東の方でぶつぶつぶつ・・・

猫の手。

2024年9月18日 16時30分

こんにちは、村瀬です。

少し暑めではありますが、

今日は絶好の野外活動日和(びより)となりました。

朝、元気よく出発していった5年生の姿を、

誘導棒片手に見送っていた村瀬です。

 

オフィシャルぶろぐ「本日のオレンジキッズ」には、

野外活動の様子が校務主任のY先生により、アップされるはずです。

というわけで、

村瀬は本日、ぶつぶつに専念している次第(しだい)です。

とはいうものの、

子どもたちが学校にいる間は、

ぶつぶつしている余裕はまるでありませんでした。

校長先生やY先生、養護教諭のN先生など、

5年生の担任以外にも野外活動に参加しております。

また、出張や体調不良等の教員も重なり、

本日は人手不足の東小学校でした。

 

いえ、本日だけではなく、

2学期に入って、連日その流れは続いております。

まさに「猫の手も借(か)りたい」状況になっております。

残念ながら猫はおりませんので、

「村瀬の手だけれども、貸してください」と、

仕方なさそうにお願いされるこの頃です。

 

先週なんて、

5クラスの担任が不在、という状況も巻き起こりました。

村瀬が「補欠を組む」(誰がどのクラスに入るのか考えること。過去ぶつぶつ参照)

担当なのですが、

「1時間目はW先生にこのクラス入ってもらって、

 あ、だめだ、W先生、こっちのクラス行くのか。

 じゃあ、M先生。

 え、M先生はあっちのクラスか。

 ええい、教頭先生でどうだ。

 うわ、もうそっちのクラスに入ることにしたんだった。

 わー、もう誰もいないじゃん!」

なんて、朝からお祭り騒ぎです。

ええい、こうなったらと、

「Tさん、授業してみますか?」

と、事務職員の方に声を掛けたり、

「Nさん、物の売買について講演してみますか?」

と、学校に教材を届けてくれる業者さんにも打診してみたり、

なりふり構わぬ戦略で穴を埋めようとします。

が、ちゃんと断られ、うまくいきません。

 

こりゃ、お手上げだ-い!

と、白目を向いて両手を上げていたところ、

「村瀬、私その時間空いてるから入りますよ」

なんて、4年のM先生やY先生、

3年のS先生が声を掛けてくださいました。

そんな優しさに加えて、

各学年のフォローや担任外の先生方の奮闘により、

どうにかその日をくぐり抜けたのでした。

 

担任が不在の時、

頼りになるのはそういった先生方だけではありません。

クラスの子どもたちの優しさが、

補欠に入る身としては大きな支えになるものです。

急な授業変更があっても文句を言わず、

集中して課題に取り組んでくれる子。

クラスのルールを教えてくれる子。

先生の代わりに指示してくれる子。

村瀬が右往左往(うおうさおう)していても、

どうにかしてくれる素敵な子どもたちばかりです。

 

担任の先生は、自分が不在のとき、

クラスがどうしているのかずっと考えてしまうものです。

体調不良であってもです。

そんなとき、一番の薬になるのは、

「クラスの子たち、頑張ってましたよ」

といった、子どもたちの優しさが伝わる言葉です。

ここのところ、そんな言葉を伝えられる機会が多く、

慌(あわ)てふためく日々の中であっても、

喜びを感じています。

 

先生方や子どもたちの優しさのおかげで、

本日もどうにか一日を終えることができました。

今日は、市内を巡回して各校をサポートしてくれている、

養護教諭のS先生が来てくださり、

猛烈(もうれつ)に助かりました。

明日は、そのヘルプがありません・・・。

村瀬と教頭先生は震えております。

なぜなら、けがの治療等は、

「ツバつけときゃ治る」

と教えられて育った二人が担当となるからです。

保護者のみなさん、

どうか明日は、平和に過ごしなさいと、

お子様に声掛けをお願いします。

 

明日に限らず、人手不足はこの先も続く気配です。

戦々恐々(せんせんきょうきょう)としながら、

手を借してくれそうな「猫」を日々さがしている、

近頃の村瀬なのです。

あ、そういえば、

学校のそばに、ヒマそうなヤギさんがいたな・・・。

 

それでは、また。