東の方でぶつぶつぶつ・・・

給食センターに行ったよ。

2024年6月5日 18時08分

こんにちは、村瀬です。

6月に入りましたね。

本日は30度近くまで気温があがったようで、

いよいよ夏本番といったところでしょうか。

 

さて本日の東小学校は、

朝からバタバタしておりました。

村瀬もいつも通りバタバタしており、

補欠を組んだり、(「補欠」という言葉については過去ぶつぶつ参照)、

様々な先生にお願いしたり、

それ以上の先生に謝罪したり、

舌を噛んで出血したりしている内に、

2年3組で行われていた「PTA絵本読み聞かせ」が終わっており、

悔しい思いをしたのでした。

(ボランティアのみなさん、今日もありがとうございました!)

 

それでも、今日は珍しく、

村瀬は3年生の校外学習に連れて行ってもらえる喜びがあったので、

どうにか乗り越えることができました。

見学の詳細については、

すでにオフィシャルページ「本日のオレンジキッズ」に、

写真付きで紹介させていただきました。

ということでこちらには、

それ以外のことをぶつぶつします。

いつも通り中身がないので、

引き返す方はこちらで幕を下ろしてください。

 

本日の見学は、「給食センター」と「日進市役所」でした。

他の地域に放出することは危険だという判断からなのか、

村瀬は教員生活の全てを日進市で送っております。

とても幸運なことですが、

日進市に閉じ込められて、かれこれ20年近くになるにも関わらず、

村瀬は初めて給食センターに足を踏み入れたのでした。

映像で確認したことはあったものの、

実際にその目で見て、

調理施設の規模や調理器具の大きさにびっくらこきました。

幸運にも調理(下処理)をしているところも目にすることもできました。

7、8人の方々が役割を分担し、

メロンを次々に一人分の大きさにしていく姿や、

1m越えの大きなしゃもじを使い、具材を炒めている姿を見て、

再びびっくらこきました。

野菜の裁断等、マシンを導入しているところも当然あるのですが、

ここまで「人の手」が必要とされていることに、驚かされました。

この作業を毎日、毎日、毎日、毎日繰り返していると考えると、

自然に頭(こうべ)が垂(た)れ、

合掌(がっしょう)していた村瀬なのです。

 

「本日のオレンジキッズ」にも記しましたが、

給食センターの方の一番の喜びは、当然かもしれませんが、

「残菜がない」ことだそうです。

これだけ苦労をして作った物が、

残された状態で返ってこれば、

猛烈に悲しいに決まっています。

 

村瀬が担任だった頃、

少しでも残菜を減らすために、

「残菜0パーティー」なるものを開催していました。

これは、残菜がなかった日が一定数になると発動し、

学級活動等でレクリエーションができる、というものです。

もちろん、アレルギー等を抱える子どももいますので、

無理はさせられません。

残すことも減らすことも許されず、

掃除の時間まで、

へたしたら午後の授業まで、

給食を食べさせられた経験のある村瀬ですが、

そんな昭和的指導は当然ながらできません。

「いいかね、きみたち。

きみたちを支えるために、

どれだけの命が給食に並んでいるか、

考えたまえ。

きみたちが給食を食べるために、

どれだけの人が関わっているか、

考えたまえ。

それを残すということは、

どれだけの命を、どれだけの労力を、

無にする行為なのか、

考えたまえ」

などと、心に訴えるのみです。

素直な子どもたちは、そんな言葉だけでも、

大きく変わります。

一体何回パーティーをしたことでしょう。

学習が遅れるというデメリットもありましたが、

命を無駄にしないということは、

それ以上に大切なことだと、村瀬は認識しておりました(現在も)。

 

農家の方、漁師の方、食材を準備する方、

献立を考える方、調理する方、運搬する方、などなど、

本当に多くの方の努力があって、はじめて給食をいただける。

それを支える無数の命があって、はじめて私たちは生きていられる。

そのことを常に心に留(と)めておいてほしいと願います。

そして、いつの日か、できる限り早い内に、

残菜量市内ワーストワンという汚名を払拭してほしいと期待します。

 

最後になりましたが、

給食に携わる全ての方々と命に、心より感謝申し上げます。

 

長くなりましたので、今日は口を閉じます。

次回「市役所に行ったよ」編でお目にかかりましょう。

 

それでは、また。