをしました。
バチが当たったのでしょう、
テントを持ち上げるときに、
その支柱が村瀬のすてきジャージのポケットに突き刺さり、
見事に、びりびりジャージとなってしまったのでした。
こつこつ真面目に働くことが肝要(かんよう)ですね。
午後は、5、6年生(委員会)による会場準備が行われました。
子どもたちの働きぶりに、三度(みたび)胸が熱くなりました。
(詳しくは、校長ぶろぐ「本日のオレンジキッズ」をぜひご覧ください。)
どの委員会も、担当する役割をしっかりと果たし、
あっという間に会場が整っていきました。
村瀬も今度はバチが当たらないよう、
汗を流しながら、(あまり意味なく)右往左往していた次第です。
日焼けしたおかげで、
働いている感を出すことはできたかなと思います。
しかし、子どもたちや他の先生方に比べて、
不十分であると自覚してはおりますので、
今日まで全力で練習を重ねてきた子どもたちの努力が、
そして、
競技に出場するみんなのために、
観覧してくださるみなさんのためにと、
全力で準備に励(はげ)んだ子どもたちの思いが報われるよう、
「全校開催」実現に向けて、夜通し、天に祈りを捧げよう。
そう思っている、村瀬です。
ところで、
なかには、運動会が苦手な子もいることでしょう。
それ自体、何も悪いことではありません。
けれど、そんな子が、自分なりに懸命に競技に参加している。
そんな姿を見ると、これまた、胸が熱くなるものですよね。
勝ち負けに捉われず、
子どもたちそれぞれの「精一杯」を感じていただけたのなら、
運動会を開催する意義はさらに大きくなるものと確信します。
「精一杯」の活躍に対して、
「精一杯」の声援を送っていただき、
子どもたち、保護者のみなさん、そして、我々教職員全員で、
素敵な運動会を創れたらと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
それでは、また。