いってらっしゃい。
2024年3月19日 21時05分こんばんは、村瀬です。
今朝、途切れ途切れではありましたが、
太陽を囲うように、虹が見られました。
ご覧になられましたでしょうか?
6年生の担任、T先生も見たと、嬉しそうに話しておりました。
そんな吉兆のような光景が日進市に広がっていた本日、
卒業式が挙行されました。
113名の卒業生が、
実に立派な姿で、
無事に巣立っていきました。
掛け値無しで、実に素晴らしい式になったのだと感じます。
卒業生の保護者の皆様、
職員一同、心かよりお祝いを申し上げます。
今日に到るまで、
各ご家庭で様々なドラマがあったことと思います。
それは決して、
楽しく、幸せな物語ばかりではなかったことでしょう。
苦しみや悲しみに滲む時間もあったのではないでしょうか。
ひょっとすると、今現在も不安を抱えている日々なのかもそれません。
しかしどうか今日ばかりは、
お子様がこうして、
無事に生きて、
門出を迎えられた。
そのことを手放しで喜んでいただけたらと願います。
それは、
実に当たり前のようで、
実はとても幸運なこと。
そう感じてやみません。
本日は誠におめでとうございました。
卒業生のみなさん。
式中のみなさんは、
とても素敵な姿でしたよ。
さすが、ですね。
いよいよ、新しいステージです。
この先、
笑顔満開の晴れ渡る日々が続いていく、
というわけには、なかなかいかないものです。
立ち止まったり、涙がこぼれたり、
まるで雨降りのような日々が、
時には訪れることでしょう。
だけど、そんな日々も、
大切なのだということを、
伝えておきたいと思います。
もちろん、雨降りの中では、
そう考える余裕もなく、
悲しみや痛みを強く感じるだけかもしれません。
だけど、
その悲しみや痛みを乗り越えたときには、
「たくましさ」が生まれます。
その悲しみや痛みを通して知る、
「優しさ」もあります。
みなさんの心が育つのは、
きっとそんな雨降りの日なのだと思うのです。
やがて雨がやんだとき、
きっとみなさんの心の中は、
「虹」を見たときと同じように、
希望で満ちあふれることでしょう。
だから、
晴れの日も雨降りの日も、
堂々と、胸を張り、
自分らしく、
歩みを進めてくださいね。
笑っては泣いて、怒っては落ち込んで、
たくさん心を動かして、
どうかあわてず、
大人になってくださいね。
卒業、おめでとう。
それでは、いってらっしゃい。
おっと。
なんだか村瀬らしくなく、
まじめなぶつぶつになってしまいました。
では最後に、村瀬らしく、
どうでもいい話を一つ。
村瀬は今日の卒業式で、
とんでもないミスをしでかしてしまいました。
さて、どんなミスでしょう?
答え合わせは、次、あなたと会ったときに・・・