【令和3年度】校長ブログ

【南小】感動の共有

2021年6月23日 10時14分

 6/11のブログで、「今のところ、幼虫が脱皮して蛹になる全過程をリアルタイムで見ることはできていません」と記しましたが、その後、なんと「そら1組」担任の川瀨先生が、カブトムシの蛹化撮影に成功しました。
 そして本日の1時限目、第2理科室にて特別支援学級の児童を対象に、動画上映会が開かれました。幼虫が蛹になる過程は神秘的で、皆、始めから終わりまで食い入るように動画を観ていました。幼虫の頭が割れて角の生えた蛹が出てくるシーンは本当に不思議で魔法のようでした。子どもたちの観察力は鋭く、角を見つけた瞬間に「雄だ!」という声が上がりました。蛹化した直後の色は白く角は短めでしたが、時間の経過と共に角が伸びて黄色掛かってきました。私も子どもたちと一緒に、蛹化の様子を観て感動していました。
 動画を観た後、「そら1組」で育てている蛹の実物を皆で観察しました。子どもたちは目を輝かせながら雄雌の蛹を観察し、くねくね動く様子にびっくりしていました。蛹化した時期によって色が違い、黒っぽい蛹は間もなく羽化して成虫になります。今日の授業で、子どもたちの羽化への期待は更に高まりました。難しいと思いますが、川瀨先生が羽化の瞬間も撮影できることを期待しています。
 また、南小学校の畑や2年生の鉢で育てている夏野菜(ナス・ミニトマト・ピーマン等)も成長し、中には収穫時期を迎えた物も出てきました。そこで、畑を管理する園芸委員会が7月上旬(生育状況による)に野菜収穫体験会「夏野菜!ゲットだぜ!!」を企画しました。昆虫も植物も大きく成長するこの時期は、ワクワクすることがいっぱいですね。