フッ化物洗口(3年)
2025年6月27日 10時24分本日は、3年オレンジキッズが本年度初めて「フッ化物洗口」を実施しました。
本校では、3年生を対象として、月に一度を目安に、この事業に取り組んでいます。
小学生は乳歯から永久歯に生え変わる時期です。むし歯は生え始めから2〜3年の間にかかることが多く、学童期のむし歯予防は、将来、健全な永久歯を保つために大変重要です。
生えかけの歯の表面は、エナメル質の結晶に不安定な成分が混ざっています。フッ化物はその不安定な部分に入り込み、結晶構造を丈夫にして、むし歯菌に対する抵抗力を強くします。また、溶け出したカルシウムを再び歯に戻す再石灰化の力や、むし歯菌の活動を抑制する力もあり、フッ化物洗口むし歯予防に大変有効なものと考えられます。
初めてということもあり、用意された洗口液を前にドキドキしているオレンジキッズがたくさん見られました。「ねえ、これどんな味?」と聞かれましたので「さわやかリンゴ味」と当てずっぽうで答えた教務主任。意を決してブクブクうがいを始めたオレンジキッズに、「どう? さわやかリンゴ味でしょ?」と問うと、眉間にしわを寄せ、全力で首を振ったのでした。
3年生に限らず、先にも記しましたように、学童期の口腔ケアは極めて重要です。将来、教務主任のように困ることのないように、ご家庭でも十分に気を配っていただくことを全力でお勧めします。
文責:教務主任