相方にぶつぶつぶつ・・・。
2024年5月21日 17時26分こんにちは、村瀬です。
職員室前の植え込みの「サツキ」(たぶん)が満開を迎えています。
ついでに、名を知らぬ草たちも、
わさわさわさわさ生(お)い茂(しげ)っています。
気がつけば5月も下旬です。
夏の入口に立っている、いや、もうすでに入っている気候です。
いきなり、村瀬家の話です。
昨晩、娘まーがれっと(通称)がソファーに横たわっておりました。
父「これ、まーがれっとよ、
夕飯を食べたばかりで横たわるとは、
そなたは牛にでもなりたいのか」
娘「父上、お黙(だま)りください。
どうか構わずにおいてくださいませ」
父「むむむ・・・
そなたは湯船にもつかっておらぬではないか。
まずはばっちい身体を清(きよ)めてまいらぬか」
娘「父上、お黙りください。
どうかわたくしより5倍はばっちい自分自身を、
お清めになってくださいませ」
そばにいた相方も大きくうなずいています。
父「むむむ・・・」
父は唇(くちびる)を噛(か)みしめ、お風呂に向かったのでした。
原因不明のアレルギーにより、
鼻水が止まらず、のどもイガイガ。
その上、5年生に進級し、
学習面でも難しさを覚え、
スケジュールもより密となり、ヘロヘロ。
おまけに、交友関係でトラブルが起きたり、
通学団でもトラブルが起きたりと、
まーがれっと、疲労困憊(ひろうこんぱい)。
後ほど、
まーがれっとと同じ症状を抱えた相方から、
鼻声で教えてもらいました。
ゴールデンウィークが終わり、はや2週間です。
夏休みはまだ遠く霞(かす)んで見え、
運動会のような大型学校行事もそばに見当たりません。
加えて、学級にも慣れた子どもたちが増え始め、
子どもたちがふわふわした気分になりがちな時期です。
「魔の6月」という言葉が教育界では有名ですが、
学校生活で様々な問題が生じやすい状況に差し掛かっています。
その上、新しい環境に慣れようと気を張っていた疲れが出やすく、
さらには気候の変化もあり、
心身ともに不安定になりがちな頃でもあります。
これは、子どもたちに限った話ではきっとないでしょう。
子どもたちを支えているご家族のみなさんも、
疲労を抱えやすい状況にあるのではないかと推測します。
「はあ」とため息をついて、しゃがみたくなるとき。
「あーあ」と声を漏らして、寝そべりたくなるとき。
子どもも大人もきっと、そんな日があるでしょう。
村瀬なんて、毎日です。
抱えた「もやもや」がなかなか晴れず、
うなだれてしまう日々が続くこともあるかもしれません。
そんなとき、
「えいや」と気合いを入れて乗り越えるのか。
それとも、
のんびりと、雲が晴れるのを待つのか。
きっとそれは、
その子、その人に合った方法があり、
どちらも正解なのだと思います。
一つ言えるのは、
いつまでも同じ天気であることはない、ということです。
我が家のまーがれっとのように、
もしもお子様に疲れが見られたら、
しっかりと様子を見て、できたら話を聞いてください。
学校でも、各担任が様子を見たり、声を掛けたりしてはおりますが、
外では無理をして元気なふりをしていることもよくあることです。
子どもたちのために、
学校と家庭の双方から、見守って行けたらなと思います。
そして、みんなでカバーをし合いながら、
連休のない「魔の6月」を乗り切っていけたらと願います。
まーがれっとは、
相方にぶつぶつぶつと愚痴(ぐち)をこぼしながら、
今日も学校に向かったようです。
その中に、
「母上とわたくしのこの鼻やのどの症状は、
きっと父上のせいですわ!」
という、発言もあったそうですが。
まあ、少しでも元気になってくれればいいかと、
悔しさをぐっと飲み込む、父村瀬なのです。
それでは、また。