東の方でぶつぶつぶつ・・・

プロの教え。

2024年5月28日 17時16分

こんにちは、村瀬です。

ただいま、暴風雨が運動場を荒らしております。

 

まずもって、本日は保護者のみなさんに感謝申し上げます。

急な日程変更でしたが、

どのご家庭も子どもたちのため対応していただきました。

ありがとうございました。

 

お迎えに来ていただいた際には、混乱を避け、

間違いなく引き渡しできるよう、

保護者のみなさんには雨の中で待たせてしまいました。

また、オフィシャルページ「本日のオレンジキッズ」にも記しましたが、

教員間で情報がうまく伝達されておらず、

ご迷惑をお掛けしてしまったご家庭もありました。

誠に申し訳ありませんでした。

 

とにもかくにも、子どもたちが無事に帰宅の途につけたことに、

安堵している教員一同です。

ご協力、誠にありがとうございました。

 

それにしても、ちょうど一年前、

全く同じように緊急下校を行っていたこと、

覚えていらっしゃるでしょうか。

そのときは、今日の状況よりひどく、

高速道路の高架下が冠水し、

村瀬はおぱんつまでびしょびしょになった惨事(さんじ)が起きたほどでした。

(一年ほど前のぶつぶつ参照)

こういった危険な気象現象が確かに増えてしまいましたね。

 

ところで本日は、日課変更のばたばたに加え、

人手不足のばたばたに溺(おぼ)れていた村瀬です。

午前中はピンチヒッターとして、

水泳指導に付き添う時間もありました。

 

今年度も本校の水泳指導は「Oスポーツクラブ」にお願いしています。

これまた一年ほど前にぶつぶつしましたが、

さすがの指導です。

「餅は餅屋」「蛇の道は蛇」「海のことは漁師に問え」

なんてことわざの通り、

「水泳指導はプロインストラクター」

だなあと、改めて痛感させる時間となりました。

 

短時間ではありますが、

無駄のない指導や声掛け。

子どものタイプを見極め、

褒め称えたり、ズバリと指摘したり、

実に的確な対応。

その子その子に応じて、

技能を高めるために工夫してくださっています。

当然苦手な子もいるでしょうが、

どの子も最後まで頑張る姿が見られるのは、

その工夫のおかげなのだと思います。

 

生意気な話かもしれませんが、

村瀬、こう見えて、多少、泳げます。

背泳ぎ、クロール、平泳ぎなら、どうにかこなせます。

バタフライは、前に進めず、

ただただ溺れている人のようになります。

なぜ泳げるかといえば、

生意気にも小学校低学年の頃に、

スイミングスクールに通っていたからです。

 

ただ、ちびっ子村瀬は、イヤイヤ通っており、

すぐにサボろうとしていました。

学校で黒板消しが足の指に落下し、

本当は全然痛くなかったのですが、

少し赤くなっていたのをチャンスと思い、

「母上、ご覧ください、この親指を。

 赤くなっておりますでしょう。

 足に重傷を負ってしまいました。

足が痛くてバタ足ができませぬ。

 無念、実に無念ではございますが、

 本日は水小屋(プール)に行けませぬ」

なんて訴えて、母親にため息をつかせること度々でした。

まるで、デッドボールだったと、

赤くなった皮膚(ひふ)を審判に見せて必死にアピールする、

昔のプロ野球選手(H島のT捕手)のようなあんぽんたんでした。

反省しています。

 

完全に話が逸(そ)れてしまいましたが、

イヤイヤでも通っていたおかげで、一応、泳げます。

が、「泳ぐことができること」と、

「泳ぐことができるようにすること」は、

全くの別物なのです。

村瀬も水泳指導を何年も行っておりましたが、

ついつい、

「腕はバッと伸ばして、

 顔はガッと上に向けて、

 口はパカッと開けるんだ!」

と、感覚的にものを言ったり、

「あと少し、気合いだ、気合いだ、気合いだー!」

と、根性論を振りかざしたりと、

散々な指導を繰り返していた気がします。

 

インストラクターのみなさんの指導を見ていて、

なるほど、そういう風に教えていたらよかったのか、

と、何度も目から鱗(うろこ)がこぼれるとともに、

かつての自分の指導を猛省(もうせい)する時間となったのでした。

 

Oスポーツクラブのみなさん、

今年度もお力添えをいただき、誠にありがとうございます。

子どもたちのため、素晴らしい指導を、

どうぞよろしくお願いします。

 

それでは、また。