大人になるということは。
2024年1月24日 14時20分こんにちは、村瀬です。
ただ今は、雪がしっかりと舞っております。
朝方、子どもたちが登校の折に、
一番激しく降っていた感があります。
わずかな雪が運動場や周りの木々を覆っていましたが、
今はほとんどありません。
この後、雪は積もるのか、ハラハラしている村瀬です。
登校後、
教室に入る前に雪をかき集め、
ぶつけ合ったり、小型雪だるまをつくったりする、
少年少女がたくさんいました。
大放課には、
さらに少なくなった雪をどうにかかき集め、
なんとかぶつけ合ったり、超小型雪だるまをつくったりする、
少年少女がたくさんいました。
昼放課には、
辺りに雪はなかったのですが、
舞い落ちる雪をつかまえたり、口を開けてキャッチしたりする、
少年少女がたくさんいました。
子どもたちの多くは、雪が大好きですよね。(地域差はあると思いますが。)
天気予報で「雪だるま」を見ると、テンションがピコーンと高くなります。
「村瀬、明日雪積もるかな」
と、昨日の帰り満面の笑みで、といかけてきた3年生がいました。
「うーん、積もっては困るなあ」
と、返答したところ、
「なんでよ。ちょー楽しいのに」
と、不満げに去っていきました。
大人たちの多くは、雪が降ることをあまり好意的に受け止められませんよね。
交通機関の乱れが気になったり、
冬タイヤをはいてないけど、運転しても大丈夫かと不安になったり、
どちらかというと、心配事がモクモクと膨らんでしまいがちです。
村瀬もご多分に漏(も)れません。
しかし、少年村瀬は、
雪が降ると、だれよりも、犬よりも、
喜び勇(いさ)んで駆け回っていたものでした。
たくさん積もろうものなら、
雪合戦をしたり、
雪だるまをこしらえたり、
かまくらやらを造ったり、
しまいには、家からガラス皿、スプーン、かき氷シロップを持参し、
きれいそうな雪を、皿によそっていただいたりしていました。
(帰ってからものすごく叱られ、
その後ものすごくお腹が痛くなりました。)
担任を受けもっていた頃は、雪が積もっていたら、
ほぼ間違いなく臨時の体育を行い、
1時間目は子どもたちと走り回っていたものです。
かつて東小にいたときに大雪が降ったときは、
大きなかまくらを子どもたちと完成させました。
(しかし、すぐに崩落。
村瀬が生き埋めになりましたが、
子どもたちに引きずり出されました。)
今じゃあ、職員室の片隅で、
身を丸めて窓から元気な子どもたちを眺めております。
なんだか、さみしいものです。
大人になるということは、
ひょっとしたら、
雪を友達と思えなくなる、
ということかもしれないな。
そんな名言(迷言)をひらめきつつ、
眠っている少年村瀬に、
「たまには起きろよ」
と、声を掛けている村瀬なのです。
それでは、また。