5.16 あいさつはコミュニケーションの基礎
2022年5月16日 08時46分今日はどんよりな空模様です。朝から昇降口に立ち、子どもたちとあいさつを交わしていると、休み明けと週半ば週末と様子は変わります。学校を楽しみにまっていた子、気が乗らなそうな子、眠そうな子、挨拶の様子でなんとなく気持ちを察します。
長年子どもたちと接していく中で、あいさつはとても大切に指導してきました。「あいさつは自分が仲間だと思う人にするもの」と子どもたちにはそのように話をしてきました。だからこそ広い仲間意識は大切です。家族や地域、学校、友達など様々なコミュニティがありますが、私が感じる「あいさつをして返ってくる嬉しさ」はそんな仲間意識からくるのではないかと思います。また、あいさつをが活発な地域は空き巣などの犯罪が少ないとも言われています。
担任のない今は、子どもたちと関係が築けるよう、いつでもどこでもすれ違うたびにたくさんの子どもたちにあいさつをしてコミュニケーションをとるよう心がけています。そうすると日によって違いも判ります。「今日も楽しそうだな」「今日はうまくいかないことがあったかな」と子どもたちは素直に今の気持ちを表してくれます。そしてそこから生まれる会話もたくさんあります。
大半の子どもたちは毎度元気に挨拶が返ってきます。でも中には恥ずかしそうに会釈したり、時に素通りしたり・・・様々なリアクションがあります。人それぞれ個性がありますね。これからも子どもたちがもっている個性は大切にしながら、その子に応じた良好なコミュニケーションを探っていこうと思います。
(文責 校務主任)