東の方でぶつぶつぶつ・・・

出張の谷間。

2023年5月11日 19時48分

こんにちは、村瀬です。

連休明けの一週間の終わりが、

ようやく見えてきました。

連休が終わったことに対して、

がっかりしている様子の子どもは、

思ったよりも少ない感じがしています。

職員室の中には、

絶望感を感じている者が少なからず確認できました。

当然ですが、村瀬もその一人です。

 

個人的は、

今週はいつも以上にバタバタしております。

火曜・水曜と立て続けに出張がありました。

火曜なんかは、午前・午後のダブルヘッダーでした。

金曜日にも出張が控えております。

連休を終えたばかりの身には、酷なスケジュールです。

出張先に向かう途中、

会場と違う方向へハンドルを切りそうになりましたが、

子どもたちも体力テストで奮闘していたり、

午後の授業を眠らずに踏ん張っていたりする様子を思い出し、

どうにか思いとどまって参加しました。

ある会では、I教育長のお話を聞く機会がありました。

その際に、

「どこかの学校では、

相変わらずホームページに、

ぶつぶつしている輩(やから)もおりますが・・・」

と、言葉を漏(も)らされました。

村瀬の20倍は忙しい身でありながら、

こんなどうでもいいページまで覗(のぞ)いているなんて、

恐るべし、教育長!

と、会議中、震えが止まりませんでした。

しかしこの言葉は、

「学校は内にこもるのではなく、

保護者や地域にどんどん門戸(もんこ)を開いていこう、

情報を発信していこう」

といった文脈の中で口にされたので、

「しょーもないことを書くんでない」

という批判ではなく、

「しょーもないことでもどんどん発信しろ」

というエールと、都合よく解釈することにしました。

そんなわけで、

「週一回は更新」

という、誰が望んでいるわけでもない目標を達成するために、

出張と山積みになった仕事の谷間にぶつぶつしている次第です。

 

さて、みなさんのゴールデンウィークはいかがでしたでしょうか。

一つでも素敵な思い出は紡(つむ)がれましたでしょうか。

そうであったなら、何よりです。

そうでなかったのなら、村瀬の仲間です。

 

この連休中、

これまでの無理がたたったのか、

身体が言うことを聞かず、

なかなか外へ向かおうとしません。

連休の後半、目を覚ました村瀬は不意に思いました。

「そういえば、家族と共に何もしていない。

ただでさえ父の居場所など風前の灯火(ともしび)なのに、

これでは完全に消えてしまう。

これは、実にまずいぞ!」

ということで、慌てて家族のもとに駆けつけます。

 

父「皆の者、喜ぶがいい。

  父は体調を回復させたぞ。

  その上、父のスケジュールは本日がら空きである。

  そなたたちの希望を聞いて、

  共に出掛けてしんぜようではないか。

  さて、まいける(息子の通称)よ。

  そなたはどこへ向かいたい」

息子「父上、

拙者(せっしゃ)は連休明け、

中学で初の試験が控えているでござる。

父上に構っている暇はありませぬ」

父「ほ、ほう。

  殊勝(しゅしょう)な心がけじゃな。

  そなたは、勉学に励むが良い。

  して、まーがれっと(娘の通称)よ。

  そなたはどこに行きたい?

  遠慮なく申してみよ」

娘「父上、

  わたくしは、

  『いたりあ系あめりか人の配管工』

が活躍する映画に向かいますわ」

父「なんと、

すでにそのようなないすな予定を考えておったのか。

それで、いつ出発すればよいのだ?」

娘「母上と二人で行きますわよ。

  二席しか予約しておりませぬ」

父「お、おう、そうか・・・。

  それでは、楽しんで参られよ。

  そうだ、父も用事があったことを思い出した。

  それでは、さらばしゃ」

こうして、父は、再びふとんにもぐり、

涙をぽつぽつこぼしたのでした。

 

結局、村瀬が、まともに出掛けた場所は、

床屋さん。

それと、学校・・・。

まあ、

連休がさみしかった分、

にぎやかな東小の子どもたちに再開できたときの喜びが、

とても大きくなったな。

そう前向きにとらえることにする、村瀬なのでした。

 

それでは、また。