道しるべ。
2023年12月7日 17時20分こんにちは、村瀬です。
今は少し落ち着いておりますが、先程まで暴風が吹き荒れておりました。
大量の落ち葉が空でくるくる踊り、砂ぼこりも舞い上がっておりました。
換気のため職員室も窓を少し開けておりますが、
そのせいでしょう、なんだか机の上がざらざらしております。
積もった書類の山に積もっていく砂。
このまま書類を覆い隠してくれればいいのに、と夢見る村瀬です。
ところで、東小学校では、
昨日今日と「芸術鑑賞会」が開催されました。
本校オフィシャルぶろぐ「本日のオレンジキッズ」に、
校長先生が写真付きで詳しく紹介しております。
ぜひぜひご覧ください。
今年度は、「劇団風の子」による、
「ギャング・エイジ」という劇を観賞させていただきました。
ここに内容を記すと、営業妨害になってしまいますので控えますが、
タイトルの付け方から、小・大道具や舞台の使い方まで、
実に様々な工夫が施(ほどこ)された素晴らしい劇でした。
大人も十分楽しめたと思います。
見ている子どもたちの表情(特に劇に登場した4年生)も、
なんだか目をキラキラさせて舞台を見ていました。
「夢見心地」だった子が大勢いたように感じます。
村瀬の教えてきた子の中に、
現在俳優を目指して、劇団で頑張っている人がいます。
その子も、芸術鑑賞会をきっかけに、
俳優を目指すことにしたと聞きました。
奇遇にも、
今回きてくれた「劇団風の子」の中にも、
東小の卒業生がいました。
彼が劇団に所属している理由は聞きそびれてしまいましたが、
何かを目にしたことがきっかけで、
現在その道を歩いているのかもしれません。
うらやましいことに、
子どもたちの行く手には、
数限りない「道」がのびています。
いろんなものを見たり、いろんなことを聞いたりして、
あっちへ行こうか、こっちへ行こうか、
迷う猶予(ゆうよ)が十分にあります。
何気ないことがきっかけに、
歩む道を決める、ということも、少なくないでしょう。
何を隠そう、
村瀬が現在学校で働いているのも、
中学校3年の担任だったO先生が、
「村瀬、先生むいてるんじゃない?」
という一言が、大きな要因となっています。
まあ、実際に教員になった後、O先生に報告したら、
「え?
なんで先生になった?
大丈夫?」
と、言われましたがね。
とにもかくにも、
今回の観劇が、
誰かの「道しるべ」になったような気がします。
それくらい、魅力的な劇でした。
「劇団風の子」のみなさん、ありがとうございました。
オレンジキッズに限らず、
多くの子どもたちの「道しるべ」となるよう、
これからも様々な場所で、
素敵な舞台を見せていただけたらと、願っております。
それでは、また。