3年生 集団演技スタートしました!!
2022年6月20日 09時00分先週の金曜日に、集団演技「魂・柔」が始動しました。
昨年度から、男女混合となり、子どもたちが自分で頑張れる方を選択するという形となりました。
昨年度までは、後ろ向きな子どもたちが多く、1回目の練習を迎えることがとても不安でした。
本年度担当の、山田先生(魂)と林先生(柔)は学年内での練習計画の提案から、前日の準備まで緊張した様子がとても伝わってきていました。
そうした中、金曜日の6時間目に1回目の練習を迎えたわけです。
魂は運動場で行いました。
練習の時には晴れ間が広がり、暑さが厳しく感じられるほどになっていました。
文科省から、マスクの着用についてのお達しが出ており、それに従う形で行いました。
1mの距離を空ければ、マスクを外すように指導していくとのことですが、本校は2m近くまで距離を広げて、マスクを外すように話しました。
もちろん、不安な人は外さずにやってもよいということを伝えました。
実際のところは、暑さがあり息苦しいためかほとんどの子どもたちがマスクを外していました。
実行委員が前に立ち、声出しからスタートです。その後、動きの確認を山田先生を手本として進めました。
我々が心配していたことが冗談であるかの如く、声を張っている姿が多く見られました。
しかし、これで満足しないのが日中健児です。
集団演技は自分の限界を超える、新たな境地にたどり着くことを経験してほしいと思っています。
その視点で見てみると、表情はどうか、声の出し方はどうか、立ち姿はどうか、などと改善点がたくさんでてきます。
今後の課題がしっかりと見えた魂の練習でした。
柔は体育館で行いました。
2年生の3学期の体育の授業でも表現活動として少し履修していたこともあり、なんとなく形はできているかな?というところからのスタートでした。
こちらは、発声もなく、室内ですので、全員がマスクを着用したままの練習です。
こちらも実行委員が舞台で手本を示しながら、フロアで練習している子どもたちへのアドバイスもしています。
自分たちで創り上げるものとしての意識の高まりが見られました。
柔は動きが多彩で複雑です。完成度を高めるためには自主練も不可欠です。
体が硬く、柔軟性がもっと求められるところが一番課題として見えたような気がします。
どちらの集団演技も中学校3年間の集大成として、保護者の方や地域の方に魅せていきたいと思います。
まだまだ気持ちが乗らない子どもたちも当然います。
やらせる指導ではなく、やりたくなる、限界を超えてみようと自ら思えるような指導・サポートを心がけて、本番に向けて子どもたちとともに創り上げていきます。
私自身も子どもたちの成長が楽しみでなりません。
(3年生学年主任)