言葉のボール。
2024年10月8日 15時45分こんにちは、村瀬です。
最近、どういうわけだか、
東小学校ホームページのアクセス数が連日4桁を刻んでいます。
通常は100人強です。
先日の公開授業で行った、
「フードドライブ」の記事が新聞に掲載された影響でしょうか。
それとも、
10月3日付でおふぃしゃるブログ「本日のオレンジキッズ」にて紹介した、
「カブト・クワガタ幼虫頒布会」が、
昆虫愛好家のみなさんの支持を得たからでしょうか。
原因は特定できませんが、
なんだか嬉しい、という気持ちです。
が、それとともに、若干のコワサを感じております。
うかつなことを書けないなと思いながら、
うかつなことしかぶつぶつしないこのページを、
うかつにもこうして更新している村瀬です。
さて、本日は朝会が行われました。
詳細については、「本日のオレンジキッズ」に載せておりますので、
そちらをご覧いただければと思います。
例のういるすや暑さなどの影響で、
以前に比べて、全校の子どもたちが集まる機会は減りました。
同時に、集団となった際にどう過ごすべきなのか、
そういったことを学ぶ機会も減ったといえます。
それでも、東小の子どもたちは、
マナー良く式や会に参加することができる子どもが大勢います。
今日も大変立派な態度がどの学年でも見られました。
きっとその裏には、
ご家庭での話があったり、
担任からの指導があったりするのでしょう。
しかし、いくら思いを伝えたところで、
実際に行動に移すかどうかを決めるのは、
他でもない、子ども自身です。
「先生は、
みんなに思いを込めた、
言葉の『ボール』をたくさん投げる。
それを受け取るのか、避(よ)けるのか。
それは自分が決めないといけない。
ボールを受け取ったとしたら、
それを投げ返すのか、大事に飾るのか、
それとも、違う誰かに投げるのか。
それも自分で決めないといけない」
担任をしていた頃、
そんな話を子どもたちによくしました。
そして多くのボールを投げ続けました。
暴投(ぼうとう)が多いことでも有名でしたが。
「これってどうなのさ?」
と疑問を投げ掛け、
考えに考えさせた時間もたくさんありました。
どれだけ届くのか分かりませんが、
「思い」を伝え続けること。
これは、私たち教員の大切な役割と信じています。
時に「うっとーしー」と思われることもあるでしょう。
それでも大事だと思うことは、何度でも何度でも。
誰かには届いている。
そう信じて、きっと今日も先生たちは、
ボールを投げ続けていることと思います。
「廊下ですれ違ったとき、
あいさつしてくれると嬉しいな。
学校の中だけじゃなく、
外でもあいさつしてほしいな。
そうすれば、
愛される東小でいられると思うな」
朝会の最後に、村瀬も子どもたちにボールを投げました。
その後、廊下を歩いていると、多くの子どもたちが、
「おはようございます」「こんにちは」
と、あいさつしてくれました。
素直な心をもつ子どもがとても多くいる、
東小学校なのです。
それでは、また。