【令和4年度】校長ブログ

【南小】卒業式に「向かってけ」

2023年3月8日 11時19分

 2/17のブログに、「松本先生が全ての卒業証書を書き終えました」と記載しました。しかし、その後、6年担任団のチェックに数枚が引っ掛かり、今朝、松本先生が再び来校してくださいました。松本先生の「大好きな南小学校に来る口実ができて嬉しい」というお言葉に、申し訳ない気持ちが一段と募りました。

 最終学歴の卒業証書は何度も活用されますが、小学校の卒業証書は受け取ったら二度と目に触れない可能性もあります。そんな卒業証書にも、松本先生や6年担任団は決して妥協しません。たとえ活用されなくても、小学校の卒業証書は、人生で一回しかもらえないからです。

 卒業式は最も大切な学校行事と言われています。先述したように、卒業証書一つあげても、実に多くの人たちの労力と愛情が注ぎ込まれています。6年生には、是非、いろいろな人たちの卒業式に懸ける思いも感じながら、練習に向き合ってほしいと思います。

 先日、日進中学校1年生(南小卒)が来校し、「向かってけ」の話で盛り上がりました。彼は、毎日昼の放送で流れている「向かってけ」が大好きになったそうです。担任からボーカルが私だということを聞き、その真偽を確かめに来たのです。

 昨日の卒業式後には、来校した日中卒業生から運動場いっぱいに「向かってけ」という文字が描かれていることを聞きました。日中では毎年、卒業式の前日に教職員が力を合わせて「卒業生へのはなむけのメッセージ」を描きます。詳しくは、日中HP「日中健児のつぶやき(R4)」の「祝卒業! 番外編」をご覧ください。

 日中で学級担任をしていたとき、同僚と教員バンド「マサキンタンズ」を結成して、「3年生を送る会」でオリジナル曲を披露していました。その中で最も生徒の心に突き刺さったのが「向かってけ」で、しばらくの間“3送会”の定番になっていました。日中を出てから18年も経ちますが、未だに日中健児たちに影響を与えている事実に胸が熱くなりました。

※右下の写真は、代表児童の卒業式練習の様子です。