国際理解教室
2025年1月28日 16時00分本日5限に、1・2年生は国際理解教室を行いました。
今回のテーマである「多文化共生」について、名古屋出入国在留管理局より講師の先生をお招きし、学習しました。
多文化共生とは、日本に住む外国籍の方と日本人とが歩み寄り、理解しながら、ともに暮らしやすい社会にしていこうという取組です。
現在、日本には341万人の外国籍の方が住んでいます。
日本にとって、海外からの労働者はとても貴重であり、その労働力無くして国の発展はありません。
外国から来た方にとって、日本を住みやすく、働きやすい環境にしていくためにはどのようにしたらよいのか、どのような支援が必要なのかを知ることで、今後の生き方の参考にしてほしいという趣旨の下、授業は行われました。
みんなに知っておいてほしいことは、
① さまざまな国のさまざまな生活スタイルを理解すること。例えば宗教などもその一つです。食べられないものや、お祈りの時間など、配慮が必要な事があります。
② やさしい日本語を広めること。伝わりやすいように、難しい言葉は分かりやすく言い換えることが大切です。
今日は、実際に優しい日本語を考える練習を行いました。
在留する外国籍の方の人数は、ここ10年で倍近くに増加しているそうです。
日本に住む外国籍の方にアンケートを行ったところ、簡単な日本語で話してくれたら、買い物などの日常生活には困らないという回答が多かったようです。その結果を踏まえ、相手のことを考えて、やさしい日本語で、ゆっくりと笑顔で話すことが大切であることを学びました。
文責:つぶやき担当