他愛のないやり取り。
2025年4月10日 17時20分こんにちは、村瀬です。
「花散らし」の雨が降ってしまいましたね。
今年度の桜も見納めになってしまいそうです。
そんな強雨が、今日は下校の時間にあたってしまいました。
傘を忘れた子どもも多く、
学校から全員に貸し出すことも叶わず、
また、「雨に打たれたい!」と主張する強者(つわもの)もたくさんいて、
ずぶ濡れ状態で帰宅した子どもが大勢いたことと思います。
新年度早々、体調を崩すことのないよう祈るばかりです。
本日は「下校指導」も行っておりましたので、
我々教員もずぶ濡れになって子どもたちに付き添っておりました。
そんな先生方の健康も祈る、
自動車で迎えに行く係で雨に濡れることのなかった村瀬です。
(ずぶ濡れ教員から随分とにらまれている気がしましたが。)
それにしても、子どもたちが学校にいるということは、
それだけで嬉しいものですね。
提出書類の山に埋もれながら、
魂(たましい)が口から出かかっている日々ですが、
子どもたちの笑い声が聞こえてくると、
元気をもらえ、どうにか気を取り戻すことができます。
今朝、職員室前であいさつをしていたとき、
「村瀬、今年も担任させてもらえなかったね」
と、5年生ガールから言葉をいただきました。
「ええ、そうなんですよ。
今年もジャンケンに負けてしまい、
担任になれなかったんですよ」
そんな、他愛のないやり取りをすることも、
村瀬の元気の源(みなもと)なんだなと痛感する日々です。
ちなみに、息子まいけるあんど娘まーがれっと(通称)は、
「指導に問題がありすぎるから担任をさせてもらえない」
という認識をしており、
さらにはそれを周囲に言いふらしているようで、
まいけるの友人から、
「がんばれば、いつか担任になれますよ」
と励まされた経験もあります。
それは間違いだ、
とも言い切れないのが、かなしい父村瀬です。
「村瀬、これあげる」
3年生ガールでしょうか、
桜の花びらを手渡してくれた子もいました。
「ありがとう。きれいですね」
そう感謝を伝えると、
「落ちてたやつだから、
そんなにきれいじゃないよ」
と返ってきました。
「お、おう・・・」
と、唸(うな)るしかありませんでした。
「村瀬ってさ、水道管爆発させたんだよね?」
2年生ボーイが問い掛けてきました。
「いや、爆発ではなくて、
杭(くい)を刺(さ)して、
ちょっと穴を空けただけですよ。
まあ、しばらく水は止まりませんでしたがね」
「次はいつやるの?」
「たぶん、今年の運動会ですかねえ・・・」
そう言うとうれしそうに去っていきました。
ちなみにこのやり取り、
3度目です。
ぶつぶつを読んでいただいた母親から情報を得たようで、
ボーイのお気に入りのエピソードになった様子です。
これだけ喜んでもらえたなら、
水道管を破損(はそん)させた甲斐(かい)があったというものです。
(学習政策課のみなさん、ゴメンナサイ。
ホントハ、チャント、ハンセイシテイマス・・・)
なんて、子どもたちとの他愛のないやり取りを、
今日もたくさんできたことに喜びを感じ、
どうにか一日乗り切ることができた村瀬なのでした。
それでは、また。