東の方でぶつぶつぶつ・・・

裏・修学旅行放浪記7〜平和っていいね〜

2024年10月16日 18時00分

こんばんは、村瀬です。

オフィシャルぶろぐ「本日のオレンジキッズ」に記したように、

6年生全員、無事に帰宅の途に着くことができました。

大きく体調を崩す子どももおらず、途中離脱もなく、

「全員」というところに、大変な喜びがありますね。

 

修学旅行の様子を紹介したり、

さらにはしょーもない瑣末(さまつ)な出来事をこうしてぶつぶつしたり、

村瀬はこの道中で、実に「20」もの記事をこうして残すことができました。

二日間で20ですよ。

なかなかの数でじゃないですか?

 

「村瀬、旅行中、相当暇だったんじゃない?」

きっとこの数を見て、こう思った人がいるに違いありません。

その問い掛けに対して、村瀬はこう断言します。

ええ、そうですよ。

担任の先生方に比べて、格段と余裕がある状況でした。

なぜって、とても平和だったからです。

何かトラブルが起きたり、体調不良者が現れたりした場合は、

こんな村瀬でも、

タブレットを放り投げて、助けに馳(は)せ参じる覚悟はありました。

しかし、なかったんだもの。

ないならないなりに、自分ができることを探す。

それが、情報発信、だったのであります。

担任の先生方や養護教諭のY先生、校長先生の頑張りと、

子どもたちの頑張りや優しさで創りあげた平和の上に、

ぶろぐやぶつぶつが成立していたのです。

これだけ更新させていただけたことに、

感謝感謝の村瀬です。

さて、最後に、

帰宅後の村瀬家の風景をお伝えして、

放浪記を完結させたいと思います。

 

父「皆の者、喜べ! 父が無事帰還したぞ!」

娘「おかえりなさいませ、父上」

父「父がいなくてさぞ不安だったじゃろう。

 もう案ずるでないぞ。

 大船に乗ったつもりでおるがよい」

娘「そんなことはどーでもよろしゅうございます。

 して、父上、約束の物は?」

父「はっはっは。そなたはせっかちじゃのう。

 父が約束を忘れるわけあるまい。

 米国の「落花生(らっかせい)」という漫画に出てくる、

 耳の黒い犬の鍵飾りであったな」

娘「左様(さよう)でございまする。

 さっさとお出しくださいませ」

父「父はこれを買うために、

 恥(はじ)を忍(しの)んで、

 おれんじきっずがーるに見つけたら知らせるよう、

 お願いしたのじゃ。

 そうまでして手に入れた貴重な物なのじゃぞ」

娘「父上、前置きはどーでもいいのです。

 早うくだされ」

父「仕方ないやつじゃ。ほれ」

娘「・・・」

父「どうした、そんなに鍵飾りを見つめて。

 ほほう、感動のあまり、言葉がつまったのじゃな。

 けっこう、けっこう」

娘「いえ、父上。

 これは、すでに持っておりまする。

 以前母上にいただいた物でございまする」

父「な、何を!」

娘「やはり父上に期待したわたしが愚かでした。

 父上よりはましですが」

父「む、無念・・・」

そんな昨年と同じようなやりとり(一年前ぶつぶつ参照)が繰り広げられた、

不穏な空気が流れる村瀬家の夜なのでありました。

ということで、

これにて修学旅行放浪記、

終幕でございまする。

 

それでは、また。