東の方でぶつぶつぶつ・・・

小さなこと。

2024年6月12日 17時27分

こんにちは、村瀬です。

今日も暑かったですね。

給食センター様が気を利(き)かせてか、

デザートに冷凍ミカンを用意してくださいました。

子どもたちは大喜びだったようですが、

村瀬は悶絶(もんぜつ)しかけながら、食しておりました。

なぜなら、「知覚過敏(ちかくかびん)」を抱えているからです。

果肉をかじる度、

眉間に深すぎるしわが寄せられ、

「うひゃっ!」と叫び声をあげそうになっていました。

(他の職員の目を気にして、どうにか声は飲み込みました。)

給食センター様、

次は、「常温よりは少し冷たいミカン」をご準備していただけますと、

ありがたい限りです。

 

さて、

昨日の話です。

午前中、バスに揺られ、思索(しさく)にふけていた村瀬ですが(昨日ぶつぶつ参照)、

午後は担任が不在となった6年生の教室にお邪魔しました。

さすが6年生です。

村瀬がいようがいよまいが、

自分たちで声を掛け合いながら過ごすことができます。

でもまあ、テストでしたので、

さすがにいないのはまずいという理由だけで、教室に座っておりました。

 

感心したのは、

テストを配付するとき、

渡された子どもの多くが「ありがとうございます」と、

お礼の言葉を口にしたことです。

また、提出するときには、

「お願いします」

の一言も。

テスト中、落ちた鉛筆を拾って渡すと、

「すみません、ありがとうございます」

なんて言葉まで。

 

テスト後、帰りの会まで見守っていましたが、

誰に何を言われたわけでもなく、

窓を閉める子、カーテンを束ねる子、

タブレット保管庫を整頓する子、

落ちているゴミを拾う子などなど、

自主的に動く子どもが大勢いました。

 

一つ一つは小さな言葉、

小さな行動なのかもしれません。

しかし、その小さなことが、

みんなが気持ちよく過ごしていくために、

実に大きな意味をもっているように思えてなりません。

 

村瀬はとても清々(すがすが)しい気持ちで、

一日を終えることができたのでした。

 

6年生のみなさん、

どうもありがとう。

ぜひその「小さなこと」を大切にして、

この先も過ごしてくださいね。

後輩オレンジキッズたちの、手本になってほしいなと願います。

そして、みなさんが、

そのまま大人になってくれたら、

さらに、みなさんのような気持ちの人が、

増えていってくれたのなら、

きっと今より、

やわらかい世の中になるのだと思います。

 

それでは、また。