東の方でぶつぶつぶつ・・・

夏休みの思ひ(い)出。

2024年8月21日 15時26分

こんにちは、村瀬です。

大変ご無沙汰しておりました。

みなさん、充実した夏休みをお過ごしでしょうか。

今日は久しぶりにオレンジキッズに会えました。

「プールに行ったよ」

「ねずみの国に行ったよ」

「飛行機に乗ったよ」

「カヌーに乗ったよ」

「おばあちゃんにお盆(ぼん)玉もらったよ」

なんて、まぶしい笑顔で思い出を伝えてくれた子どもたちがいました。

村瀬はただただ、

「いいなあ。

ぼくもねずみさんやアヒルさんに会いたいなあ。

お盆玉ほしいなあ」

と、指をくわえているだけでした。

 

文字通りの「猛暑」が続いております。

お盆の期間、あまりにも暑いし、

風前の灯火(ともしび)である父権(ふけん)を取り戻そうと、

父村瀬は我が子に提案しました。

父「皆の者、喜べ。

 父はお盆期間、全ての予定を空けておる。

 この暑さでお主たちも溶けそうであろう。

 そこでじゃ、水に浸(つ)かれる場所に連れていってやろう」

 まいける(息子の通称)、まーがれっとよ、準備せよ」

ま「父上、拙者(せっしゃ)はただいまより、

 籠球(ろうきゅう・ばすけっとぼーる)を仲間として参りまする。

 父上に構っておる暇はございませぬ。

 それでは、ごめん!」

父「むむむ、仕方あるまい・・・。

 ではまーがれっと、参るとするか」

娘「母上が出掛けているということは、

まさか、父上と二人で、でございますか?

もってのほかでございます。

それならば、読書をして感想を文にしたためたほうが、

まだ、ましでございます」

父「む、むむ・・・」

そんなわけで、仕方なく、父村瀬は、

お風呂にぬるま湯をため、

ひとりで潜(もぐ)って遊んでいたのでした。

 

想像してみて下さい。

初老を迎えた男が、

ひとりお風呂で潜っているんですよ?

何秒潜れるか、ひとりで競っているんですよ?

涙が出そうでしょ。

お仕事などで忙(いそが)しくて、

外出が難しかったご家庭もきっとあることでしょう。

だけど子どもたちよ、

落ち込む必要はありません。

村瀬よりましだな、と思えばいいのです。

 

そんな誰からも相手にされない父村瀬が、

夏休み中はまっていたのが、

「スポーツ観戦」です。

特に「オリンピック」と「高校野球」に、

ドはまりしていたのでした。

 

オリンピックは時差が大きかったため、

連日寝不足の日が続いてしまいました。

夜中は当然誰も付き合ってくれませんので、

ひとりで、声をあげず、大騒ぎです。

(大きな声を出すと、叱られます。)

悲喜交々(ひきこもごも)、様々なドラマが生まれましたが、

その都度(つど)胸を打たれた村瀬なのでした。

 

甲子園を舞台にした高校野球も同様です。

この炎天下で、一球一球に全力を傾ける球児に、

こみ上げてくるものがありました。

昔、村瀬の祖母が、

高校野球を見ていると、

毎試合のように涙をこぼしていました。

縁(えん)もゆかりもない高校生たちに対して、

よくもまあそんなに泣けますなあ、

と、笑っていた孫村瀬ですが、

今ではその気持ちが、痛いほど分かってしまいます。

やはり、初老だからなのでしょうか。

 

きっとこの夏、活躍する選手たちの姿を見て、

スポーツに励んだ子どもたちも、

多くいたのではないかと思います。

いつか、東小の卒業生が、

世界を舞台に、または、甲子園の場で、

汗を流す姿を目にできたらすごいことですね。

 

子どもたちにはまだ十分すぎるほどのチャンスがあります。

初老にだって、きっと・・・。

馬、乗ってみようかな。

そんなことを考えながら、

残りわずかとなった夏休みを過ごしている、村瀬です。

 

さて、久しぶりにもかかわらず、

相変わらずどうでもいいことをぶつぶつしましたが、

9月2日、今日のように、

たくさんの笑顔に会えることを楽しみにしています。

健康や安全には十分気を付けてくださいね。

 

それでは、また。