【南小】野外活動(5年)
2022年10月9日 10時11分10月6日(木)~7日(金)に、豊田市の「旭高原自然の家」で野外活動(キャンプ)を実施しました。天気が心配でしたが、3年ぶりの飯盒炊さんとキャンプファイヤーは計画通りに行うことができました。「ネイチャービンゴ」は、小雨決行という選択肢もありましたが、山中を歩くのは危険と判断して計画を変更しました。
飯盒炊さんでは、班ごとに協力してカレーライスを作りました。キャンプの定番と言えばお焦げご飯やしゃびしゃびカレーですが、驚いたことにほとんどの班が上手に仕上げていました。校長として参加する最後のキャンプで、過去最高に美味しいカレーライスを食べることができました。南っ子たちと一緒に舌鼓を打ちながら、幸せな気分も味わいました。
飯盒炊さん中に、現地と学校をZOOMで繋いだ試みも成功し、4年生や職員室とコミュニケーションを取ることができました。4年生は1年後の野外活動に向け、意識を高めることができたのではないかと思います。
野外活動の華であるキャンプファイヤーは、大いに盛り上がりました。各クラスのスタンツはどれもユニークで、アイデアと質の高さに感心しました。全員が心を一つにしてゲームやダンスを楽しんでいる様子から、学年のまとまりや南っ子たちの底知れぬパワーを感じました。
引率教員チームのスタンツ「サザエさん」(振付:田形学年主任)も大受けで、温かいアンコールに感激しました。また、キャンプファイヤーを盛り上げようと、15名の教員が学校での勤務を終えてから駆け付けたことにビックリしました。こんなに素敵な先生達に囲まれて、5年生は幸せだと感じました。
キャンプファイヤーのトリを飾ったトーチトワリングは感動的で、演技中に何度も拍手喝采を浴びていました。その様子は、当日の夜、5年生保護者にコドモンで動画配信しました。キャンプファイヤーの楽しさとトーチトワリングの幻想的な光の軌道は、忘れ得ぬ思い出として心に刻み込まれたことでしょう。
2日目、「ネイチャービンゴ」を変更し、山道を通らないハイキングをクラス毎に行いました。濡れていても滑りにくい、舗装されたコースしか歩かなかったため、安全に自然の景色を味わったり放牧牛の様子を見学したりすることができました。ハイキング後は体育館で玉入れのクラス対抗戦を行いました。その熱い戦いぶりから、何事も前向きに捉えて自分たちで盛り上げていく5年生の素晴らしさを感じました。
5年担任団を中心に、有意義な野外活動目指して一生懸命準備し、全力で子どもたちをサポートしてきました。5年生の南っ子たちは二日間、本当に良く頑張ったと思います。スローガン通り、「協力しあってできる思い出の1ページ」になったことでしょう。
保護者の皆様や施設の方々など、いろいろな人の支えがあってこその野外活動でした。本当にありがとうございました。今後は、野外活動での学びを実際の生活に活かすことができるよう、事後指導にも力を入れたいと考えています。