戦争体験を聞く会(6年)
2025年1月22日 17時03分本日は、「語り部(かたりべ)」をお招きして、6年生に戦争に関わる話をしていただきました。
長崎の原爆投下について、投下時の様子や被害状況について、詳しく、また、分かりやすく説明してくださいました。
どれほどの惨劇だったのか、私たちは書物や映像を通して、学び、考えることはできます。
しかし、実際にその時代、その場所に生きていた方々や、戦火を生きた人々と身近に接していた方々の言葉の重みは、明らかに違い、心に響くものです。
子どもたちも同じようで、語り部の方の話をいつになく真剣に聞き入る姿が見られた様子です。
仕方のないことですが、残念なことに、当時の様子を語ることができる方は、年々少なくなっています。
本当の痛みを知っている方々がいなくなってしまったとき、私たちは大きな岐路に立たされことになるのではないでしょうか。
現在でも世界では、戦渦に巻き込まれた人々が大勢おり、また、新しい火種がいくつもくすぶっている状況です。
「平和をあきらめたとき、戦争が起きる」
そんなストレートで力強いメッセージを、今日子どもたちに送っていただきました。
6年生の皆さんには、今日の話を聞いて感じたことを忘れずに、人を思いやる「想像力」を高めて、これからの世界を生きてほしいと切に願います。
語り部のN様、本日は貴重な機会をありがとうございました。
文責:教務主任